第196期予選時の投票状況です。3人より9票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
2 | 僕という作品。 | さばかん。 | 2 |
4 | 宝島 | 霧野楢人 | 2 |
1 | 犯罪者の氣持 | 絲 | 1 |
6 | あ | qbc | 1 |
7 | 見習い猫 | euReka | 1 |
8 | 箱庭の塔 | たなかなつみ | 1 |
9 | 皮膚と粘膜 | 塩むすび | 1 |
主人公は自分に酷く酔っている。が、作品自体は独りよがりでないと感じた。最後まで描き方が綺麗だと思う。(この票の参照用リンク)
内容自体が真っ直ぐに響いてきました。
自分にとっては文章による創作ですが、書けなくなったときの感覚というのが描写されているものに近く、そうでなくても、その感覚を「わかる」と思わせられたので。
絵の具のチューブのエピソードがいいです。(この票の参照用リンク)
とても面白かったです。
導入部分で興味を引き、物語の中心はエロ本エピソードで埋め、三角点のエピソードでオチがついたかと思ったら、解とも謎とも受けとれる最終エピソードが、1 行アキで語られる。
とてもよかったです。(この票の参照用リンク)
エロ本をめぐる話は面白かったが、最後の終わり方が、物語が小さく閉じていくような感じがしていまいちだった。せっかくエロ本で話を広げていったのだから、その方向で終わらせたほうがよかったのではないかと思う。(euReka)(この票の参照用リンク)
ネットの書き込みの設定か。顔が見えないぶん語り手の正体は謎めいている。犯罪者という概念にどのような思いが込められているのか、語り手は作品においてどのような役割を担っているのか。よく理解できていないが、作者は明確な意図を持って書いているように思う。(この票の参照用リンク)
タイトルは発声音なのかな。
「電磁波ストレス障害」という現象が、電車内の人びとの、基本的に何もしないという行動で描写されるのに引き込まれました。
主人公のとる選択肢(黙するが勝ち)の根底にある思考とその結論が興味深かったです。(この票の参照用リンク)
レバーのイメージを修正するときにふふっとなった。語りが流暢で読み心地が良い。(この票の参照用リンク)
ようするに、嘘に嘘を重ねていくと、それが積もり積もって大きな罪になっていくということだろうか。話自体はカフカっぽくて面白いのだが、最後に教訓めいたところが見えてしまい、物語が冷めてしまう。なので、もっと別の終わり方はなかったのだろうかと思う。(euReka)(この票の参照用リンク)
友人というのは男で、同性愛者ということか? 前半は、状況が分かりにくい。
そして後半は、主人公が見ている夢の中のイメージや、心の中のイメージが描かれており、そのイメージの描き方に少し魅力を感じる。
しかし全体的にみると、文章を書きなぐっただけという気もするし、完成度はいまいちだと思う。(euReka)(この票の参照用リンク)