第117期 #1

神信 

この世界には、何人神様がいるだろうか。そしてあなたはその神をどんな感じだと思っていますか? 優しい感じですか?怖い感じですか? いろいろあると思います。なら、悪い神しかいなかったとしたらこの世界どうなると思いますか?             ある朝、俺はベットからおりた。いつもなら、母親が起に来るのだかなかなか来てくれなかった。               「仕方ない、起きるか」そしてまず、最悪なことがひとつ起きた。「母さん、なんで起こし・・、母さん」             揺らしても起きなかった「なんでだよ、うあーーーーーーー」  もともと母親は体が悪く寝たきりでだけど、適度なちょっとした運動がてらに俺を起に来てくれるのだ。そして母親が良くなるように、毎日神社にお参りに行ったのに良くなることがなく、死んでしまった。これで3回目だ。最初は父親、次に姉、二人とも事故で死んでいる。このままでいくと、俺に関係してる人が死んでいくか、それとも順番どうりに俺が死ぬか。と、考えている時だった    「どうだ、人が死ぬ感じは」「サイコーだよな」        といった声がした。                    「誰だ」  「俺らは神」                   「うそだ、神はそんな悪い人たちではないはずだ」      「おいおい、誰がそんなこと言ったよ、いまの神はみんなこんな感じさ、人を助けようとしない、逆に笑って死ぬのを見るも立ちばかりだ、まぁ、多少いい奴らはいるけどな」          「そんな、ならこれはお前たちが仕組んだのか」       「ご名答よくわかってるじゃん」 「なんでだよ」       「もう神を信じるのはやめろとい「信じたっていいじゃないか」「まぁ、それはお前の自由だ。んじゃあせいぜいお祈りするん な、ハハハハハ」                      といって消えてしまった。                  「神を信じるな(笑)上等だ俺の引きの強さでいい神たちに、お祈りしてやる、やれるもんなら俺の夢をなくしてみろ」      いかがだったでしょうか、あなたは今まで何回神を信じてきましたか?ひょっとすると今まで運がなかった人は悪い神に仕組まれていたのかもしれませんよ(笑)さてあなたは、神を信じますか?信じませんか?



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