第103期予選時の投票状況です。11人より20票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
1 | 幽幻の | 桐月 | 3 |
10 | 卓上の高級猫缶 | 十六夜 | 3 |
11 | 穴 | Y.田中 崖 | 3 |
5 | おとぎばなし | 木春菊 | 2 |
16 | ピープル、それは人々 | るるるぶ☆どっぐちゃん | 2 |
17 | 女の子 | euReka | 2 |
6 | イマジネイション | 壱倉柊 | 1 |
9 | プロペラ機 | しろくま | 1 |
18 | 『空と風と水と』 | 吉川楡井 | 1 |
15 | チューリップ | エム✝ありす | 1 |
- | なし | 1 |
夜桜を眺めていて、どこからか知らない誰かの歌声が聴こえてきたときような。(この票の参照用リンク)
雰囲気がね。今の私にあっているかと。(この票の参照用リンク)
読んでいたら、お酒が飲みたくなったので。(この票の参照用リンク)
いいと思った。(この票の参照用リンク)
語り口が面白い。猫の描写ひとつひとつになごみました。(この票の参照用リンク)
私には、この作品が一番面白かった(楽しかった)ですね。
でも、猫缶て、いくら高いと言っても、普段の私達の食事より高いかって言えば、そうでもないですよね。
確かに、猫に食べさせる1食と考えれば安くは無いですけども。
そういう現実的な話はともかくとして、私はこの作品が、一番面白かった、楽しかったと思ったのです。
今回は、あまり、純粋にアハハと笑ってしまうような作品は無いですし、ちょっと私個人的には残念な気持ちです。(Qua Adenauer)(この票の参照用リンク)
なんとなく、一番印象に残った作品でした。(この票の参照用リンク)
あれがだめだこれがだめだ。例えば「猿が財布を奪って中の札を抜く。」とか、猿ってなにかに安易に喩えたり、かつあげされたり、ほんとにこれでよかったのか。比喩にしても、猿で良かったのか、それとも本物の猿として書く方法もあったのはないか。かつあげなんてのも、今時ほんとに有りうる風景なのか、違う展開でも良かったのではないか。行儀よすぎる。ああなるほどそうなのね、と読者を安心に誘い過ぎるのじゃないか。
簡単に考えることを辞めて、こういう選択をしたのではないのか、と思った。
けど、雑多なイメージの中でほんのりとした安らぎみたいものをこの小文で感じられたことに感動しましたので投票。前段からの猥雑流れをしっかりとハンドリングして、乳房のイメージにまでつなぎ、さりとてその自分の描くイメージに耽溺しすぎなかったことには、書く人として、信頼できそうな予感があった。(この票の参照用リンク)
単に雰囲気が好み。色々と歪な世界(観)の中で粛々と日々を営み、それなりの希望もある。それは我々が想像するような希望ではないのかも知れないが。(この票の参照用リンク)
「陸で産まれた人魚の子ども」という言葉がよかったです。(この票の参照用リンク)
何か言っている、ような、圧力がある。(この票の参照用リンク)
よくわからないですが面白かったです。(この票の参照用リンク)
モーツアルトは楽しく上手く泳いでいたと思う。
たとえ、ふるさとの眷属、従姉妹(いとこ)にあけすけな手紙を書くようであっても。旅暮らしは上手かったのだろう。(この票の参照用リンク)
途中までは彼女がアンドロイドであっても人間であっても読める、その匙加減がうまい。冒頭の「詩人」という言葉を始め、彼が彼女をアンドロイドと言いつつもあくまで人間として接しているように書かれているからだと思います。
ラスト一文について、名前を消去しないと延々と繰り返してしまうから耐えられないのかな、などと思いました。(この票の参照用リンク)
その人の言動の裏側、というか起源がどこにあるのかということを考えるにつけ、うすら寒くなる。そういう感じ。コミュニケーションができてると認識しているのはとんだ思い上がりかも知れないわけだ。「異性ってそういうもんだよね」というと途端に陳腐な話になるが。(この票の参照用リンク)
若さを感じたので、推薦。
イャ〜、当選した老醜をみせられたからなのか?
今回の投稿作品、いずれも老弊ばかりを感じてしまう。
チョト書き疲れた自己の反映かも知れず。意識して若さを求めてしまう。
(どうでしょうか? みんな年寄りなのでしょか? ?? 作品のことです……が、)(この票の参照用リンク)
今期で「若い」作品があるとすれば(単にどなたかの発言に乗っかっただけで別に俺は今期の作品群をそう見てたわけじゃないけど、強いて挙げるならって話)本作がそれに当たると個人的には思う。テーマ選びとか、作品の底にある感情みたいなものとか。インパクトがあるわけではないが、野球少年の素振りや球拾いみたいに、そのうちなんか生まれそうな気もする。(この票の参照用リンク)
よいと思った。(この票の参照用リンク)
16番や18番など、さすがだなあと思える作品は確かにあったのだが、ぽーんとこちらの意識を突き抜けてくるというか、ぽーんと飛び越えてくるような作品を今は読みたいので。(この票の参照用リンク)
「別に好きじゃなかった」「そうだね、好きじゃなかった」という会話が絶妙。何度読んでもひっくり返る感覚があります。(この票の参照用リンク)