第139期予選時の投票状況です。4人より9票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
7 | ばいばい | qbc | 2 |
8 | 少年ピラニア | 吉川楡井 | 2 |
11 | 旅の終わりと始まり | 皆本 | 2 |
4 | 面接官雑談中(石編) | 豆一目 | 1 |
9 | 中身よ、吠えろ | なゆら | 1 |
10 | 鮪 | 白熊 | 1 |
なんとなく良かったです。(この票の参照用リンク)
qbcさん節。
淡々とした語り口に好感。(この票の参照用リンク)
少年ピラニアという語感だけで突っ走る潔さに一票。(この票の参照用リンク)
話の持って行き方が美味いのではないか、描写も。骨格だけ抜き出せば、アホかと言う話だが、そこを作者はアホと思わせ無い力量を見せた。(この票の参照用リンク)
よい幻想を頂きました。(この票の参照用リンク)
鶏とか白骨遺体、旅の終わりと始まりか、輪廻転生を、うまく行ったものか、小説にするにあたり力量を示せたと言えるだろう。(この票の参照用リンク)
人間のタイプを石の種類に例えていることが秀逸。石に例えることによって、逆にリアリティが増していると思う。
「うちは、庭石の募集かけたら、墓石向きの庵治石がきちゃって。墓石部に行くようにって、説得が大変でしたよ」という台詞に凄味を感じました。「うちは、経理の募集かけたら、営業向きのさわやか系がきちゃって。営業部にいくようにって、説得が大変でしたよ」というように、現実っぽい言葉を使うよりも、本質的なものが伝わってくる気がした。
あと、個人的には、煙草の葉、たんぽぽ、植物系などまで話を広げる必要はなかったのでは? と思いました。読みながら、『軽い石、光輝いている石、路傍の石、珍しい石』など、石にもいろいろなタイプが有るよなぁなど考えて、石の多様性と人間の多様性が重なっていたところに、植物系が登場して、私の頭に描いた小説の世界観が大混乱に陥りました。
素晴らしい作品ですので、一票。(この票の参照用リンク)
結末部分の意外さと納得感が面白かったです。(この票の参照用リンク)
全てに渡って、指の先まで震えて仕舞う様な気の使いようではないか、余計な批評を許さない緊張感に満ちて居たと思う。(この票の参照用リンク)