第140期予選時の、#13蕪村(ロロ=キタカ)への投票です(2票)。
最後の一文で、この短編の世界にぐぐっと引き込まれた。最後の一文の吸引力が第140回の作品中、もっとも強いと感じたので1票。
図書館の机に平積みされた蕪村研究の書籍。そして、それを読みあさっている作中の主人公。そんなイメージが読後に頭に浮かんだ。そして、主人公が、蕪村の何かを分かったのに、それをすっとぼけているように思えてきて、もどかしい気持ちになった。主人公は、蕪村の何が分かったのだろうと想像している内に、いつのまにか図書館で蕪村探求をしている主人公と自分が重なっていた。なんか不思議。
とにかく、素晴らしい作品だと思ったので一票。
参照用リンク: #date20140521-122003
投票しようか迷ったのですが、面白かったので、一票投じることにしました。
久しぶりに俳句を読みました。解釈が付属していたので肩の力を抜いて楽しめました。
これは小説だろうかという疑問はあります。どちらかといえば研究発表のような。
参照用リンク: #date20140517-002259