第18期予選時の投票状況です。15人より37票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
12 | 枚挙 | 戦場ガ原蛇足ノ助 | 5 |
5 | 浜辺の侵略 | Shou | 4 |
22 | 象と砂糖 | るるるぶ☆どっぐちゃん | 4 |
13 | 係長と私 | yui | 3 |
23 | 今から帰ります | 川島ケイ | 3 |
2 | 父のコーヒー | 宇加谷研一郎 | 2 |
11 | 朗読屋 | 江口庸 | 2 |
16 | (削除されました) | - | 2 |
1 | 窓際の麻由美 | 三浦 | 1 |
3 | 湯気の先 | raspy | 1 |
4 | 赤い糸 | 眞鍋知世 | 1 |
6 | マシナリ | 野郎海松 | 1 |
7 | 春の日 | 真央りりこ | 1 |
8 | 渦 | 長月夕子 | 1 |
10 | 朽葉色の方程式 | 朝野十字 | 1 |
15 | (削除されました) | - | 1 |
18 | 午睡 | cake | 1 |
19 | シクラメン | 海坂他人 | 1 |
20 | 内と外の活き | くわず | 1 |
21 | 石の街 | Nishino Tatami | 1 |
面白さが何日か経ってからじわじわと伝わってきました。面白さを説明するとなると難しいのですが。分析は他の人に任せるとして、そろそろ。(この票の参照用リンク)
文章は特にひねった所もなく、書かれている事そのものも分かりやすい。温かさの感じられる話で、よかったと思う。言葉を節約するという発想は、言葉による表現を意識的に考えている人ならではと思われ、それに感応するのは当方もそうだからかも知れない。(この票の参照用リンク)
言葉を節約するというアイデアがいいです。その節約する様子がもっとうまく描けているとよかった。(この票の参照用リンク)
最後の一文がすごくいい。冷た過ぎず優し過ぎず。私と彼の距離感を心地良く感じました。(この票の参照用リンク)
一覧表示にして全部一気に読んで、読みかえしたいと思えたのがこれだけ。(この票の参照用リンク)
テンポがよく落語のようで楽しめました。(この票の参照用リンク)
勢いだけなんだが、もうしょうがない。面白い、ただ言葉通りに面白い。ひさしぶりのオバカ系秀作。(この票の参照用リンク)
安易で面白い。
読めない。(この票の参照用リンク)
悪い意味でなく、単純に楽しめました。(この票の参照用リンク)
「あまぁい」にやられました。民衆って、民衆って……! この科白はちょっとズルい気がするもののノックアウトされたんだから潔く1票。「牙は駄目だよ? → ああっ」の流れもよいです。(この票の参照用リンク)
徹頭徹尾寓話として機能しているわけではないと思うが、まあ、きちんと閉じていない点も含めて、現実もこんなもんよね。(この票の参照用リンク)
こういう言葉遊びは好きです。その軽さと、ちょっと捻くれたような視点がツボ。「あまぁい」にハマった。(この票の参照用リンク)
私は「エレファン党」の方がいいような気がしますが、両政党によって支えられた完結的な世界が美しい、と感じました。(この票の参照用リンク)
よく出来ている。ロボットということを結局明かさずに、伏線を張りながら進めていく手際もうまいし、「好き」という単純な言葉を繰り返していく辺りに、異類の哀しみのようなものを漂わせている。全く描かれていないこの係長の思いすら想像させるようである。(この票の参照用リンク)
久々のショートショート系の秀作。展開が上手い。驚きがあり、それでいてあくどくなく、どこかノホホンとした優しさ。待っていた才能。(この票の参照用リンク)
じっくりとオチをつけるやり方がうまいと思いました。キレではなくコクで勝負な感じ。あと、儚く笑う係長がちょっと可愛い。うまいなぁ。(この票の参照用リンク)
わずかな字数にも関わらず深い設定にまずびっくり。
切り取った物語の中に遊びもあって楽しめました。
タイトルも印象的です。タイトル、中身、共にセンスいいですね。(この票の参照用リンク)
ああ、男って奴は馬鹿だな。こういうとこあるよな。
さすがに実力派の常連様だと唸らされた。
引き出物のペアグラス。私はいらねぇと思うような物しか
貰ったことはないし、フランス人と付き合っていた彼女も居ない。
そんな私でも共感してしまうのだから小説というものは面白い。(この票の参照用リンク)
タイトルはいい。内容はどうでもいい。(この票の参照用リンク)
一番好きな作品。
木訥で温もりがあり、心に残りました。(この票の参照用リンク)
素直に良い。情景が浮かぶ。
私に主人公と重なる部分があるだろうか
今回一番好きな作品だ。(この票の参照用リンク)
今期はどれもバリバリだった。その中でも特にこの作品のバリバリ感は、半端じゃあなかった。壮絶だなあと思う。(この票の参照用リンク)
小説はすべてパロディでしかありえないと誰かが言っていた。その意味で今回はぎりぎりパロディとして成立しているのじゃなかろうか。舌鼓はくそ真面目な大河ドラマの要約みたいだったし、蜂はナンセンスに振れすぎてかえって面白さが毀損されていた。パロディには本歌の感触が蘇る程度の構成上の生真面目さとそれを笑いに転化する強力なナンセンスとのバランス感が必要だろう。私的には今回初入選です。おめでとう。(この票の参照用リンク)
ディテール小説。とにかくディテールに魅力があり、小粋。ダンディ。スカシてるが、イカシてる。(この票の参照用リンク)
一点の曇りも無い、よく磨かれたグラスのような小説。それを喜ぶか物足りないと取るかは、気分次第かもしれない……というくらい微妙な問題。(この票の参照用リンク)
進路調査に反発する学生が丁寧に描かれていて、最後もさわやかで良かった。(この票の参照用リンク)
個々の物事に対してのアバウトな捉え方と行の空け方が、湯船に浸かっている時の緩い思考をよく感じさせてくれました。(この票の参照用リンク)
最後の「ごめんね」が悲しすぎます。(この票の参照用リンク)
長いものを書き馴れている作者さんらしく、一場面を切り取ったような感じ。もう少し説明を端折ってしまった方が、より奇麗な切り口に見えたかもしれない。(この票の参照用リンク)
会話だけで説明なしに状況が分かるのがうまいと思う。
空に昇っていった声が切ないけれど、これで良かったんだとも思えて、「春の日」というタイトルが妙に印象に残りました。(この票の参照用リンク)
雰囲気が好き。
寂しい。(この票の参照用リンク)
今回はどれも面白かった。その中でも特にこれは、昔のSFが好きな人にはたまらないのじゃあないでしょうか。(この票の参照用リンク)
女と迷いましたがこちらで。作者さんはあまり好きじゃあないらしいけれど、これ、きちんと書けていると思うけれどなあ。(この票の参照用リンク)
今回一番迷った作品。
何よりまず文章が幼い。
もう少し頑張れる余地があったのではないかと思える。
が、昼寝時のぼんやりとした夢心地という気分は伝わってくる。
もし意図して幼く書いたのならスミマセン。(この票の参照用リンク)
シクラメン好き。(この票の参照用リンク)
多くの票は集まりがたい作品であり、おそらく予選は通らないだろうと思う。そうと知りつつ票を入れるのは無駄ということになるが、票の入る作品を当てるのが目的ではない。
私としても、隅から隅まで理解できたとは言えず、本当にこの作品を支持していいのだろうかという、冒険的な感じもある。最後の方になると特に、もう一歩で独り合点に陥りそうな表現が見られるが、私は寸止めと判定した。(この票の参照用リンク)
なんとなく粋でおもしろい(この票の参照用リンク)