第71期予選時の投票状況です。12人より25票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
13 | 林先生 | 小松美佳子 | 8 |
7 | 幽霊 | 群青 | 3 |
8 | 夏 | わら | 3 |
9 | 夏の日 | サカヅキイヅミ | 3 |
10 | オルガン | 宇加谷 研一郎 | 3 |
6 | ビューティフル・ネーム | 森下紅己 | 2 |
4 | 夜道 | グラックマ | 1 |
5 | 擬装☆少女 千字一時物語35 | 黒田皐月 | 1 |
11 | あなたの性格がわるいのは母親のそだてかたが原因だったのだ | qbc | 1 |
日常の中にふと非日常が現れて立ちすくむ、その感覚は、わかる気がする。(この票の参照用リンク)
とても良かった。ビーフジャーキー食べたい。(この票の参照用リンク)
文体、内容共に好みの作品でした。
声はともかく雰囲気も先生のものだとのこと。そういう存在に出会ったことはないですが、こんなふうになっても雰囲気は残るのかぁ、と疑問に思うよりなんとなく納得した自分がいます。
これがきっかけで先生に会えなくなってしまうのなら、皮かぶってきてほしかったなぁと寂しくなります。(この票の参照用リンク)
ごめんなさい、本当に好みばかりで投票します。
言葉の起源も興味深いのですが、十八史略とか諸子百家とかも教授いただけないものでしょうか。
もっとどうでも良いことかもしれませんが、私、「リンセンセイ」と音読みで読んでいます。(黒田皐月)(この票の参照用リンク)
今期いろいろと超現実の話はあったのだけれども、結局これが一番よく出来ていたと思う。既視感は否めないが、それも含めてよく考えて書かれていると感じた。確か「混沌」という語も漢籍の根拠がありましたよね、とか言ってみたくなる。(海)(この票の参照用リンク)
面白かったです。この作品で新たに「束脩」という言葉を覚えました。(この票の参照用リンク)
既視感のある展開ではありますが、読んでおもしろいと思うので。(この票の参照用リンク)
だ(この票の参照用リンク)
あわてて鏡を覗きこむと、俺の姿もみるみるうちに掻き消えてしまった。発想が良かったです。(この票の参照用リンク)
段落がしっかり分けてあり、小気味良くスマートに、それでいて思いがけない衝撃のラストに物語が運ばれていると思う。(この票の参照用リンク)
一度目に読んでの感想
「?」
二度目に読み返しての感想
「あっはっは!!そういうことなんか!!」
三度目に読み返しての感想
「…コレ、ほんまにスゴない…???」
何度読んでもクスリと笑えます、何度読んでも飽きがこないです。文章には無駄が無く、極めてスリム。故に想像力を掻き立たされるし、ある意味最後の一文で「読者の判断に任せる」といった感じですごくさわやかです。好きです、こういう話。
森下紅己(この票の参照用リンク)
私も夏休みに京都へ行ってみようかと思うこともあるが、連日三十五度とか言われるととても堪えられそうにない。そんなことはどうでもいいのだが、この話、主人公が京都へ行っている必然性はあるのだろうか。神社仏閣があるか。それにしても山の温泉地でも置換可能な気がする。
まあこれは無茶な蛮行というものであろうが、一方で、クラスメートが亡くなったというのにこの徹底した救いのなさはすごいと思った。この学校の暗さからして、彼女もしかして自殺したんではないかとさえ思わせられた。(海)(この票の参照用リンク)
地味といえば地味ですが、ちゃんとありそうな感じになっているので。(この票の参照用リンク)
なんて言うか…多分、私が同じ状況に立たされたらやっぱりこんな感じなんだろうなあ、と思わせられた。ただダルイんだなあって。
でもわらさんはそれをあえて「眠い」と表現していらっしゃる。その辺が「腕」なんだなあ、と感服。
いい感じに感情景描写されているし、冒頭の祖母のくだりでグッと読者をつかんでいますよね。
森下紅己(この票の参照用リンク)
怖かった。日常や習慣に囚われて動けない、ぼんやりとした怖さ。(この票の参照用リンク)
矛盾とまではいかないけれどもそれってどうなのよという人間心理のややこしいところが描かれているような気がするので。(この票の参照用リンク)
れ(この票の参照用リンク)
グルーヴ感が伝わってくると思うのは、他の作品群のイメージも援用しているからでしょうか。それでも、それが良いと思って読んだので、票を投じます。(黒田皐月)(この票の参照用リンク)
なんかあちこち破れているような気がするが、破れ目から爽やかな風が吹き込んでくるような心地がする。これ一作で独立し得ているか、とか、突き詰めていくと問題は出てきそうだが、とにかく楽しそうなので一票。(海)(この票の参照用リンク)
こ(この票の参照用リンク)
会話中心のストーリ展開だが、スピード感があり楽しめた。
また性壁を乗り越えられない現実と二人の絆がうまい具合に、最終的に伝わってくることができているので、一票入れさせていただきました。
携帯小説にしてこのストーリーの前後を描けばいい作品になるのではないかと期待。
現在作成中の作品もストーリ展開をうまくして、読者にスピード感を感じさせる文体にすればおもしろく、読んでもらえるかも・・・。(この票の参照用リンク)
すごく素敵だと思う…なんだか言い表せないんだけど、切なくて、やわらかいそんな文章がとても好きになりました、景と綾の関係って、人間なら誰しもが求めていると思う。(この票の参照用リンク)
最初恋人同士?`とおもっていたら違うのかな?`みたいな二人の微妙な雰囲気というか嫌いになってしまいたそうな人とはうらはらに優しさを残していくっていうなんか微妙な関係がもどかしいっみたいな感じがちょっと好きです。(この票の参照用リンク)
背筋がぞっとした…なんだか自分がその場にいる感じで怖い短い文章だからか想像がいっそうふくらむ。(この票の参照用リンク)
薄気味悪さを排除して読み直すと、あることだ、と頷きたくなることばかりです。本当にそういう心理描写が上手だといつも思います。(黒田皐月)(この票の参照用リンク)