第82期予選時の投票状況です。18人より47票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
38 | 砂漠と雨の日 | euReka | 6 |
7 | 木戸中尉の決断 | えぬじぃ | 4 |
40 | 夏休み | 多崎籤 | 4 |
36 | 花火の夜 | 宇加谷 研一郎 | 3 |
37 | 預言者 | qbc | 3 |
2 | あたしジャスティス | アンデッド | 2 |
4 | アレ | 孝子 | 2 |
14 | おばけ | 鼻 | 2 |
18 | 『混沌の神の創り方』 | 石川楡井 | 2 |
28 | 雪山の夢 | クマの子 | 2 |
31 | 3という数字の秘奏性と虚造性と魔想性を考察するべくなされた一つの小さな空想譚 | 笹帽子 | 2 |
32 | 燃えあがる布団 | K | 2 |
3 | 自動記憶装置 | 虎太郎 | 1 |
5 | モトカノ | 壱カヲル | 1 |
13 | 幼稚な嫉妬。 | のい | 1 |
17 | 200Q | 金武宗基 | 1 |
20 | 成せばなる | てつげたmk2 | 1 |
21 | センチメンタル・スモーキング | ei | 1 |
23 | 分母の現実、分子のキリン | 庭師の守護 | 1 |
24 | 継承者 | 彼岸堂 | 1 |
25 | 水場で書かれた物語 | みうら | 1 |
26 | 腹の中 | 高橋唯 | 1 |
30 | 天才嫌い | 横田UMA | 1 |
33 | ぺんぺん草 | 銀冠 | 1 |
35 | テロリストという職業選択 | 黒田皐月 | 1 |
最後の台詞にはっとしたので。(この票の参照用リンク)
世界観を構成する素材にセンスを感じる。
個人的にすごく好きな作品。(この票の参照用リンク)
この砂漠感はすごい。その上に傘をさす少女とかその歌う歌とか、出してくるものがすばらしい。最後の一言はある意味予想通りだけれども、それを越える何かに惹きつけられる。(この票の参照用リンク)
絶望が下地にありそうな話なのに全体的に爽やかで心温まる表現がにくい。
どんでん返しとしては意表をつくものではないが、納得いく読後感だった。(この票の参照用リンク)
この手の世界観が好みですねー☆
いったん別世界へ連れてってくれて
また現実に戻してくれる感じで・・・
・・と・・私は思う。(この票の参照用リンク)
場面(シーケンス)が変わらないのが残念。
一度は、書かなかった作品を推薦したんですが、翻心
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あたま抱えた小説家?? でしょうか? 話を書かない作家ですね
*****
管理人: 北村曉 様、ご挨拶、タイミングを失って失礼いたしました。どうぞよろしくお願いします。(この票の参照用リンク)
素直すぎる文章で、こうも大きな『傷』に近い感情を持たせるのは凄いと思う。(この票の参照用リンク)
相変わらず綺麗に纏めるなと。
どうも日常的なものを描いた作品ばかりが評価されていますが、多分こういった話のほうが好きなんでしょうね。いつもより文章がいきいきしてる気がします。(この票の参照用リンク)
木戸中尉が撃墜しても原爆は爆発したのでしょうか?(この票の参照用リンク)
決断とは思えない決断に、ちがいない行為。ただ、発言(オピニオン)として欠ける視点? ――ではないでしょうか?(この票の参照用リンク)
ちょっとドキドキして、切なくて、さわやかで、夏の始まりと終わりのような小説。(euReka)(この票の参照用リンク)
この方の描く女性は何か可愛く思えるのですが、何故でしょうね。
やはり文章力でしょうか。(この票の参照用リンク)
丁寧にみずみずしく書かれていて読んでいるこちらが身もだえする。読者を試すかのような、作者からの豪速球。万人受けしがちな前作とは異なっても、個人的にはまだまだストライク圏内だ。(この票の参照用リンク)
前の優勝者だから厳しめにみてみたが、それでも一票を入れるべきだと思った。
思春期前のエロティックさが伝わってくる。タオルケットという小道具を使ったのもいい。(この票の参照用リンク)
素敵な日記ですね。
うちの窓からは毎年一回の花火が大パノラマで見えます。とてもうるさいので嫌いです。祭りも人ごみが然り。
でも知人と庭で食べるバーベキューは好きです。
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固有名詞の持つ力を借りているが、それを抜きにしても物語に力がある。スケールの大きい想像の世界に心地よく浸れる。(この票の参照用リンク)
今期は、この作品がいちばんよかったです。ユーモアと情感たっぷりの世界にはまりました。(この票の参照用リンク)
題材的にはちょっと、とか思ったけど、細かいところが味わい深い。(この票の参照用リンク)
「男は額の汗を拭いながらパフェの赤いチェリーを摘む。」
や、
「目を閉じて長く細い二本の人差し指と中指で唇の輪郭をたどる。」
というような視野のせまい描写のつみかさねが、このお話の雰囲気を微調整していることに注目しました。(この票の参照用リンク)
ポップな感じと切なさを併せ持っている
作品で好きです。
実際亡くなった大切な人への自分の気持ちも
わりとこうでありたいと思っている。(この票の参照用リンク)
問答無用の面白さ。
エンターテイメントとしての完成形。(この票の参照用リンク)
あれのパロディとしては時期的には出遅れてるんだけど、でもパワーがすごい。パロディと言ってもあの崩壊した文体を借りてくるのでなく、独自の雰囲気でやっているのもいい。ポテト最高っす、恥ずかしかったけどスマイルゼロ円です、とか、色々と笑わせるツボを心得た文章の挿入がうまい。今期一番のエンターテイメント。(この票の参照用リンク)
アレって、アレのことですよね?
もしかしてアレかな!
まさか、アレのことではないと思いますけど……
あれ?(この票の参照用リンク)
ひとは誰しもアレが好き(この票の参照用リンク)
お化けの説明はよかったです。母ちゃんて強いよね。(この票の参照用リンク)
まず、文字数いっぱいでありながら、とても読みやすかったです。
勢いとリズムもあってすいすい読めました。
主人公の必死さが伝わってきて、内容はシンプルなのに、とても楽しみました(この票の参照用リンク)
前半部分の流麗な文章から一転。物品の名称を連呼した中盤以降は嫌悪に近い読感で、上手く混沌を表現してあります。千文字なのでしかたないことなのかもしれませんが、詩的な終わり方では受け止めきれない重さだったのではないでしょうか。
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以下は推薦基準です。
なにをどう評価し推薦するのか。きっと読者の数だけ、それぞれであることでしょう。
私の基準は、主題やストーリーとか落し方など皆さんが要諦とする事柄は二の次三の次なのです。
最も注目したいのは「どのように伝えようと工夫しているか」「どう読ませようかと、どれほど頭を絞ってあるか」なのです。つまり文章そのものなのです。
そういう観点から推薦しました。(この票の参照用リンク)
程度の甚だしさや、物事の多彩さを表現するのに、言葉を列挙的にどんどん並べていく手法は童話によく見られるけれども、それと似た手法を子供向きでなく使っているのが面白い。また単に興味深いだけでなく、作品のかなりの割合を占める列挙部分が、積もり積もって独特の雰囲気を醸し出している。まさに混沌から何かが生まれそうな感じだ。(この票の参照用リンク)
読み応えがありました。よく練られています。不自然な句読点の打ち方は意図したものなのでしょうか。あまりに一般的でなく躓きました。これでもかという変換の嵐も追い討ちをかけ、逆効果でもったいないです。しかしそれらを差し引いても充分推薦にあたいします。ここまでの投票結果を見るに、なぜ評価されないのか疑問です。ここへ通って投票する方達と趣向が違うからなのでしょうか。やはり良い作品と受ける作品は別物なのだと、思い知らされるばかりです。
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以下は推薦基準です。
なにをどう評価し推薦するのか。きっと読者の数だけ、それぞれであることでしょう。
私の基準は、主題やストーリーとか落し方など皆さんが要諦とする事柄は二の次三の次なのです。
最も注目したいのは「どのように伝えようと工夫しているか」「どう読ませようかと、どれほど頭を絞ってあるか」なのです。つまり文章そのものなのです。
そういう観点から推薦しました。(この票の参照用リンク)
本当に大切なものは何かを、見つめ直したくなる小説。(euReka)(この票の参照用リンク)
なんで、と言われると困るんですけれど、楽しいですよね、こういうの。(この票の参照用リンク)
列車の走行音って、三拍子だと気づかされました。くりかえし言葉が効果的です。くびねずみを妄想の部分もよかったです。(この票の参照用リンク)
とっくに標準レベルを超えている作者だと思うので、遠慮なく感想を述べさせていただくと、もう、作者の文章力があるのはわかったので、今期の「幼稚な嫉妬。」のような、愚直さを読ませていただきたいと希望します。
この作品の最後に「なーんちゃって」と一文付け加えて、あえてこのナイーヴさを壊してしまう勇気があれば、さらに飛躍すると個人的には思う。
ま、勝手な感想です。
(この票の参照用リンク)
毛布でもベッドでもない、携帯するものでもあるし場所でもある布団をつかっているところに注目しました。(この票の参照用リンク)
完璧に作っては不備が出る、不思議です。
だが機械に意識を持たせたらまるで人間?
そして飼い犬に手を噛まれた博士の失望も感じました。すごいです(この票の参照用リンク)
男は懐かしい元カノが好き(この票の参照用リンク)
今期はこの作品にまいりました。(この票の参照用リンク)
今書かないと、もう書けない小説。(euReka)(この票の参照用リンク)
またそのオチかいwww でも今回は時間の遡り方が笑えた。
神速の巻き手www(この票の参照用リンク)
キャデラックへの感覚と傘への嫉妬が魅惑的でした。
雨から退散したら部下が来たのも私的には良かったです。(この票の参照用リンク)
むむ、毎晩TV見ていて、そのときだけは腹のそこから笑っていた。と、誰かのエッセイにありました。
おそらく、なぐさめ言葉とか生きがい芸術などは、買える値段でないと成立しないのではないでしょうか?(この票の参照用リンク)
ありがちといえばありがちな設定ですが、素直な文章で、変に凝ろうとしていないのでとても好感が持てました。
複雑な心情を言葉を尽くさず表現できているのが、すごいところだと思いました。
(この票の参照用リンク)
挿入句の波状攻撃にやられました。文章力は他作品とケタ違いだと思います。(この票の参照用リンク)
根底に流れる悪意と腹の中の肉の描写に。(この票の参照用リンク)
ものすごく自然に話が流れて、それで最後のどんでん返し。
主人公さんも驚いたことでしょうね。(この票の参照用リンク)
上手いの一言。
読んでいて草の香りが漂ってきそうだ。
個人的には今期ではずば抜けた作品だと思う。
(この票の参照用リンク)
文面から、作者様の力の入れようが窺われました。とても好感が持てる執筆だと思います。主題は主人公の心情の変遷だと思うのですが、背景に捉われすぎて軸足が薄味になっているのが惜しいです。
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以下は推薦基準です。
なにをどう評価し推薦するのか。きっと読者の数だけ、それぞれであることでしょう。
私の基準は、主題やストーリーとか落し方など皆さんが要諦とする事柄は二の次三の次なのです。
最も注目したいのは「どのように伝えようと工夫しているか」「どう読ませようかと、どれほど頭を絞ってあるか」なのです。つまり文章そのものなのです。
そういう観点から推薦しました。(この票の参照用リンク)