第117期予選時の投票状況です。16人より43票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
5 | インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア | わら | 7 |
14 | 密閉信仰 | 朝飯抜太郎 | 5 |
17 | 猫川俊太郎の死 | euReka | 5 |
4 | Three-way deadlock | だりぶん | 3 |
6 | ボタン | しろくま | 3 |
15 | 『波濤の娘』 | 吉川楡井 | 3 |
3 | 行進 | 山本高麦 | 2 |
7 | 2005年11月25日1:11 | qbc | 2 |
8 | あくまとあくま | 食べかけ | 2 |
9 | パレード | こるく | 2 |
10 | 息子 | なゆら | 2 |
16 | 落としもの | 伊吹羊迷 | 2 |
1 | 神信 | 飽人 | 1 |
2 | セキララ・ライフ | 乃夢 | 1 |
11 | DuihitZ | 金武 | 1 |
12 | 五時二分 | 皆本 | 1 |
13 | 選 | ロロ=キタカ | 1 |
今回もにやつきながら読ませていただきました。じわじわ面白い。(この票の参照用リンク)
どうも、なゆらです、また全感想書いてます。
語りのリズムを崩さずに最低限の情報を示してうまくまとめました。
すごくすんなりと読めるし、まるでヴァンパイアっぽくもないヴァンパイア像がはっきりと浮かび上がりました。
豊かな読後感です。(この票の参照用リンク)
ヴァンパイア、好きだから1票。言われてみれば、確かに日本は完全に太陽を避けるのは難しいかもしれない。ヴァンパイア、大変だな〜。なんて思ったり。(この票の参照用リンク)
あっさりしてるな、というところが不満と言えば不満だが、十分面白かった。(この票の参照用リンク)
「三百年かけて、佐賀県横断しただけだよ。」が凄く良かったので。
最後の尻切れとんぼ感は狙ったものなのかもしれませんが、少し物足りなく感じました。(この票の参照用リンク)
素直に面白い。ややこしいメタファ分析など要求せず、さらりと読んでからりと楽しめるのはさすが。
しかし改行をいれないのはなぜだろう。ここまで読みやすい文章にしているのだから、ぜひいれてほしかった。(この票の参照用リンク)
現実内非現実コメディ。
まず、シリアスな作品群の中の笑いを誘う作品には、一種の爽快感を感じざるを得ない。コメディーの格調はかくあるべし、といったところ。
今作者の安定した情熱を感じたので一票。この方が短編集を出したら買う。いや買わないか。(この票の参照用リンク)
「可能性を密閉する。希望はそうやって生まれる。」がよかったです。
ただ、彼が奥さんを入れるに至ったエピソードがぼんやりとしていてもどかしかった。奥さんと「俺」の関係とか? 文字数的には難しいかもしれないけど、結果だけでなく過程を入れてほしい。欲を言えば、彼が実際にどういうふうにどういう顔で奥さんを入れたかが読みたい。(この票の参照用リンク)
あぁ、缶詰にしちゃったんだ……(この票の参照用リンク)
ちょっと荒っぽい気はするものの、話の筋としては楽しめた。(この票の参照用リンク)
男が缶詰好きな理由の説明が上手でした。
オチは明確に書かず、匂わせる位にした方が不気味さが出たんじゃないかなーと。(この票の参照用リンク)
あと一票どうしようかと思ったんですが、こちらに。
男の後ろの戸棚に並べられた空気の缶詰って描写が男の神経質さを上手く表しているように思えてよかったです。
ただオチはちょっと安直過ぎる気もしました。奥さん缶詰に入ってたら腐敗臭とか凄そう。(この票の参照用リンク)
ありがちのこんにち的なつまらない時事的な話だと思ったのですがどうしてどうしていい話に仕立て上げられて居ると思いました。方言のくだりとか鼻持ちならない自慢話や田舎を馬鹿にした話とか想像したのですがそんな事無かった。最後は猫と人間の会話ですか?そつなくまとめられているかと。(この票の参照用リンク)
文章のリズムというか現実と幻想の混じり方がうまいと思った。
こっちも震災関連だけど、個人の物語の方が、僕は読みやすかった。(この票の参照用リンク)
「子宮を縦に切り裂くジッパー」がよかったので。
ずっと囚われたままでいるつもりだろうか。その是非はわからないが、俺個人としては、とても残念に思う。(この票の参照用リンク)
私も、猫になりたい。(この票の参照用リンク)
これー(この票の参照用リンク)
読みやすく、話はわかりやすい。最後の描写から勝手に想像できるのもよいと思った。(この票の参照用リンク)
今回、全体に、今書くことの意味を感じない、すこし散漫ないんしょうで、それでは、推敲したなと、感じる作品を選ぶことにした。
推敲といっても、まず、アイデアがあって、それはストックか、
抑えきれない真情か、歩き方のようなフォーム人格か? いろいろだろうが、ま、ストックから、書く範囲を切り出して、書いてみて、見直した感じがある作品はやはり、面白い。
あくまで、受けた感じ、印象であるから、本当のところは作家しかわかるはずも無い。……が、まあ、すいこうしておもしろくなった。そんな感じの作品。
なにか、三角関係の、じゃんけんポンでも、あったのだろうか??(この票の参照用リンク)
中盤までの展開がわくわくする。掌編小説でこれほど盛り上げられるのはなかなかのもの。
結末が唐突すぎるところだけが不満だが。(この票の参照用リンク)
今回、最後まで読めた唯一の作品である。これといって興味を惹かれる内容でもないのに、文章の心地よさだけで読まされてしまったという感じ。あるいは、物語の内容を出来るだけ削ぎ落とすことで、逆に文章の心地よさを生み出そうとしたのか――新しい発見があったので、一票。
(euReka)(この票の参照用リンク)
最後甘ったるいのが趣味じゃないけど、くどくならず心の動きがきれいに流れて感じられて美しい(この票の参照用リンク)
……と、だけ打ち返して。
……すぐに階段をかけおりた。(何とかいてあったかは読み直していないが、駆け下りた感じが印象だ)
……ぽち、とはなを押した。 タイプしたことが、ちょっとズレテ感ずる、ほほ染める。タイプ音。(この票の参照用リンク)
描かれているイメージがどれも好みでした。あと必然性が高いというか、文章が書かれるべくして書かれたみたいな説得力を持っていてすごいと思う。
最後の流れとか、なんで「勇敢なあの子」なんだろうとか掴みきれてないところもあるんですが。(この票の参照用リンク)
神話的雰囲気がすごく良かった。よくわからない部分が多いけれど、震災がテーマだと思った。ただ現実の震災を思い浮かべると、この力強い文章さえ弱く思えてしまった。(この票の参照用リンク)
これと(この票の参照用リンク)
『息子』も良かったのですがこちらに。
なんか好きなんですこれ。理由書けなくて申し訳ない。(この票の参照用リンク)
物語性を塵のように扱う昨今、きちんと楽しめる物語になっているところを評価したい。
回想部分を口に出したのか心の中だけに収めたのかわからないあたりもいい。
ただ句読点の奇妙な使い方が気になった。普通読点に『,』を使うなら句点も『.』にするものではないか。(この票の参照用リンク)
こういった作品を文学だと、いや本当は何が書いてあるのか分からないんだ、というのが怖くて、こういった作品を文学だと、視覚の汲み取りにも近く、「約」〜「よ。」までを1枚の絵のような捉え方で、固まりがのしかかるような鈍痛、よう分からんというのが本当は怖い。(この票の参照用リンク)
最後が結構耳に吐息を感じる様な終り方でしたが、結局作者は自分が言われて居ると思って居る幻想をまるで読む者が言われて居る様に感じる様に仕立て上げているだけだと思いました。でもそれにしても中々とうかんし出来る作品では無く実験的な感じの口吻がいい感じで結実して居ると思いました。(この票の参照用リンク)
面白いよね、物語としてストーリーがあって、それだけで成立するぐらいの面白さよ。
ドキドキしたし、物語が進むうちに、タイトルを見返して気付いてきて、
っていう楽しさ、これぞショートショート。きっちりと考えてあって好感を持てた。(この票の参照用リンク)
どっちが悪魔かって話でしょうか……。ラストなんとなく、そうだよね〜、と思ったので。(この票の参照用リンク)
幻想的な作品で夢の中身を作品にしたのかと思いました。いづれにしてもうまく小説としてまとめられているのではないでしょうか。(この票の参照用リンク)
情景が円滑に流れていて、詰まることなく読める。ゴール地点に明瞭さを感じられなかったが、それは意図したものとも思える。(この票の参照用リンク)
だからといって分かる言葉で書けば安直に受け入れ安いが、そこは泥沼で、それも底なし沼で、独白かと読み続ければ、ラスト5行のスピード感覚に救われ、しかし、海賊船の船長はジョニーデップかルフィーしかない。(この票の参照用リンク)
純粋に楽しめました。文章に力がある。
後半の羅列部分はちょっと雑なんじゃないかと思いつつも、面白かったのでおっけーです。(この票の参照用リンク)
落としもの、 ……が、なんだかわからないのだが、何かのアイデアが在って、初めて私服の少女をみる? この辺、説明不測、不足、付則、俯測だが、虹がきらめくのだから初恋か、そのあたりだろう。
とすると、少女はちょっと大人でいじわるで、父親にも、少年にも緊張させて、それをみてる。ときめいている。(楽しんでいるといったら意地悪い見方だが)
はて、なにがおとしもの、なんでしょう??(この票の参照用リンク)
わかりやすい。ただし結末を生かすために、もう少し途中で手がかりを添えてはどうだろう。(この票の参照用リンク)
参加賞(この票の参照用リンク)
今期はものすごく票が散ってて、ほとんどの作品に一票は入ってるのに、一票も入ってないのはかわいそうだから(この票の参照用リンク)
メモか記事の写しか、現実的な感覚から入っていく、これは沼というよりは扉を開ける動作に近く、新聞コラムのような簡潔性、リズムは好きだし、こういった作品を文学だと思いたい自分と、ただ感覚が現実的なので、部落民とか在日系にはドキッとさせられる。(この票の参照用リンク)
シーンはよく伝わってくるものの、物語に動きが感じられない。一枚絵のような気がした。(この票の参照用リンク)
なんでしょう、鮮やかに風景が浮かんできました。俳句を並べてかいせつしているだけなのに。
先生の台詞が上手いんでしょうか。少ない文字数でここまで表現できたら立派じゃない。
他にも投票したいのはたくさんありました、今回、非常に迷いました。(この票の参照用リンク)