第88期予選時の投票状況です。11人より26票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
5 | 「熱いキスで終わるくだらないハリウッド映画を観たい。すごく観たい」 | もぐら | 3 |
19 | ニューデイニューライフフォーミー | qbc | 3 |
14 | 彼女の世界 | くわず | 2 |
17 | 東京駅に似ている | 宇加谷 研一郎 | 2 |
21 | 転校生 | 鼻 | 2 |
23 | ひかり | るるるぶ☆どっぐちゃん | 2 |
24 | ロストフの虎狩り | えぬじぃ | 2 |
27 | 折れても二人 | キリハラ | 2 |
2 | 『体液を切り売りする子ら』 | 石川楡井 | 1 |
4 | 10時10分小鳥を捕まえるように | 糸原太朗 | 1 |
6 | 鳩時計の旅 | 狩馬映太郎 | 1 |
11 | 早苗と悟の白い杖 | 高橋唯 | 1 |
15 | バイオTV 第79回『ナメてはいけない』 | 謙悟 | 1 |
16 | 今年もBC1999AC2013DC4010 | 金武やましく宗基 | 1 |
20 | 幻想終末録『宵闇』 | 彼岸堂 | 1 |
25 | 戦場で | euReka | 1 |
臆病になるってことが繊細に描かれていたので(この票の参照用リンク)
くだけた文体に少しばかりのわざとらしさも感じたけれど、その効果は充分にあったと思う。(この票の参照用リンク)
言葉の組み合わせが考え抜かれていて、読んでいて気持ちがよかった。特に一つの完結したストーリーは無いようだけれども、ある気分を濃厚に醸し出すことには充分に成功していて、不安とか期待とか名づければきっと壊れてしまうに違いない、その気分はこの形でしか捉えられない、非常に繊細なものであると感じられた。(この票の参照用リンク)
冷めた文体。非常に感覚的な内容。
「異世界」というのがよくわからないが、とにかくすごい。(この票の参照用リンク)
人工的な小説さとでも言うのでしょうか、いかにも小説っぽく仕上げたぜ、という感じのものを読んで楽しいと思う精神状態のときがたまにあって、今月はそんな時期でした。(この票の参照用リンク)
夜目覚めて、あるいは明くる朝、そこに死んでいない夫がいても、やはり朝を迎える前に死んでしまった夫の可能性があって、そういった可能性の坩堝の中で自分はその中の選択肢の一つでしかないと思ってみると、絶望とかいう感傷的なものではなく、いっそ死んでみたくなるのかもしれない。
死んでみたくなることと、「私」がくどく(作品中は2回だが)言う「記録した」という念仏も、同じなのかもしれない。
初読では、票を投じようと思ったのは本作のみだった。(この票の参照用リンク)
単純に好みです(この票の参照用リンク)
相変わらず言葉の選択が尋常でない感じですが、この作品はまあアリかなということろでバランスしているように感じました。(この票の参照用リンク)
個人的には、前作からの何ものかを引き摺るのはヨシとしないのだが、よくよく読んでみても、本作はこれのみによってもいい作品だと感じた。
が、「けん玉をする少年」は結局思わせ振りなだけ(何かを象徴しているにしても、そうとしか映らなかった)で、幾分げんなりする。(この票の参照用リンク)
連結なしの言葉が、つながって流れている。ストーリ展開に言葉を消費していない印象、強く残る。(この票の参照用リンク)
ちょ、そらいじめられるわ、「僕」。独善的過ぎ。全然回り見えてないし。友達にはなれん。
いや、すでにいじめられすぎて同類を求めていただけだったのか。
何が巧いとは思わなかったが、なんか逆の意味でスカッとしたので。(この票の参照用リンク)
今期で二番
読んでいて嫌な気分になる作品だけが、ひどく印象に残る
こういうのも小説として優れているということじゃないのか(この票の参照用リンク)
流暢なことば。すき。(この票の参照用リンク)
こういう作品を読むと、いかに文章というのが結局のところ何を書くかでも、どう書くか、でもなく、どう生きてきたか、どんなヤツなのか、ということに尽きるかがわかる。
対抗作品がないかぎり、いつでも投票したい。この人の作品は全部読みたい、と思える。しかし……金武作品のかっこよさを私はとりますけどね。(この票の参照用リンク)
これももぐら氏の作品(題省略)と同様、私にとって一つの文体が感じ取れた作品であったので票を入れる気になった。大きなお話の枠というか、筋道は今ひとつ理解できないのだが、この世界の中で何が起きているかは目に見えるように書いてある。単純に言えば描写だが、文章をこういう風に組み立てるというのも一つの技術であって、並大抵のことではないと思う。もっと長い作品を書く場合など絶対に必要になる。(この票の参照用リンク)
虎とタイガーの流れが、どうなるか? とおもっていたら、火縄銃で作者の意図がパッと伝わってきた。それが、とても、おもしろかった(この票の参照用リンク)
あれ?って間に終わってしまったのがよかった。(この票の参照用リンク)
今月はこれが一番良かった。(この票の参照用リンク)
内容はともあれ、技術を感じたので(この票の参照用リンク)
今期で三番
普段は500文字いってない作品に票は入れないが、これは特別
教官の言葉がとてもよかった。いい掌編を読んだという読後感を与えてくれる(この票の参照用リンク)
今期で一番
一万日の使い方に感心した。自分も一万日目になにかやりたい(この票の参照用リンク)
いろいろ問題もあると思うのだが、まじめに〈小説〉を書こうとしている所に好感を覚えた。余計なお世話であるが、まずタイトルと内容の連絡がどうかと思った。たぶん一人称の語り手「僕」が悟に当るんだろうけれども、ちょっと次元の違うタイトルの付け方になっているかと思う。タイトルだけ三人称客観ってどうなのかということである。問題ないんだろうか。
通勤通学の途上、まったく赤の他人なんだけれどもいつしか顔見知りという関係は確かにあるものである。そういう間柄で何か新しい関わりが生じるというのもあり得るが、一方で無遠慮にもなりかねず、そこをこの作品は視覚障害者という属性によって特別なものにしたといえる。この女性と早苗と悟との日常的な関係がもっと窺えるとよいと思ったが、掌編では仕方のないことであろう。(この票の参照用リンク)
一度だけ泣ける。アイデアおもしろかった(この票の参照用リンク)
かっこいい……。
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とくにすごい! というわけではなく、ホッとして読める。これはなんだろう? またいつか読み返したい作品のひとつ。今期はあと3つくらいそんな作品がありました。(この票の参照用リンク)
プルートー
ピアノの練習だよのせつなさ
級まではいかないが ナウシカ系のなんたらかんたら
なぜそこまでのせつなさ級までいかないのかは悲惨さの抑制が足りないから
若さでの怒りと正義感
悲惨一辺倒でとまあ1000では難しいけど
いつもこんなトーン
雷鳴がただの雷鳴だったらまだ意味が変わりました。
無理にオチつけなほうがボワーンと広がるな。
ころしたがりやさん。(この票の参照用リンク)