第215期予選時の投票状況です。6人より16票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
13 | ケモミミカフェ | euReka | 5 |
12 | カバネマイ | 志菩龍彦 | 4 |
7 | 警察庁広域捜査課01 | 朝野十字 | 3 |
1 | 手紙 | さばかん。 | 1 |
2 | 聴こえる | 金木 世莉 | 1 |
6 | 見たくないものが見える | 上江村 想 | 1 |
8 | 夜の帳に | 千春 | 1 |
敗戦国というどぎつい言葉を最初に持ってくる勇気がすごい。
8月にこれを投稿したということはやはり風刺・寓話を意図しているとは思うが、必要以上の嫌味さがなく可愛い話に収まっているところが好き。(この票の参照用リンク)
不条理で、なんかよくわからない印象なんですが、それがいかにもショートショートという気がします。(この票の参照用リンク)
終わりがシュールに落とされたので、きっかけである受け入れがたい状況をすっかり忘れてしまっていました。(この票の参照用リンク)
ファンタジーで人間のはなしになっている。
1000字だと何となく1000字の風味がある。(この票の参照用リンク)
可愛さが敗戦の代償として身体に屈辱的に刻まれる。それは
Kawaiiにくるまれた侮蔑のようだ。屈辱をケモミミカフェというビジネスの形にして、
なんでもございません然として、屈辱を金に換えて自分の国の
文化の奥深さと寛容性を前面に押し出しても、その前線で働く者には
ひりひりする様な緊張感がある。利権、金銭、屈辱、差別などを、
Kawaiiで糖衣して差し出す。すばらしい作品だと思います。(この票の参照用リンク)
悲しい話ですが、その悲しさを上手に描いていると思います。(この票の参照用リンク)
思わせぶりなシュールさでは今期一番だったと思います。(この票の参照用リンク)
最後がよく分からなかったが、物語の雰囲気が良かったので一票。(この票の参照用リンク)
羽黒トンボをこの夏見た。カバネマイとは違って、
悍ましく、気持ち悪いとは感じなかったが、それは墓ではなく、
山際で見たからかもしれない。とにかく、個人的な直近のイメージに
引っ張られて、カバネマイは、羽黒トンボで再生された。
夏にぴったりの怪談、美しい。(この票の参照用リンク)
緊迫した場面から始まったのに、何かとても美しい恋物語を読まされてしまいました。(この票の参照用リンク)
なんかすごい構成。300字くらい、土台に使った感じ。
小説も基礎が大切だな。(この票の参照用リンク)
緊迫した状況下では、それと全然関係ない昔のことがいやにリアルに
思い出されることがある、というのが、うまく描かれていると思った。
作品を読み終わって、何の話だっけとタイトルを見た。(この票の参照用リンク)
小学生くらいの少し切ない雰囲気が印象的でした。(この票の参照用リンク)
もっと書けると感じた。1、もっと音楽のよさを書く
2、それからどうしたか、流れ、時間を書く
3、音楽や記憶、景色を否定する。 、、、、などなど、
必要なことは書いてあります。(この票の参照用リンク)
改行が多いのはここのサイトでは少数派だけど、読みやすい文章がいい。
Wi-Fiが見えるという奇抜な展開を最初に持ってきたのもうまい。
軽口じみた地の文もいいし、3回の繰り返しできっちりとオチをつけている構成も素晴らしい。
主人公は最初は男かと思ったが、最後まで読むと少女同士の関係に見える。(この票の参照用リンク)
世話していた黒猫がどこかに行っただけの話だと思って読み終わったが、どうも気になるところがある。
じっくり読み返すと、一言も猫とは書いていない。かぎしっぽでにゃんと鳴くのだから普通に考えれば猫なのだが、猫とは絶対に書かないぞといった様子。
飼育動物とかペットだとは思いたくない主人公の気持ちではないかと気づいたとき、とてもいい話だと思った。(この票の参照用リンク)