第32期予選時の投票状況です。16人より37票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
6 | 荒物屋の怪 | とむOK | 7 |
26 | 人間の条件 | るるるぶ☆どっぐちゃん | 5 |
12 | 白き魔物 | Tanemo | 4 |
21 | 道の途中 | (あ) | 4 |
2 | 白い4人の女 | 桑袋弾次 | 3 |
22 | スノードロップ | 江口庸 | 3 |
11 | 姉がしてくれた話 | 長月夕子 | 2 |
14 | あのころ | qbc | 2 |
4 | 一瞬 | 日高 奈々 | 1 |
5 | 鴉(カラス)の街 | 八海宵一 | 1 |
9 | 氷の惑星 | 朝野十字 | 1 |
10 | そこに雨が降る | 神藤ナオ | 1 |
13 | 魔王 | 沙海 素 | 1 |
15 | 手術 | たかぼ | 1 |
27 | 十五世紀の円形劇場 | 曠野反次郎 | 1 |
昭和風情には和みます。いつも心に、釘を打てる物置の柱をって感じですね。(この票の参照用リンク)
最後に子供が出てきたのは個人的にはあまり好みの展開ではなかったですが、そこまでは上手い具合にスムーズに運ばれていたと思います。(この票の参照用リンク)
代々受け継がれていく物としての「雑巾おばけ」がとても良かったです。嫌味のないメッセージ性とほのぼの感が、成功していると思いました。(この票の参照用リンク)
とても、面白いと感じました。オバケがかわいいです。(この票の参照用リンク)
無理の無い話の運び方といい、内容といい、良かったと思います。(この票の参照用リンク)
雑巾のようなオバケがかわいい。それに、主人公が古い釘を一緒に貰ってきて、柱の節穴に刺してオバケの安住の場を作って上げるところの優しさもいい。(この票の参照用リンク)
時間の経過がなだらかで心地良い。イメージの良さ。(この票の参照用リンク)
ケチのつけどころもございません。すっきりいただいてしまいました。(この票の参照用リンク)
おもわず書き写してしまった。(この票の参照用リンク)
ああ、もう万歳ですよ。降参です。(この票の参照用リンク)
<いつの間にか俺は弓矢を握っていた。>
寓話性を物語内部における現実に、いかにして引き寄せるか。
<いつの間にか>ってことはないだろう、弓矢なんだから。
<美味しいね>
<でも美味しかったよ>
夫婦は力ずく、寓話性をねじふせる。
会話部分を地語りで描写したら、どんなねじふせ方ができるんだろう。(この票の参照用リンク)
やっぱりこれでしょう!
悔しいくらいに面白い。(この票の参照用リンク)
実は人間ではなかったというオチは驚きではありませんでしたが、全体的な雰囲気が良かったです。(この票の参照用リンク)
勢いに一票。(この票の参照用リンク)
構成が良かった。(この票の参照用リンク)
兄弟が人間と思って読んでいたが、そうではなかった。イノチは命を貰うことで繋げていけるものと、改めて思えた。(この票の参照用リンク)
会話と主人公の心中との書き分けのさじ加減なんかが大変上手いなあと思います。(この票の参照用リンク)
これは映画のワンシーンになると思いました。まあ、映画にしたらこの良さは抜けてしまうような気がするけれど。(この票の参照用リンク)
おもしろいから好きだからうまいからではなく、消去法と作者への期待をこめた投票。次はもっと羽目をはずしてください。(この票の参照用リンク)
個人的にすごく好きな話でした。(この票の参照用リンク)
絶妙な「きゃっ」に一票投じたいと思います。(この票の参照用リンク)
白い4人の女のリズム感と、背中にいる小説家の哀感が、ちょうどよいバランスで大変楽しめました。(この票の参照用リンク)
主人公の男が、家畜人のようで面白かった。(この票の参照用リンク)
文体と内容が合っているように思いました。淡々と語られる世界の中で、ドロリとしたものと、清らかなものが、嘘っぽくなく表現できていると思います。(この票の参照用リンク)
#22 スノードロップ
じんときました。これは言うまでもなく純愛もの。ラストで男が冷めたという感想がありましたが、老婆の言葉を思い出す結末にそのような解釈の余地はありえません。(この票の参照用リンク)
まともじゃない。まともじゃないからこそ。「笑わせて泣かす」がある。物語。
『一瞬婆さんが来るような気がした。』が素晴らしい。(この票の参照用リンク)
ひらがな羅列が決して読みにくくないところがよかった。(この票の参照用リンク)
牛とコオロギの大きさの差があるはずなのに、同じ目線で書かれたお姉さんの物語がとっても優しい。最後のお姉さんの姿はかなしいね。(この票の参照用リンク)
ふつう「肉まん」だろうと思っていた者は、「肉マン」という表記に戸惑いを覚える。
「肉マン大会」って、ちょっとやらしい。「その処理に困った肉マン大会」って。
「むっ、と鼻腔の奥の粘膜を強く鋭く刺激する」「肉マン」って。
「肉マンの分厚い、ふかふかの生地」って。
明日からピザマン大会で本当によかったなと思います。
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素直に笑った。ちゃんと笑いが書けるってのはいい。(この票の参照用リンク)
文の繋ぎ方が善い。(この票の参照用リンク)
いつも以上に固い感じで淡々と書こうとしていたようで、丁寧な感じがよかったかなと思います。言葉一つ一つはあまり親切ではない気がしますが、なんだか苦もなく最後まで読めました。(この票の参照用リンク)
初読からしばらくたってみても、「これからモールに行こうよ。地球フルーツを奢るよ」 の一文は楽しい。(この票の参照用リンク)
彼の寂しさを救いたいのに救えない妻の悲しみ。最後の一文に参りました。(この票の参照用リンク)
魔王はその後、どうなってしまったのでしょうか?(この票の参照用リンク)
伝えたいことがいまいち分かりにくかったんですが、個人的には好き。(この票の参照用リンク)
この法螺話は最高だった。“幕だ! 幕を引け!”“閉幕と書いてカーテンフォール!”と叫びながらも、物語がその言葉と裏腹に発散していく様に思わずのけぞってしまった。(この票の参照用リンク)