第18期予選時の、#11朗読屋(江口庸)への投票です(2票)。
今期はどれもバリバリだった。その中でも特にこの作品のバリバリ感は、半端じゃあなかった。壮絶だなあと思う。
参照用リンク: #date20040207-221005
小説はすべてパロディでしかありえないと誰かが言っていた。その意味で今回はぎりぎりパロディとして成立しているのじゃなかろうか。舌鼓はくそ真面目な大河ドラマの要約みたいだったし、蜂はナンセンスに振れすぎてかえって面白さが毀損されていた。パロディには本歌の感触が蘇る程度の構成上の生真面目さとそれを笑いに転化する強力なナンセンスとのバランス感が必要だろう。私的には今回初入選です。おめでとう。
参照用リンク: #date20040207-094711