全投票一覧(日時順)

第168期予選時の投票状況です。6人より18票を頂きました。

#題名作者得票数
13蜃気楼池辺雨森3
14彼に幸あれ宇加谷 研一郎3
8どの面下げてなゆら2
11乾電池 月末月旅行岩西 健治2
1SLIPしょうろ1
2逃避少女akifu1
4˹貴方を内臓で叩き潰しちゃった˼リレイン1
7ラスボスかんざしトイレ1
9編み物わがまま娘1
12兄弟仁義(仮)塩むすび1
15速報テックスロー1
16西武新宿ペペ下qbc1

2016年9月30日 23時40分6秒

推薦作品
SLIP(しょうろ)
感想
父と子の交流でしょうか。映画の一節の様な気がしました。(この票の参照用リンク
推薦作品
逃避少女(akifu)
感想
不登校児でしょうか。尾木ママが思い浮かびました。(この票の参照用リンク
推薦作品
ラスボス(かんざしトイレ)
感想
モバゲーでしょうか。今風な作品だと思いました。(この票の参照用リンク

2016年9月30日 23時31分2秒

推薦作品
どの面下げて(なゆら)
感想
作者独特の畳み掛ける言葉の連なりを楽しみました。(この票の参照用リンク
推薦作品
編み物(わがまま娘)
感想
ありそうな日常の情景を描いていたのがこの作品群の中では貴重と思いました。(この票の参照用リンク
推薦作品
乾電池 月末月旅行(岩西 健治)
感想
なんだか分からないけれどもモチーフの組み合わせが面白いと感じました。(この票の参照用リンク

2016年9月30日 20時41分10秒

推薦作品
乾電池 月末月旅行(岩西 健治)
感想
乾いた絶望感のようなものが全体に流れているのだが、妙な高揚感があって不思議だ。つげ義春の幻想的な漫画を思い出した。(euReka)(この票の参照用リンク
推薦作品
蜃気楼(池辺雨森)
感想
こちらの作品も幻想的。見慣れた風景を一枚めくると全く別の世界が広がっているかもしれないという空想は、誰でも一度はしたことがあるかもしれないし、ありがちな話ではある。しかしこの作品では、現実と空想が少し入り混じったような、とても魅力的な描き方がなされていると思う。
ただし、最後の、気の抜けたような終わり方が少し残念。(euReka)(この票の参照用リンク
推薦作品
彼に幸あれ(宇加谷 研一郎)
感想
「読む」ことと「理解する」ことは必ずしも同じではない、ということは確かにあるなと思う。「理解する」ことをそっちのけで「読む」ことに快感を覚えるのは本末転倒なことではあるが、改めて考えると面白い現象でもある。
この作品は、そういった「読む」ことと「理解する」ことのズレを、物語の中でうまく展開させていると思う。(euReka)(この票の参照用リンク

2016年9月29日 21時11分55秒

推薦作品
兄弟仁義(仮)(塩むすび)
感想
タイトルにかっこ仮とか台詞に『』とかつっこみたいところは色々あるし、なんかこんなドロドロさせる意味あるのかなとも思うけれど、突き放し置いてきぼり具合は嫌いではない。(この票の参照用リンク
推薦作品
彼に幸あれ(宇加谷 研一郎)
感想
シミの発想の面白さ。
こちらのアンテナが鈍いせいもあるだろうが、今期は本当にひっかかってこなくて、その中で唯一発見があったのがこの作品だった。(この票の参照用リンク
推薦作品
速報(テックスロー)
感想
最後の速報のバッサリ切る感じ。
全体的に無駄が多く感じられた。垂れ流し、自慰行為的という意味では内容に合っているかもしれないが読みにくい。(この票の参照用リンク

2016年9月26日 20時8分20秒

推薦作品
どの面下げて(なゆら)
感想
初っ端の一文目から惹かれました。展開も文章も、とてもコミカルで楽しい。
仮面が取れない以外は何かが起こるわけでもなく、脳内妄想が展開していき、
少しずつ物語世界が進行しながらの文体変化を面白く読みました。(この票の参照用リンク
推薦作品
蜃気楼(池辺雨森)
感想
描写される気だるい風景と聞こえてくるラヴェルの音とがマッチして、
停滞している空気が漂ってくるイメージがよく出ている話だと思いました。
選択されている文字群がその空気感によく合っているのだと思います。(この票の参照用リンク
推薦作品
彼に幸あれ(宇加谷 研一郎)
感想
最初の二段落の展開はよくある話の序章かと思われましたが、その先がすごい。
「シミ」を読みとるという興味深い行動へと展開するのも面白いのですが、
そこに差し挟んであるマルクスのエピソードに、なるほどと思わされました。(この票の参照用リンク

2016年9月22日 19時40分19秒

推薦作品
˹貴方を内臓で叩き潰しちゃった˼(リレイン)
感想
 こういった文章は作者の特性からくるのか、もしくは、意図的な操作なのか。正しい日本語ではないが、その衝動は伝わっているので、こういう書き方は有りであると僕は思う。ただ、次作も読まなければ評価はできない。やはり、こういった小説を読むと「猫田道子」のことを考えてしまう。次作はどうなのであろうか。
 希望的観測も含めてではあるが票を入れる。(この票の参照用リンク
推薦作品
蜃気楼(池辺雨森)
感想
 今期で一番面白いと思いました。詳しくは掲示板で書きましたが、短い小説では淡々とではなく、作品に起伏があるほうが面白く感じるものです。(この票の参照用リンク
推薦作品
西武新宿ペペ下(qbc)
感想
 エンタメの「蜃気楼」の対抗馬であると勝手に判断しました。
 作者の醍醐味は会話にあると僕は考えている。今回、会話はなかったが、日常を描ききる姿勢には脱帽する。この作品には人間が描かれている。だから、何気なくてもそれだけでいいのだと思う。パンチはないが、奥行きある作品である。(この票の参照用リンク

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