第151期予選時の投票状況です。8人より17票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
18 | 安全ではないが、もういい | qbc | 3 |
14 | 遺すもの | kyoko | 2 |
19 | ワーカーホリック | 五十音 順 | 2 |
22 | 生物 | euReka | 2 |
3 | それでも私はやってない! | 池田 瑛 | 1 |
4 | 俺の前に舞い降りた天使 | るい | 1 |
6 | 寿命 | あお | 1 |
8 | パチパチ探偵よしお | まめひも | 1 |
11 | 昆布締め | わがまま娘 | 1 |
13 | ドローイング | 岩西 健治 | 1 |
17 | 無題 | かずや | 1 |
21 | シャツの魚 | 宇加谷 研一郎 | 1 |
冒頭はああついにこのかたも放射能いい始めたか、と半ば萎えたんだけど、おもんぱかるの語感と社会を切り取る視点の鋭さ、タイトルと結末に唸らされた。悔しい。(この票の参照用リンク)
内容は別にして、311(主に原発事故)に関する一つの考察が書かれているということに対して1票入れたい。誰でも一度は向き合わなければならない題材だと思う。(この票の参照用リンク)
そんなに深く考えたこと無かったけども、言われてみれば全くその通りで、何の異存もないです。(この票の参照用リンク)
伝わるものがある。(この票の参照用リンク)
新しい話では無いけれど、今期作品中で一番、現実味や臨場感があって、作中と自分が「近い」気持ちで読めました。(他は、遠くから眺めて「ふーん」と思っているうちに終わる感じのものが多かったので。)
丁寧な描写のひとつひとつが合わさってそうした雰囲気を作っているのかなと思います。形を少しずつ変えて何度か出てくる言葉たちの、その変化の具合も、明確には読み取れないけれど、何かこう、いいですね。(この票の参照用リンク)
生きている実感、っていうのが、あぁわかるな〜って、それだけ。たぶん、生きているんだろうけどなんか死んでんじゃないかって気になる毎日を錯覚と思いたかったら、そういう仕事もありか、って本気で思ったり。(この票の参照用リンク)
なんか死ぬ話多かった。単純に大江健三郎の話を思い出したから。(この票の参照用リンク)
不気味さと、終始漂う不安感。ひとを食うと決まったわけではないのに、殺したい気分だと言う語り手は客観的に見るとひどく身勝手なのに、感情の動きとしてはとても納得できるので、おかしなものですね。(この票の参照用リンク)
読んでいると、なんだか言いくるめられている感じがする。(この票の参照用リンク)
そうか、人しか人を殺せないんだ、なんて思った。そんな神話はやっぱり神話でしかなくて、やっぱり機械は嫌いなんです。(この票の参照用リンク)
夢と生活は紙一重だよね。それ、わかるよ……。(この票の参照用リンク)
うまく言えませんが石牟礼道子の苦海浄土のような衝撃を受けました。(この票の参照用リンク)
アイデアは悪くない。(この票の参照用リンク)
日常を題材にした話の面白さは、些細なことがらをいかに劇的に描くかで決まるというお手本のような作品。目のつけどころと、なんで? という驚きがひしひし伝わってきて読んでて楽しかったです。食べ物シリーズ?(この票の参照用リンク)
ぶきみだった。(この票の参照用リンク)
猫田道子を彷彿とさせる文章に引かれる。文学の外にある文章という観点からこの作品を個人的には、アール・ブリュットやアウトサイダー・アートに類する文章表現であると考えている。
作者の資質から逸脱したものではない、単にマナーの悪い文章にも読み取れるが私はそうは思いたくはない。仮にそうであってもこの感じを壊さずいてほしい。挑戦したい文章ではあるが、やろうと思ってできるものでもない。この破綻が意図的であれば作者の懐の深さが私にはうらやましい。とにかく、次回作も含めないと何とも言えないということで、票を入れる。(この票の参照用リンク)
なんか小説っぽい。(この票の参照用リンク)