第140期予選時の投票状況です。6人より13票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
7 | ともこ3 | 岩西 健治 | 2 |
13 | 蕪村 | ロロ=キタカ | 2 |
15 | 魂 | qbc | 2 |
1 | ロールキャベツの夜 | まんぼう | 1 |
2 | 三郎と黒猫キャサリン | ロール | 1 |
3 | キャンプ・ファイヤー | 池田 瑛 | 1 |
8 | やさしい丘 | 吉川楡井 | 1 |
10 | 定期演奏会 | かんざしトイレ | 1 |
11 | ブラウンシュガー | M2 | 1 |
16 | マイシクラメン | 白熊 | 1 |
「減らない鉛筆の芯をわざと折って削りかすだけをティッシュペーパーにためる。」に一票。(この票の参照用リンク)
よくあるパターンだけどいい感じです。(この票の参照用リンク)
最後の一文で、この短編の世界にぐぐっと引き込まれた。最後の一文の吸引力が第140回の作品中、もっとも強いと感じたので1票。
図書館の机に平積みされた蕪村研究の書籍。そして、それを読みあさっている作中の主人公。そんなイメージが読後に頭に浮かんだ。そして、主人公が、蕪村の何かを分かったのに、それをすっとぼけているように思えてきて、もどかしい気持ちになった。主人公は、蕪村の何が分かったのだろうと想像している内に、いつのまにか図書館で蕪村探求をしている主人公と自分が重なっていた。なんか不思議。
とにかく、素晴らしい作品だと思ったので一票。(この票の参照用リンク)
投票しようか迷ったのですが、面白かったので、一票投じることにしました。
久しぶりに俳句を読みました。解釈が付属していたので肩の力を抜いて楽しめました。
これは小説だろうかという疑問はあります。どちらかといえば研究発表のような。(この票の参照用リンク)
結末の意外性を楽しみました。(この票の参照用リンク)
ラノベっぽいのかな?と思っていたら、そういうことか!と驚かされました。(この票の参照用リンク)
春キャベツですね、通常「キャベツ」は甘藍、玉菜とも言って夏の季語です。なので「春キャベツ」と態々断るのでしょうね。さてこの小説ロールキャベツの描写が美味いです。調理過程など。ベーコンが贅沢?まあそれは蛇足でしょうが。(この票の参照用リンク)
最後にやられました(この票の参照用リンク)
キャンプファイヤーも夏の季語ですね、今の季節に相応しいです。まあ思い出して書いて居るのかもしれませんが。(この票の参照用リンク)
自分の読解力の問題ですが、三度読み返して全てを理解し、とても胸が締め付けられました。
誰も救われていないのに、温かさを持つ作品だと思います。(この票の参照用リンク)
いい場面だと思いました。演奏そのものを書かないところもいいです。(この票の参照用リンク)
心のひだの描写能力が凄いです!(この票の参照用リンク)
シクラメンは春の季語ですね。但し、花期が長いし、クリスマスイヴなど贈答用に大量に出荷されたりするので冬の季語として分類して居る季語辞典もあります。「室咲き」見たいな感じで、冬の印象が強い人も多いでしょう、シクラメンに対しては。さてこの小説ですが、大変描写に隙がありません。丁寧さに安心して読めます。その為に内容が却って読後残らない。それもこの小説の手柄では無いでしょうか。(この票の参照用リンク)