全投票一覧(日時順)
第253期予選時の投票状況です。6人より16票を頂きました。
2023年10月31日 1時50分52秒
- 推薦作品
- 無敵の人(なこのたいばん)
- 感想
- 「無敵の人」ってのがみんなこうポジティブな人間だったらいいのに、と素直に思った。
読後に気分が明るくなりました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- あれ(三浦)
- 感想
- 最初は「なんか言っとるわこのオッサン」くらいの距離感で読んでいたが、最後の一文までくると、読者としての自分の感情が語り手に追いついた気がした。
「ここに書きたくもない。拒否する。」っていうところには何となく茶目っ気を感じた。文体的には別に誰かに書くことを求められた文章ではないだろう。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 物語の結末(euReka)
- 感想
- 最後まで読んで、「で、この話の結末はなんぞや」と思ったら、最初に書いてあった。
妙に感心してしまった。(この票の参照用リンク)
2023年10月30日 22時58分52秒
- 推薦作品
- 無敵の人(なこのたいばん)
- 感想
- ポジティブな好きの連続に爽やかさを感じる。だけど「武装する」というのは闘わないといけないということで、辛みも少し感じてしまう。どんなに武装しても一撃で剥がされちゃうよねとか。しかし、それでも土曜日は無敵ということなので、それはとてもいいことだねと思った。
あと、もっと好きを羅列してくれてもよかったように思う。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- あれ(三浦)
- 感想
- 最初、拗らせツンデレな奴だなと思ったけど、もっと切なかった。最終4段落での展開の辛さよ。
通して「私は酷く怒ったが、あれは笑っていた。嫌いだ。」と締めるための文章だったと思う。
感情は嫌いとしか描写されないが故に、淡々と説明される文章の裏側にある感情やら関係やらを想像する余白があり、そこに楽しさがある。面白かった。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- どんちゃん(霧野楢人)
- 感想
- この小説はどんな小説なんだろうという意識で読み始め、どんちゃんの些細な行動にスポットを当てて、微妙な違いに気付き、感情移入していく家族の描写がうまく、それが故にラストの1文の一撃が強い。ちゃんと伏線もあるという。人間の怖さ。(この票の参照用リンク)
2023年10月16日 21時4分28秒
- 推薦作品
- あれ(三浦)
- 感想
- ざくざく切り落とすナイフのような語りが最高でした。繰り返される「嫌いだ。」の色合いが変わっていくのがよい。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- どんちゃん(霧野楢人)
- 感想
- うわーっ! なんてものを書くんだ。ラストの一文の、「サクッとして」。こんなぞっとする「サクッとして」は初めてです。凄い。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 縫い物をする人(たなかなつみ)
- 感想
- ところが、で転じる展開が本当に怖い。嫌だよ通りすがりのひとに縫われたり中身を入れられたりするの。善良な顔した暴力だよ。そういうスタンスをまったくぼかしたままに書ききるラストがよい。私は絶望を見るけれど、きっとここに希望を見るひともいるのだろうな。この物語で炙り出される背景、構造が私は恐ろしい。(この票の参照用リンク)
2023年10月14日 16時19分23秒
- 推薦作品
- 縫い物をする人(たなかなつみ)
- 感想
- 書いているうちに変わっていったんだろうなと思わせる痕跡を見た気がして、自分が書いているような感覚で読めました。
(三浦)(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 犬の名前で僕を呼んで(るるるぶ☆どっぐちゃん)
- 感想
- 今だとチェンソーマン的に描かれそうな、物悲しいSF。
しかし「灰塵と化した」という言葉は重いですよね。
(三浦)(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 無敵の人(なこのたいばん)
- 感想
- まるでJ-POP の歌詞のようで心地良かったです。
(三浦)(この票の参照用リンク)
2023年10月13日 15時41分36秒
- 推薦作品
- 無敵の人(なこのたいばん)
- 感想
- 素敵ですね。すっきり爽やか、無敵な気分がよく伝わってきます。
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- 推薦作品
- 想い出がいっぱい(想い出がいっぱい)
- 感想
- 素敵な話からイタい話になり、と思ったら、ホラーから恐ろしい話に。丁寧に、淡々と語られながらも、その展開の怒濤さに翻弄されました。…題名は『みゆき』の主題歌だったのですね。どこからか H2O のあの歌声が甦ってきました。
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- 推薦作品
- 物語の結末(euReka)
- 感想
- ラルク アン シエルのミュージックビデオ、『CHRONICLE(クロニクル)』にスイカ頭の人の頭が割られるシーンがでてきますが、本作を読んでいて、そのシーンの女性の絶叫が甦ってきました。確かに、物語を楽しむ人には、結末が分かった上でもう一度読み直したい人と、結末が分かった作品は読みたくない人に分かれますね。…人生という物語は終わるまで結末が分かりませんが。
『宝くじ一等賞』はいい感じに落としてくれましたが、もう一ひねりが欲しかったように感じました。なぜ週三回なのか、なぜ毎週なのか、捻らないシンプルさも悪くはなかったのですが…。
『どんちゃん』は動物の飼育にまつわるあれこれをシンプルに描いていますが…。息子さんの情操教育のためにも、埋葬の儀の演出などは執り行って欲しかったですね。マウスとモルモットも一緒に飼うと十倍の体重のモルモットがいじめられるので、組み合わせの配慮が飼育する側に求められると思います。
『犬の名前で僕を呼んで』と『縫い物をする人』は設定は面白かったのですが、展開も着地点もよく分からず、もったいなく感じました。シュールさだけがウリ、という作品があるのも分かりますが…。
『あれ』は全然わかりませんでした。すみません。
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2023年10月13日 14時57分8秒
- 推薦作品
- 想い出がいっぱい(想い出がいっぱい)
- 感想
- 1000文字の縛りがあるから、後半はちょっと弱いかなと思いますが、面白い小説です。作者の名前も「想い出がいっぱい」ですが、入力ミスかな?(この票の参照用リンク)
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