第105期予選時の投票状況です。11人より26票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
3 | あまりの違いにぎゃーてー、ぎゃーてー、俺、驚愕 | なゆら | 4 |
16 | corkscrew | 柿谷 | 4 |
19 | 『架空迷宮』 | 吉川楡井 | 3 |
2 | 境界散歩録 | 彼岸堂 | 2 |
5 | ひとりになるまで | 丹羽ちちろ | 2 |
11 | 五日間の記録 | 普通電話代金 | 2 |
13 | 一枚の絵 | しろくま | 2 |
14 | カレーの王子様 | エム✝ありす | 2 |
18 | 役 | euReka | 2 |
4 | 後ろに | 神藤ナオ | 1 |
10 | 風の惑星[改] | 朝野十字 | 1 |
- | なし | 1 |
声に出して読みたい、作品。弁当屋の匂い、安っぽいスパゲティの匂いを思い出して厭なんだ。すごく厭なんだけど、巧いことは巧い。だから僕は投票してみるよ。(楡井)(この票の参照用リンク)
これも最後が印象的。しかし、だからどうした?と言う気もしないでもない。(この票の参照用リンク)
初読では、題名から勝手に期待した何かに対し軽く気の抜けた方向へのずれがあり、妙な気持ちになったのだけれど、今読み返すとそのずれがどんなだったかも思い出せない。(この票の参照用リンク)
オチがよかった。(この票の参照用リンク)
暴力に訴えるのは良くない、と云いつつ、結局の解決案は、自身が暴力的になり、肉体的に強くなること。
ちょっと矛盾している感もありますが、私は強い女性が好みですし、これはこれで面白いかな、と。
ただ、鉄板はやり過ぎですよね。(Qua)(この票の参照用リンク)
殴るシーンがすかっとしました。『鍵は開けておくから』送信、も好きです。
しかし女性が二年もストーカーされながら鉄板を殴り続けるって凄いですね。二年間でストーカー行為もエスカレートしそうなものですが。
最後の一文が取って付けたみたいでもったいない。ここに書くのもあれですが、今期は最後の一文がもったいない作品が多い気がします。(この票の参照用リンク)
サンドバッグじゃなくて鉄板からというぶっ飛び方に吹いた。
このひねり方は確かにコークスクリューだなと楽しませてもらった。(この票の参照用リンク)
興味が切れることなく最後まで楽しめた。文体が読みやすかったのかな。(この票の参照用リンク)
結局は、人違いでも何でもなく、自身も魔法使い。
しかし、魔法使いっていうのは、人間ではないのでしょうか。
私の個人的な認識では、別にハリー・ポッターのことを言っているわけではありませんが、魔法使いって人間が超能力を持っているようなものなのです。
それは良いです。
不自然と思った点はもう一つ。タスポを知らないのはともかく、その理由が二百年云々だとしたら、自動販売機は勿論、日本なら円を使っている時点で変なのではないですか。文とかではないです?江戸時代ですし。
ただ、シルクハット紳士が二百年も鍛えておきながら、未だにデフィカルツ!な魔法があるとか、そういう変にずれたところが面白かったです。(Qua)(この票の参照用リンク)
千字ではかけないことを書き込んで、プロットになっている。
このまま、劇や映画として絵になる。
千字でどう書くのか? 考えてみた、ウンコの話は、三人が、
ウンコのすばらしさを認め、そこで、流してしまう。
一幕、いち場面、ではないだろうか? (感動した、見せたい、呼びに行くと、いう動きはあるが、……どう処理されていたのだったかなぁ?)
助けてください。>魔境。>トンずら。 >自分の部屋
ちょっと、舞台・場面が広すぎるのではないだろうか?(この票の参照用リンク)
最後のセリフが気に入りました。(この票の参照用リンク)
夏の夕暮れ、緑の木立の中ビールと焼き鳥の煙を、たっぷり味わいました。最後の、買ってきた。 ……フレーズも脱力。ああ、仙人は気負わず。 ……ですね(この票の参照用リンク)
きちんとしたコメディに笑った。
どうでもいいことを真面目に書くギャグはセンスがいるが、今作は十分にそれをクリアしている。(この票の参照用リンク)
各エピソードの方向性が定まっていない気がします。例えば「着メロと着エロ」の辺りは必要なのか。それを言った「誰か」が、いなくなってしまった人なのか? 各エピソードに繋がりがほしいところ。
などと言いながら、ところどころの言い回しやインスタントカメラのシーンに魅力を感じたので、これはこれでいいのかな、とちょっともやっとしながら一票。(この票の参照用リンク)
6Pチーズを3P食べた。/残った3Pを食べる人が、もういない。 とか、そういうところが目を引いたので。(この票の参照用リンク)
いじめをいじめと認識しつつ、特にそれに感慨を抱かず。
そして、ある時を境に、突然、キレる。
分かりますよ、私がそうですもの。
私もね、消しゴムを切り刻まれたり、大切な腕時計を盗まれかけたり、そういういじめに遭いましたが、最初はこの糞野郎め、とは思っても、特にそれ以外は思わなかった。
しかし、流石に腕時計を盗まれかけた時はキレましたね。ふざけやがって、調子に乗るのもいい加減にしろ、という感じに。
身の上話はともかくとして、千字でその縮図を描かれたような感じ。ちょっとギョッとしました。(Qua)(この票の参照用リンク)
さっくりとした作品が多いなかで、さっくりしつつも殺伐とした感じに惹かれた。(この票の参照用リンク)
今回は1作しか選べなくて済まない。この一枚の絵に魅せられた。(この票の参照用リンク)
絵の描写いいなあーって思った。けどこれだけじゃ物足りないなあ、って思う。けどやっぱり絵の描写いいなあって思った。
熟成とか発酵とか、時間をもうすこしおいてお話を見つめ直したら、もうちょっと違うものになったんじゃないのかなって思う。(この票の参照用リンク)
これも厭。梅雨時のじめっとした雰囲気がよく出ていた。細部までほじくると少しぼろが出てくるんだけれどインパクトはあった。静かな、囁くような衝撃、怖かった。(楡井)(この票の参照用リンク)
プロットになることを、避けた。情緒の話つくり。
>旦那が、家族のことも考えろよ、と言った。
すごくいい女。なんだと言ったような。セリフおみごと。
ただ、そんなに、恋愛が続くのか? まあ、いい女には恋が似合う。
そうだなぁ、と、いった感じ。もやもや、として面白かった。
もやもや、が残念とも言える。(この票の参照用リンク)
女性がアイスクリームのごとく溶けていく、とはいえそれは幽霊のように消えるのではなくあくまでも肉塊として崩れていく。その描写によって、茹だるような空気、汗の臭い、何かが腐ったような臭い、それらに包まれる不快感を想起され、夏を感じました。
あと、この方の作風はバニラアイスっぽいなあと思ったり。(この票の参照用リンク)
二人の語り部が対峙し、背反し、流線型を描いていた。脳波かもしれない。波打つ頂上と谷間がひっくり返る感覚。会話文と地の文が反転する、どちらもどちらかの役目を追って蛇行し、末期、語られることから己を守るため、少女の言葉が世界を打ち消す。役を負ったキャラクターの遺し文は、溶ける間際に、心に何かを響かした。(楡井)(この票の参照用リンク)
なんていうか「敢えての精神」に乾杯!(この票の参照用リンク)
こういうファンタジー大好き。
あれは何の比喩だとかそういう野暮なことを考えず、異世界感を素直に楽しみたい。(この票の参照用リンク)
ピンとくるものがなかったので。次回に期待します。(この票の参照用リンク)