第116期予選時の投票状況です。10人より24票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
12 | しき | Y.田中 崖 | 5 |
13 | 雨 | わら | 4 |
14 | ぷつり | 伊吹羊迷 | 4 |
5 | 機械 | こるく | 3 |
9 | ムービー | qbc | 2 |
11 | 長靴を履いた蟻 | しろくま | 2 |
1 | 手紙 | 山本高麦 | 1 |
2 | 荒廃した町と始まり | 乃夢 | 1 |
4 | 気になるあの娘 | なゆら | 1 |
6 | 風の惑星[改]~レオナ | 朝野十字 | 1 |
最初読んだときは文字数が足りない感じがしましたが、読み返すとそうでもなかったです。センシティブな内容で、そちらにアンテナが向いていない層もあるとは思いますが、出来は悪くないと思います。
ただ、好みの問題かもしれませんが、最後が妙にメロドラマっぽいのが気になるところではありました。全体として水彩画のイメージなんですが、最後だけペタッと色を塗っただけになっている気がして、そこで「文字数が足りない感じ」がしたのかもしれません。
四季と、植物を思わせる描写、全体の構成などが良いと思いました。面白かったです。(この票の参照用リンク)
丁寧だった。無駄に文章を長くするな、っていうセオリーが的確に守られている感じ。(この票の参照用リンク)
1000字の使い方がうまいなあと思いました。いくつかの場面に分けられていますが、そのどれもが過不足なく立ち上がっています。
なんだかせつない。(この票の参照用リンク)
世界観って言う言葉があんま好きじゃないんですけど、作者さんの作品に関してはどうしてもこの言葉を使いたくなってしまう。
浴槽という閉じられた狭い世界で巡る四季。本当に美しいです。
個人的にたけし映画のドールズを思い出したりしました。美と狂気と愛と無情な時間と。(この票の参照用リンク)
なにかの比喩なんだろうけどよくわからない
でもとても綺麗だ(この票の参照用リンク)
何か愉快な気がしました。愉快な童話を読んで居る様な。(この票の参照用リンク)
今期いちばん楽しく読めたので。
「アリムロ、いっきま〜す」がもろに脳内で再生されてツボでした。(この票の参照用リンク)
このアホっぽさ、好きです。
かなり壮大なバックストーリーを感じます。読みたい。(この票の参照用リンク)
思わず声を出して笑ってしまったので一票
オチはしっくりこないけど(この票の参照用リンク)
うまいと思います。過不足がなく、きっちり完成している。
細かな描写から切実さが伝わってきました。(この票の参照用リンク)
これも丁寧だった。行儀がいい。しっかりしている感じ。(この票の参照用リンク)
突然訪れる悲しい別れ。とくに、5月にはたくさんの悲劇があった。
その悲しみを受け止める人のいることを感じた。
もう少し、周りの人間の色や声など、でてると、さっと一読で、感じるとプロ作品。(この票の参照用リンク)
圧倒的な喪失感を淡々とした文章で表現しています。
それだけなのですが、確実に心に残ってしまう力があります。
よく推敲されたのでしょう、無駄がない。
ひとつ、細部に神は宿る、ということでしょう。
それにしても、どこを切り取ってもかなしいってスゴい。(この票の参照用リンク)
延々と続く回廊を歩いていくシーンが幻想的でした。
序盤で舞台は現代であることが示されているにも関わらず、回廊を歩くシーンで時代や場所をふっと飛び越えてしまい、あとで出てくる「大学入学」という言葉に驚かされました。(この票の参照用リンク)
これもなにかの比喩なんだろう
難しいのは苦手だけどこの作品は楽しめた(この票の参照用リンク)
文章が冷ややかなイメージを漂わせている。
建造物の内部を「回廊」と描写していることにも幻想性を感じた。
文字数の都合であろうが、機械の秘密を知り得なかったことは悔やまれる。(この票の参照用リンク)
ちょっとエロイですが描写が適格じゃないでしょうか。まあ私基準ですが。(この票の参照用リンク)
どうもなゆらです、また全感想を書きました。たいへん勉強になります。
無駄がありませんねえ。まったく上手。
たくさん書くとこんなになめらかに物語を流れさすことができるんでしょうか。
うらやましいよ、単純に。(この票の参照用リンク)
10 敗北 まよいました。マンガのようではない、コトバのギャグだと思うのでいい感じだった。
11 長靴を履いた蟻 も、言葉の作品だ。
朝顔から眺めたら、自分のすみ家が見えた? なんか、言葉から美しい世界が広がる。(読む人の感性ゆえの千景万描の個々隔絶の情景だろう、朝顔や蒲公英では共通する絵は期待できないだろう)
コインとすで、推薦します。(この票の参照用リンク)
愛らしい。なんでしょうこの愛らしさは。
愛でようぞ、さあ存分に愛でようぞ、という気分になりました。
いったりきたりして、どう落ち着くのだろうか、と思いつつ、
文字を追う勢いが止まりません。(この票の参照用リンク)
気になるあの子
No12 しき
魔が差した
力作そろいで、同じ傾向のように感じ、めうつりして、なやみました。迷った後、すっきりわかりやすい。 No1 を推薦します(この票の参照用リンク)
>私は青い空を背景にした瓦礫たちが結構好きだった。
この一文が好きだったので。安吾っぽい。
ただ題材自体は「世界の終わり×ボーイミーツガール」っていうどうにも使い古された感じのするモチーフで、やっぱり読者を飽きさせないためにはあともう一捻り必要だよなぁとか思いました。はい。(この票の参照用リンク)
初読の時はよく分からなかったんですけど、なぜか何度も読み返したくなるんですよね。
ボディブローのようにじわじわ効いてくる。結局よく分からないんですけど、心地良い分かんなさというか。煙に巻かれたようです。(この票の参照用リンク)
読んで居てバランスがいいと思った。(この票の参照用リンク)