第145期予選時の投票状況です。4人より11票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
14 | 皆既月食を終えた夜 | 白熊 | 3 |
6 | ラダー、左の二の腕 | 吉川楡井 | 2 |
9 | ペットの埋葬 | たなかなつみ | 2 |
3 | 僕の愛した彼女 | ウィザードリィ | 1 |
5 | 影送りの夏 | 緒上 ゆう | 1 |
8 | い | qbc | 1 |
12 | サイレーン | なゆら | 1 |
持ってかれる感覚、どうしようもなさ。(この票の参照用リンク)
作品の読後に、今の日本って、こんな感じなのだろうと思った。
誰とも知らない人と手を繋ぎながら「真っ黒な水面」に向かって行進していく。何処へ向かっているのかと問えば、「皆が同じところへ行くのだ。大丈夫だろう」と他人任せの答え。
今、自分はどこの辺りまで沈んだのか。足首までか、腹までか、頬までか。引き返せる場所にいるのだろうか。
そんなことを考えさせられた作品でした。素晴らしい作品だと思ったので1票。(この票の参照用リンク)
イメージの広がりが魅力的です。手をつなぐ何億ものみんな。けれども、一人で孤独。その対照性に惹かれました。(この票の参照用リンク)
世界観。(この票の参照用リンク)
自死というものに対峙する三者のありようが興味深いです。ひとつひとつのエピソードや流れに惹き込まれました。(この票の参照用リンク)
文章の跳躍。(この票の参照用リンク)
しっかり不快にさせて、ちょろっとしたオチもあり、しかし不快感はしっかり残る。スプラッタとしては割りとライトな描写も、動物がやられてると思うとかわいそうになってくるわけで、そういう意味では、新しい視点があり、嬉しく思います。(この票の参照用リンク)
最終段落の描写が好きです。(この票の参照用リンク)
新しい比喩を生み出すということは、観察力と本質を見抜く洞察力が不可欠だと個人的に思っている。
「鉛を飲み込んだように喉の奥が苦しかった。」という一文を読んで、私は唸りました。
「鉛を飲み込んだように」という比喩に、新しさと作者の才能を感じたので一票。(この票の参照用リンク)
タイトルがよくわからなかったです。でも、テーマ自体は好きだし、その調理法もまんぞくがいくものでした。(この票の参照用リンク)
筆力がありますね。なんだか引き込まれる文章で、心地よかったです。見事に変態性が出ていました。
これほど捻った文章で、しっかり情景が目に浮かぶのは、すばらしいと思います。(この票の参照用リンク)