第188期予選時の投票状況です。5人より15票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
10 | 渋谷オリンピック | 宇加谷 研一郎 | 3 |
11 | 80点の面白い出来事 | euReka | 3 |
12 | 瘤蠼螋 | 塩むすび | 2 |
1 | フレーバー | テックスロー | 1 |
3 | 何年何か月。 | さばかん。 | 1 |
4 | 月光屋さんの紙弁当 | 海音寺ジョー | 1 |
6 | アートの外でダンス | 岩西 健治 | 1 |
7 | 受容と風化と俯瞰 | ウワノソラ。 | 1 |
8 | 恵美の或る一日 | 志菩龍彦 | 1 |
13 | ムネモシュネ | qbc | 1 |
冒頭からラストまでの疾走感がとても良かったです。(この票の参照用リンク)
分かりやすい設定はときに感動を生む。シンプルで分かりやすいから。(この票の参照用リンク)
えらく希望の光と言うのか、期待の星と言うのか、短距離走のタイム。渋谷オリンピックと言うタイトルもどこかユーモラスでした。(この票の参照用リンク)
クリーム坊やの犬への点付けのアイディアが楽しかったです。犬が食べられなくて良かった。(この票の参照用リンク)
おだやかな感じが良かった。(この票の参照用リンク)
クリーム坊やの個性全開と言った感じで。でも視点と言うのかクリーム坊やの描写は間接描写ですね。面白さにこだわる坊や。社会の不条理も訴えているようで、どこか不気味な感じもありました。(この票の参照用リンク)
最後から二番目の段落の「彼」が誰を指しているのかよく分からない。意図的にそうしているのかもしれないが、そうであるなら、もっと意図がちゃんと分かるような書き方をすべきだろう。
内容については、映画を、記憶や人生に喩えるというもので、それ自体はよくあるテーマだと思うが、何度も繰り返すという部分に独特な視点があるなと思った。そして映画の中に取り残された少年たちというイメージも悪くないなと思う。ただし小説というより、詩的な方に偏り過ぎている気もするが。(euReka)(この票の参照用リンク)
頭でっかちな文体だなーと思ったけど、ひっかかったので。(この票の参照用リンク)
人の心の機微を匂いでとらえるというアイディアが良かったです。人が本当に嬉しい瞬間は流れ星のよう、という言及も鋭くて確かに、と思いました。(この票の参照用リンク)
何か倦怠感の漂う雰囲気ですが、自分の自己主張が客観視されて居る様な、そんな感じもしました。(この票の参照用リンク)
「大昔は〜」や「それは昔〜と呼ばれたものだ」というのはありがちな書き方で、ちょっと工夫が必要だと思う。そして「月光屋」の説明についても無駄な部分が多い気がする。
しかし、文字を食べるというアイデアや、最後の方で主人公が世界の美しさを知るという下りは悪くないなと思った。それから、この作品で言いたかったことは、文字の情報だけでは分からないことが世界にはあるということだと思うが、そのことが物語の形でよく表現出来ていると思う。(euReka)(この票の参照用リンク)
カギカッコついてないセリフの表現がおもしろかった。(この票の参照用リンク)
タイトルにも意味があることを知って、この作品が好きになったから。(この票の参照用リンク)
内容は面白いけれど、何か腑に落ちないものが残っている。小説自体ではなく、小説を通して考えた色々が、全作の中で一番あったから。(この票の参照用リンク)
話の内容より、文章のリズムや言葉選び(選ばれた言葉)を楽しむ作品かなと思った。ある日、ある男女が会って、ある時間を過ごしていたことをただ文章で表現したという、そういうことを極めようとした作品。(euReka)(この票の参照用リンク)