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白熊さん。お疲れさまです。楡井です。
改めてみると、すごいですねこのサイトも。歴史あるだけでなく、それを語れる者がいるってのが何よりすごい。続きませんよフツー。
たまさか変な拍子で決勝に顔を出す三文文士のケツにできたオデキみたいな小生ながら、歴史の一端に名を載せられたことを非常に光栄に思います。

『銀河の夏、ニッポンの夏』はちょうど“石川”から“吉川”楡井になる直前の作品。以降は代表作が書けてない、つまり吉川楡井としての代表作は未だ上梓できていないということにでもなりましょうか。あぁ、がんばれ。
思えば参加したての頃は、ブログ上で白熊さんに喧嘩をふっかけたこともありましたっけね。血の気が多かったんです。カルシウム足りなかったんです。若気のいたりです。お許しください。
とまぁ、そんなふうに色々と思い出されます。

当然のことながらおなじ第四世代の方々は印象が強いですね。オフ会で一度お会いしたことがあるからというのもありましょうが。高橋さんとか、お元気なんでしょうかね。四、五年前のこととは思えません。

さておき、私事ながら色々思うところもありまして、なんというか、純粋に、参加してきてよかったなと。短編史を眺めていたら顔を出さずにはいられませんでした。これからもずっと歴史に伴走していきたい気持ちもありますが、代表作になぞって言えば、まぁそれはまた別の話。


ところでeuRekaさん。前々からお聞きしたかったんですが、euRekaさんて福島出身なんですか? 震災(むしろ原発?)に対する想いがお強いようで。
かくいう私は実は(別に隠しちゃおりませんが)生まれも育ちも生粋の福島人でして、いつだかの作品タイトルで連呼された時にゃずいぶんと肝をつぶしたものです。面食らったという方が適当かな。
特に他意はなく、知ったところで同郷のよしみを喜ぶような性格じゃあありませんので、都合がよければ教えてください。


>>私の頭の中にある「文脈(世界)」や「言葉の意味」が311以前のものから変質してしまったのだから、私以外の人に対してもそのように訴えるしかない。

創作の上では社会より個人を重んじる私こそ独善的ですが、これはどうもいただけませんねぇ。批評家としての意思表明というより、読者としての自爆テロみたいだ。

>>古典作品にも読む価値はあるし、学ぶべきものもある。しかし「それを今あえて書く意味は何なのか」と思わず問いたくなる。

拙作はたいがい先行作品のパロディなので耳の痛い話だけれど、意味を付与するのは読者の役目であってほしい。私は作品に過剰なまでの意味を込めるけど、読者がそれらのうち半分ほどでも理解するのは不可能だと自覚している。その一方で、自分じゃ気が付かなかった意味を読者に見つけてもらった場合、至上の幸福だ。
古典作品はつまらない。いちおう同意する。時間をかけて研究しつくされた、書かれた意味の確認作業でしかないからだ。それ自体を愉しみとするならば、別にして。
読者の立場からすれば、作者にとって意味はないけど読者にとって意味がある、そんな作品が好きだな。




〉euRekaさん、こんばんは。はい、白熊です。長いことお世話になってます。コメントありがとうございます。北村さん、ツイッターのほうで紹介してくださったみたいでありがとうございます。今期は投票も投稿もしちゃったので時間持て余して遊んでます。
〉自分も参加するまでのことは知らないので、作品や票のコメントを見て感じたことから書いてます。一応、第10期がひとつポイントと思ったので、第10期に参加したかどうかみたいな感じで、第一世代と第二世代は線を引きました。第二世代と第三世代の間は、自分より前から参加されてたか一緒ぐらいからかってとこです。第四世代は、あの時は「千文字小節」からの流れ込みもあったし、ツイッターとかのつながりもできて盛り上がって、どっと新しい顔ぶれになった印象を持ってます。第五世代は第100期以降のそれからの世代って感じです。
〉作家名で見るのもおもしろいですね。言われてはじめて気がつきました。偶然ですが3.11は第四世代と第五世代のちょうど間になりますね。自分は身近なとこに住んでないこともあって、自分のなかでテーマになる題材じゃなく、書けないなーという印象です。どう書き出せばいいんだろ。そういえばeuRekaさんが書かれていましたよね。

〉またまた勝手に勝手に、代表作を挙げてみました。基本、得票数の多い作品を選びましたが、印象に残ってる作品や、特に好きな作品や、「この人はこういうのだろ」って感じで選んだのもあります。
〉これもご本人さんにとっては「代表作はそれじゃないよ!」って声が聞こえてきそうですが、独断と偏見からなので、はい、どんどん異論をぶつけていただいて結構です。ただ短編の作風というか、改めてここに並んべた作品を読めば、ここではこういうのが好まれるんかって分かったり、読むとうずうず書きたくなるようなのが並んでいるように思います。
〉一応自分はこんな感じで短編を見ています。

〉第一世代--------------------------------------
〉朝野十字「終末農園」http://tanpen.jp/63/16.html
〉曠野反次郎「地下鉄」http://tanpen.jp/11/17.html
〉宇加谷 研一郎「梅に猿」http://tanpen.jp/77/23.html
〉海坂他人「盂蘭盆」http://tanpen.jp/1/11.html
〉川島ケイ「ベーカリー・ストロベリー」http://tanpen.jp/12/15.html
〉黒木りえ「強盗」http://tanpen.jp/4/3.html
〉紺詠志「怪奇実話 鳥人事件の大真相」http://tanpen.jp/7/22.html
〉戦場ガ原蛇足ノ助「熱海と現実」http://tanpen.jp/70/17.html
〉西直「人形と人形遣い」http://tanpen.jp/61/9.html
〉るるるぶ☆どっぐちゃん「睡眠薬とジャスミンを入れ過ぎた、まるでくだらない冗談のようなアフタヌーンティーを飲みながら」http://tanpen.jp/35/19.html

〉第二世代--------------------------------------
〉qbc「メフィストフェレス」http://tanpen.jp/58/19.html
〉川野「回送」http://tanpen.jp/56/22.html
〉サカヅキイヅミ「丘」http://tanpen.jp/72/9.html
〉長月夕子「月下美人」http://tanpen.jp/31/9.html
〉三浦「うたかた」http://tanpen.jp/100/10.html
〉八海宵一「冬が溶けるとき」http://tanpen.jp/27/10.html

〉第三世代--------------------------------------
〉キリハラ「ウェルドイット!」http://tanpen.jp/86/31.html
〉黒田皐月「擬装☆少女 千字一時物語9」http://tanpen.jp/54/16.html
〉笹帽子「CP対称性の破れ」http://tanpen.jp/81/37.html
〉ハンニャ「愉快なメタルフレーム」http://tanpen.jp/48/28.html
〉ヒモロギ「原っぱの決斗 キツネ対メカダヌキ」http://tanpen.jp/41/25.html
〉もぐら「モノトーンメランコリ」http://tanpen.jp/49/8.html
〉わら「ボーイ・ミーツ・ガール」http://tanpen.jp/94/17.html

〉第四世代--------------------------------------
〉euReka「生意気なマキ」http://tanpen.jp/133/16.html
〉K「オタマジャクシ」http://tanpen.jp/79/21.html
〉salami「九龍」http://tanpen.jp/68/20.html
〉えぬじぃ「パソユタさま」http://tanpen.jp/80/21.html
〉金武宗基「チューニングとリズムを」http://tanpen.jp/85/18.html
〉高橋「愛のしるし」http://tanpen.jp/91/18.html
〉多崎籤「双子」http://tanpen.jp/81/23.html
〉彼岸堂「ふとん幻想」http://tanpen.jp/92/15.html
〉吉川楡井「『銀河の夏、ニッポンの夏』」http://tanpen.jp/99/18.html

〉第五世代--------------------------------------
〉Y.田中 崖「しき」http://tanpen.jp/116/12.html
〉池田 瑛「無人島」http://tanpen.jp/144/8.html
〉伊吹ようめい「或犬の一生」http://tanpen.jp/113/14.html
〉岩西 健治「トイレノ花子」http://tanpen.jp/143/1.html
〉霧野楢人「遥か」http://tanpen.jp/118/1.html
〉たなかなつみ「口さみしい獣」http://tanpen.jp/143/5.html
〉なゆら「マックシェイクと轆轤首の憂鬱」http://tanpen.jp/97/6.html
〉ハダシA「おれの50センチ間隔とおまえの50センチ間隔」http://tanpen.jp/108/1.html
〉まめひも「赤面家計簿」http://tanpen.jp/128/5.html

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