全投票一覧(日時順)
第213期予選時の投票状況です。8人より20票を頂きました。
2020年6月30日 21時5分47秒
- 推薦作品
- 赤橙(テックスロー)
- 感想
- テックスローさんのここ数期の作品の中で最も好き。私と先生の関係性は色々裏読みできそう。私なんぞには上手く表現できないけど素晴らしい作品だ、これは。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 春から夏にかけての日常(euReka)
- 感想
- 千字短編を書くことに関してこの人に敵う人はなかなかいないのでは?とすら思う。上手いを通り越して円熟していると言って差し支えない完成度だと思います。大好きです。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- つながる、あるいは、おそれる(たなかなつみ)
- 感想
- 真っ白な部屋が現実に存在するのか、あるいは登場人物の心象風景なのかは分からなかったですが、とても好きな作品でした。ほんの些細な反応が返ってくるだけで人は自我を保ち得る存在なのかもしれません。つながるの意味は明白ですが、おそれるとはどういう意味だろう。真っ白い部屋の中で更なる一歩を踏み出すことだろうか。あるいは部屋から出ることだろうか。(この票の参照用リンク)
2020年6月20日 18時14分38秒
- 推薦作品
- リアル(N(えぬ))
- 感想
- ホラーのような、笑う話のような。示唆的な物語でもあります。技術が発展すればするほどリアルが遠のいて仮想の中にいる時間が増えていきますけれど、遠のいているリアルをはっきり見てしまったとき、私たちはきっとショックを受けるし、ちゃんと向かい合えるのかわからないな、なんて考えました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- つながる、あるいは、おそれる(たなかなつみ)
- 感想
- 正直何かよくわからなくて、ただ漠然ともやっとした怖さが残りました。ホラーらしさ溢れる作品と思います。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 赤橙(テックスロー)
- 感想
- 作品としてきれいです。先生の話が読者の自分の心にも届いてくるような気がしました。(この票の参照用リンク)
2020年6月17日 16時28分38秒
- 推薦作品
- つながる、あるいは、おそれる(たなかなつみ)
- 感想
- 「真白な部屋」というのは、孤独や、孤独に対する恐怖を表しているように思える。全面真白な部屋に突然放り込まれることは、恐怖以外の何物でもない。
しかし、何もない真白な部屋には「四角い箱」が置かれていて、それだけが〈存在〉を感じさせる唯一のものになっている。もしその箱さえなかったら、自分が存在しているかどうかの確信さえ持てなかっただろう。存在というのは、他者に(誰かに、何かに)認知されることで初めて成立するものだと思うし、主人公は、他者である「箱」を通して自分の存在を認知できたのではないだろうか。
そして〈他者〉とは、それがただの箱であろうと、世界とつながるために必要なものであり、この箱は最後に残された希望のようなものだったのだろう。
この作品では、他者を、人間ではなく、ただの箱として表現することで、希望にもなりうる(もちろん絶望にもなりうる)他者という存在の本質を考えさせるものになっていると思う。(この票の参照用リンク)
2020年6月17日 10時55分34秒
- 推薦作品
- 星と花(えぬじぃ)
- 感想
- 恋人との何気なく交わした”永遠”に関する一言が、主人公の”永遠”となってしまったことに心打たれました。アンタレスの赤とヨルガオの色の対比もいい雰囲気でしたね。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 私の風邪の治るまで(朝野十字)
- 感想
- やや特別な、でもそこそこ存在する、日常のひとコマが見事に描けていると感じました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 運送屋の憂い(ウワノソラ。)
- 感想
- 運送屋の女性の容貌に心惹かれたところもあるのでしょうけど、この季節によく合致した、雨とその中で働く人々に対する著者の思いがよく伝わって来るように感じました。(この票の参照用リンク)
2020年6月17日 10時50分55秒
- 推薦作品
- 生きる理由(Earzu)
- 感想
- 1000字にあわせると不思議に印象が同じようになってしまう。
(と、感じる、わたしの場合、)
くらい人を表現できていると、氷の欠片の様な輝きをみる。
なぁ〜 これくらい誰でも描けるといったような。キラキラ感、、
1000字より余裕を持っている。個性になっている感じ、、、(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 私の風邪の治るまで(朝野十字)
- 感想
- 私が風邪ではないのだから、おもしろい。
すごいヌードの油絵調のみずみずしさたのしくよみました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- リアル(N(えぬ))
- 感想
- なんか、みなまったく違うものをみている世界で、、、
共通の社会価値、、、認識が、ありそうなのが、、、おもしろかった。
そのうちに、メタコードが共通認識として、、、(この票の参照用リンク)
2020年6月14日 18時28分37秒
- 推薦作品
- 2020年5月17日(日)夜7時54分〜(アドバイス)
- 感想
- 一読でこの作品には投票しようと思った。自分は芸能人ではないけれど、
芸能界ってそうなんだろうな、と思えてくる。ざっつい新番組のタイトルが
面白いし、最後の何やってるのかわからないのも面白い。
途中の女性モデルが垂れ流すプライバシーのグロさは、
最近のSNSでの芸能人の自己開示や、プライベートでの失敗に対する
週刊誌やネット掲示板での追及にも通じるところがある。
とか、深いことを考えそうに
なるんだけど、面白いで済ますことができる。ザッピングしてやりたい。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 春から夏にかけての日常(euReka)
- 感想
- 信じるということのはかなさと大切さ、そして幼さ。
アマビエの絵は、ネットやテレビでぽっと出ては消えたり、
ときに海外でも話題になったりするのだけど、一大勢力のような、
新興宗教染みた勢いは、個人的には感じなくて、それはそれだけ
例のウィルスが洒落にならないことの裏返しなんだろうと思う。
剥がしたらダメだからね、いいなと思う。なんか、罰が当たるとか、
ご利益がなくなるとか、そういうのではなくて、もっとふわっとした、
思いを感じる。それは、いつかよくなればいいなという、思いにもつながる。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 不幸になる薬(糸井翼)
- 感想
- 恋のくだりいるか? とか、自発的に不幸になるカプセルを飲む必要は
あるのか? 自発的に飲むのと、飲まされたのとでは、そのあと
できることや考え方に違いが出るのでは? と思ってしまうけれど、
「発明家は、発明の〜」から始まる文章に、作者の強い思いを
感じて、投票しようと思いました。(この票の参照用リンク)
2020年6月14日 17時53分57秒
- 推薦作品
- 赤橙(テックスロー)
- 感想
- こういう優しく綺麗な情景を描く話に弱い。
文章の端々から、主人公の暗く辛そうな生い立ちがどこか漂ってくるが、それを表面に出すこともなく美しいまま千文字で終わらせているのがとてもいい。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 2020年5月17日(日)夜7時54分〜(アドバイス)
- 感想
- 読んでて何度も笑ってしまった。負けた気分。
軽妙な語り口で面白おかしくしながら、テレビの虚構を否定せずに描くスタイルが好き。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 不幸になる薬(糸井翼)
- 感想
- いいショートショート。
不幸になったあと幸せになるという効果は確実なのか。もし八割ぐらいの確率だったら自分は飲むかどうかとかいろいろ考えさせられる。
それと、この効果に気づいたのは本当に助手だけだったのかも気になった。
先生も実は気づいていて、世界平和のために軍事利用を提案してるんじゃないかななどと勝手に妄想してみたくなる。(この票の参照用リンク)
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