全投票一覧(日時順)

第209期予選時の投票状況です。7人より19票を頂きました。

#題名作者得票数
6分からず屋、あらためましてゼス崩壊4
4二度漬け禁止テックスロー3
7ハッピーエンドたなかなつみ3
2博士のロボット糸井翼2
3壺を割る瓶八2
9永遠の物語えぬじぃ2
1名探偵朝野十字の事件簿:正義の殺人朝野十字1
5アメシストわがまま娘1
8運命遺伝子つかしょ1

2020年2月29日 23時59分33秒

推薦作品
壺を割る(瓶八)
感想
綺麗に組み上げられた話で安心して読めました。
最終的に、国は滅ぶのですね。教訓譚のようにも見えるけれども、
ヒトの(世界の)愚かさが描かれているようにも思いました。(この票の参照用リンク
推薦作品
アメシスト(わがまま娘)
感想
見た目的にも綺麗で、内容も綺麗な話だなと思いました。
「君」の最後の解答はなくてもよかったようにも思いましたが、
この話のなかでは重要なのかなとも。(この票の参照用リンク
推薦作品
永遠の物語(えぬじぃ)
感想
他者と時間がずれていく話は割と見るように思いますが、
自分のなかの時間までずれていく話は初めて読んだように思います。
面白く読みました。(この票の参照用リンク

2020年2月28日 0時14分49秒

推薦作品
博士のロボット(糸井翼)
感想
山奥の研究所。博士とロボット。このモチーフが出てくるのが懐かしくて好き。
ショートショートを読んでいるという実感がする。
オチはそれほど奇抜なものではないけど、ロボット物にありがちな展開を避けた意外さを感じられてよかった。
これはハッピーエンドだと思う。(この票の参照用リンク
推薦作品
壺を割る(瓶八)
感想
こういう読後感をしっかりと味合わせてくれる物語が好き。
特に最後の段落がいい。結局のところ壺は国を救えてないが、それでも人々からの信望を失わないところが。(この票の参照用リンク
推薦作品
分からず屋、あらためまして(ゼス崩壊)
感想
時代物が好き。
旅先で手に取った知らない雑誌に載っていた、忘れられない物語といった雰囲気がある。(この票の参照用リンク

2020年2月24日 13時18分13秒

推薦作品
分からず屋、あらためまして(ゼス崩壊)
感想
よくある話とも思いましたが、こういうお話は好きです。まさに”目利き”ですね(この票の参照用リンク
推薦作品
運命遺伝子(つかしょ)
感想
このように運命が変わるのであれば悪くないなと思いました。人間、どう生きるものか、端的にまとめられていると思います。(この票の参照用リンク
推薦作品
名探偵朝野十字の事件簿:正義の殺人(朝野十字)
感想
『二度漬け禁止』は確かについつい読み込まされてしまいましたが、つい「見知らぬ女性に痴漢する男を夫として、あなたはこれから幸せなのか?」と無駄な心配をしてしまったので選外に。”名探偵朝野十字”はシリーズ化されていて既視感があるのに、毎回よく分からない結末になんとなく惹かれてしまって今回は選びました。(この票の参照用リンク

2020年2月23日 14時55分19秒

推薦作品
博士のロボット(糸井翼)
感想
1000字という短さの中で伝えようとするメッセージ性が強い。ネット上の悪意を批判的に示して性悪説的なのだけれど、人間に必ずしも絶望していない感じがする。(この票の参照用リンク
推薦作品
二度漬け禁止(テックスロー)
感想
どこか不思議で、変態で、でもおもしろい。短い中で見事につめこんでいる。(この票の参照用リンク

2020年2月23日 10時47分38秒

推薦作品
二度漬け禁止(テックスロー)
感想

「なんか、撫でられてるうちにそれもいいな、って思って結婚したのが今の旦那です!」

テックスローさん、半端ないってもぉー!
アイツ半端ないって!
読者の想像の斜め上のフレーズめっちゃチョイスするもん…
そんなんできひんやん、普通。

以上、最大限のリスペクトを込めて。こんな文章書かれたら投票せざるをえませんわ、と、ガチ関西人を代表して一票。
毎期思うのだけれど、この人の文章は色々とズルすぎる。勿論良い意味で。(この票の参照用リンク
推薦作品
ハッピーエンド(たなかなつみ)
感想
初読時は良くできたループものだなという印象を受けました。しかし再読してみてまた別の感想を受けました。何度世界をリセットしても「おまえ」が心を開くことは決してなく、それは悲壮な運命であると同時に、それでもなおループを繰り返す主人公には静かな狂気を感じました。
短文を周到に積み重ねた文章は歯切れがよく、改行位置もお見事でした。(この票の参照用リンク

2020年2月19日 21時20分59秒

推薦作品
分からず屋、あらためまして(ゼス崩壊)
感想
なにか感想を述べようとすると途端に陳腐な表現しか思い浮かばなくて悔しいです。テーマ自体はそれだけ使い古されているのに、最後まで読んでしまう。句読点の打ち方も余裕があって、リラックスできる小説でした。(この票の参照用リンク
推薦作品
ハッピーエンド(たなかなつみ)
感想
いわゆるループもののようだけど、文体の硬さが安易に「キミとボクのセカイ」的な展開に落ち込むのを抑制していると思いました。この主人公は一人の人間ではなく、人類全体のことを指しているのだと勝手に考えました。拒絶する側も人類全体だとすると、「愛」と「憎しみ」の間の追いかけっこのようでした。主人公はどんな人間にも生まれ変わることができるようなので、自己愛と自己嫌悪の間の綱引きのようでもあり、読み方に幅があって面白かったです。
ただ、タイトルはもう少しあったのではと思いました。(この票の参照用リンク
推薦作品
永遠の物語(えぬじぃ)
感想
老いと死についての新しいアプローチ。「最期の瞬間も近づけば近づくほど遠くなり」がとても好き。精神と肉体が完全に乖離して、精神の側の終わりが見えない。悲しい気持ちになりましたが、こうやって小説の形で示したことで、世界観が共有できたことがうれしいです。(この票の参照用リンク

2020年2月15日 22時8分20秒

推薦作品
二度漬け禁止(テックスロー)
感想
この作品は強すぎる。まず「記憶の海」で二度見。三度見。念のためもう一度最初から「記憶の海」まで読む。そのあと作者名確認「テックスロー」。納得。そして「結婚したのが今の旦那です」で爆笑。あとは美しい予定調和。恍惚とした読後感。優勝!(この票の参照用リンク
推薦作品
分からず屋、あらためまして(ゼス崩壊)
感想
「分からず屋」がなくなってしまうのは寂しいが、お加代と未来の子供のことを想えば仕方ないのかも知れない。(この票の参照用リンク
推薦作品
ハッピーエンド(たなかなつみ)
感想
ドラマチックな猛る感情に引き込まれた。(この票の参照用リンク

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