第115期予選時の投票状況です。11人より29票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
6 | 壊れたラジオを傍らに | 八海宵一 | 4 |
13 | キルト | 皆本 | 4 |
15 | 世界遺産 | qbc | 4 |
17 | サイレン | Y.田中 崖 | 4 |
10 | 嵐 | 三浦 | 3 |
18 | 『さらば、愛しき火星床の軍隊よ』 | 吉川楡井 | 3 |
19 | さばくの鯨 | euReka | 3 |
1 | 算術 | かみつれ | 1 |
3 | 11,38 レインボウランナー | 深山 | 1 |
11 | しなぷすくん | 金武わかち宗基 | 1 |
12 | きのこ | 能見煌兵 | 1 |
かわいい父。無理に感動させようとしない、あっさりとした語り口がよかったです。(この票の参照用リンク)
ほのぼのしちゃいました。楽しかったです。
今じゃない、ちょっと昔の普通の家の出来事ですよね。
温かいお話だったので、1票。(この票の参照用リンク)
作者、八海宵一さんは、FMラジオのリスナーかな? 最近のFMはすごく感度がいい。TVがデジタルになって混線がなくなったからだろう。ノイズになって入っていたほかの放送も、自動車運転中の無線会話らしいノイズまでも、綺麗になくなり。本当に臨場感のある音だ。……電波の使い方。高級ラジオに焦点が当てられていたのかもしれない。もっと電波を余裕もって使えば雑音も無かった。……デジタル移行の余波、恩恵か?
家族のキャラがもっと、色彩豊かになると面白いか?
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受信の悪いラジオと父親の優しさ。
テーマを一言でまとめるとごく平凡でつまらない話になりそうなのに、読んでいて飽きさせない文の運びが見事だと感じた。(この票の参照用リンク)
本来ならば非日常的である死体とそれに纏わる事柄が、日常的なものとしてあくまでも自然に描かれていて異様でした。いい意味で気持ち悪く、その上で美しく魅せるところにぞくぞくしました。
中でも印象に残ったのが「そうした考えの人も最近は少なくない。」という箇所。さりげない一文ですがこれがないとだいぶ違うと思います。(この票の参照用リンク)
へんなものを書いていても日常的な言いぶりが崩れなかったのが良かったです。(この票の参照用リンク)
こういうファンタジーが大好きだ。グロテスクを綺麗に描けているのも魅力的。
ざっと読むだけで隅々まで想像できる文体は、さりげないがすごいと思う。(この票の参照用リンク)
今期はどの作品も個性的かつ魅力的であと一票をどうしようか本当に迷ったのですが、やっぱりこの作品かな、と。
死体をここまで直接的に登場させながら、どこか感傷的な美しさすら感じさせるのは絶妙だと思いました。(この票の参照用リンク)
「クレオール語」の前までは興味をもって読めた。今回の作品の中で、一番長く読み進めることの出来る作品だったので一票。
(euReka)(この票の参照用リンク)
わかりやすいし、おもしろい。さすがです(八海宵一)(この票の参照用リンク)
>新垣結衣氏は私のクローンなのである。
聞いたことのある名前が焼き芋のコロンとしたような。脱力感。
現実感になった。 のがいい!(この票の参照用リンク)
久しぶりにqbcさんのこういうの読めてよかったです。
新垣結衣が好きってなんかリアルですね。(この票の参照用リンク)
湿った生活感。まな板の上の船長。スカートから貝を産み落とす女。そうした映像が不気味で魅力的でした。(この票の参照用リンク)
男がコンロの部屋に居て女が船長の首を調理していてスカートから貝が出てくる必然性についてすこし首を傾げていますが、水面下で聴くサイレンの歌声、それを途絶えさせるサイレン。素敵な絵です。語り口には適度な距離感があって好ましく、シンプルな佳編だと思います。(この票の参照用リンク)
伝える技術があるって素敵ね。
不思議なままに読み終わってしまい、抜群の余韻が残りました。
結びがとても成功しているんじゃないでしょうか。(この票の参照用リンク)
>「これ、船長よ」と言う。
さんまは目黒。船長といえばイタリア。 日本にも世界中にも。
これ船長よ、と、言われる人が増えているような、……この一言で推薦。
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物騒な話から風が紙を飛ばしてしまう終盤への流れがいいと思いました。静かに怖い。(この票の参照用リンク)
おおまじめにめそめそしているのが良かったです。(この票の参照用リンク)
女はうつろで、青年は青臭く、言葉はどこまでも軽い。(この票の参照用リンク)
小人かわいいです。スポイトで応戦する、というのもなんか微笑ましい。(この票の参照用リンク)
ありえないものにしがみつくような文章が良かったです。(この票の参照用リンク)
小人かわいい。
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死んだラクダ。砂漠の自販機。自動扉のついた鯨に乗る女の子。イメージの組み合わせが面白かったです。(この票の参照用リンク)
世界観が好き。前半のテンポが後半まで続けば文句ない。でも1000字ではむずかしいかもしれませんね(八海宵一)(この票の参照用リンク)
なんというか、ちょうどいい。
バランスでしょうか。すごくおしゃれな文章のような気がします。
おしゃれであるかどうか、なんて関係ないけれど、ちょうどよかったんで、
わたしは支持します。(この票の参照用リンク)
こんにちはなゆらです、また全感想書いてみました。深く読めてません、さっと読んだ感想です。よろしければこちらですhttp://nayura06.blog27.fc2.com/
やっぱり好きですね、この文章、一種の憧れがあります。
終わりの美学、決まっていますが、決まりすぎているような印象も受ける。
難しいですねそのバランス。(この票の参照用リンク)
鉄道には詳しくないので、3kmを走るのに11分もかかる電車があるのか知らない。
だが遅い電車と並走するランナーのイメージが、コミカルなようでなんだか寂しく印象的だ。
そういう目に浮かぶシーンだけをつなげて作ったようなところが楽しめた。(この票の参照用リンク)
悔しいけど純粋に面白かったので一票。(この票の参照用リンク)
なぜだかよくわかりませんが、印象に残って仕方がないので1票です。若干、既視感を覚えましたが、なにと混同しているのか思い出せません。ああ、のどまで出かかってるのに! って感じです(八海宵一)(この票の参照用リンク)