第177期予選時の投票状況です。7人より19票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
10 | いまそこに風が吹いているから | euReka | 5 |
1 | さよならの先 | たなかなつみ | 4 |
8 | アプローチ | わがまま娘 | 3 |
4 | 神輿とまわし | 岩西 健治 | 2 |
11 | ビゼーの交響曲 | 宇加谷 研一郎 | 2 |
3 | 一揆 | テックスロー | 1 |
7 | スイッチ | 夏川龍治 | 1 |
12 | 痺れ | マーシャ・ウェイン | 1 |
説明が冗長に感じたが、最終段落の動かしかたはよかった。(この票の参照用リンク)
一言で済ますなら、なんだかよく分からないけど、ちょっと不思議で面白い、SF作品。藤○不二雄か!?(注:個人的印象です)
ストーリー云々という作品ではなく、穿った見方をすれば、熟れた文章書ける人ならこれぐらいすぐ出来てしまうのでは、と思わないでもない作品だったかなあ。それでいて一抹の面白さは提示されているので、タチが悪い(笑)
それぐらい文章の運びに関しては読みにくい箇所もなく、お手本のようでした。でも達者すぎて参考にならない・・・
(弥生 灯火)(この票の参照用リンク)
ど素人な感想です。申し訳ございません。
本当に、この作者様の世界観は、素晴らしく、果てしなく広いと思います。(生意気な文章すいません)
題名に重要な意味が込められているのが、素敵です。
宇宙人。もしかしたら、私の近くにもいるのかなあ?って思ってしまいました。
有難う御座いました。(この票の参照用リンク)
面白い発想ですね。宇宙人を調べて見たくなりました。(この票の参照用リンク)
書きたい感覚があって、それをうまく言葉に変換できていると思います。
細かい感想は掲示板で。(この票の参照用リンク)
分割された自我との別離はいつも美しいと思う。独りよがりになりがちなのが難点。(この票の参照用リンク)
ど素人の感想です。申し訳ございません。
身体が痛くって、いらなくなる気持ち分かります。
私的ですが、グロテスクな内容なのに、そう感じさせないのが良かったです。
有難う御座いました。
(この票の参照用リンク)
何かシュールな感じもありましたが、自分の世界観に確固たる自信があるのだと思いました。(この票の参照用リンク)
泣き出すシーンとかいきなり出て来て少し理解が難しかったが読み進めると作品の流れが理解できてとても読みやすかった。(この票の参照用リンク)
最後まで読むと、ああなるほどと思うのだけど、前半は、何の話をしているのかよく分からない。そういう書き方もアリかもしれないが、少しもったいないというか、工夫が必要な気がする。
内容については、トイレの悪臭という、普段あまり考えたくないようなものを題材にしているのが面白い。トイレの悪臭はネガティブなものだけれど、そのことをめぐって繰り広げられる行為(掃除や、それを見守るまなざし)には、むしろ爽やかさがある。そして憧れや恋に対する無条件な肯定感がいい。(euReka)(この票の参照用リンク)
ささいな日常の一幕で、共感を覚える作品でした。
これ、タイトルといい、トイレ掃除をアプローチと捉えているんですけど、
必ずしもそうではないんじゃないかなあ、なんて思える、読者に想像の選択肢を残す辺りが、
ただ日常の話を書いただけではないんだぜ、なんて作者は思っていると深読みしてみたり、してみたり。
書き出しはカズキの一人称だと思うんですけど、途中から三人称と合わさった感じで、少し読みにくかったのが残念です。
恋のアプローチ、だと思っているカズキの、徹頭徹尾の一人称で良かったんじゃないかなあ。
(弥生 灯火)(この票の参照用リンク)
少し、違うものが書きたかったのでしょうか。不完全さがいいと思います。
細かい感想は掲示板で。(この票の参照用リンク)
比喩という手段によって新たな地平へと飛躍する、という意味で今期の作品中最も優れていると感じた。冒頭と結末のしかけは読み終えてみればセオリーにも思えるが、間の反復が単なる円環ではなく螺旋になっているため、全く異なる高さにある。素晴らしい。(この票の参照用リンク)
これから小説を執筆しようとしているが外が騒がしい。祭りだ。祭りは典型的な夏の季語ですが、この小説では奉納とか、力士とか、伝統を感じました。(この票の参照用リンク)
「ちょっとだけちがう世界を演じてみる」という行為は、小説を書く行為に似てるなと思う。小説を書いているときも、登場人物を通して何かを演じている気分になることがよくあるし、いくらその世界に浸っていても、時間がくれば現実に引き戻されてしまう。なかには、どっぷりとフィクションに浸って戻れなくなる人もいるかもしれないが、それでもどこかで現実と折り合いをつけなければならなくなる。
そういうことを考えていると、この作品は、奇妙な即興劇について書いているというより、小説について書いているんじゃないかという気がしてしまう。
現実や、フィクションや、演じることについて、いろいろと考えさせられる作品。(euReka)(この票の参照用リンク)
合わないときは合いませんが、今回は作者の良い面が見られました。
細かい感想は掲示板で。(この票の参照用リンク)
面白かったです。今期の作品で一番楽しめた作品でした。
>国会議事堂などには足を向けない。そこには俺たちのコメはない。
この文章がとても印象的で、素敵でした(笑)
読んだ、というより読ませられた、という感覚が読後にありましたね。
二度読みの際に注視してみれば、私だったら打たないところに読点、句点があり、
その一行だけを抜いて読むと読みにくいのに、遠しで読むと妙なリズム感で流れ良く読めちゃう。
個人的に参考になる作品でもありました。(弥生 灯火)(この票の参照用リンク)
意味の分からないスイッチというアイデアは面白いと思う。主人公である青年は、そのスイッチが何なのか確認することは出来ないのだが、そのことがより想像を掻き立てる効果につながっている。でも結局は、青年のストレス解消に役立っているという平凡な話に収束されてしまい、そこが惜しいなという気がする。平凡な終わり方をするにしても、さらに想像を掻き立てるような書き方ができたのではないだろうか。(euReka)(この票の参照用リンク)
ど素人の感想です。申し訳ございません。
痺れが切れ始める描写。分かりやすいなあ〜って、読み進めていくと、
えっ? 夜の営みの事? しかも覚えてへんし!って思ってしまいました。
面白かったです。 有難う御座いました。(この票の参照用リンク)