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第139期予選時の、#4面接官雑談中(石編)(豆一目)への投票です(1票)。

2014年4月14日 8時11分53秒

人間のタイプを石の種類に例えていることが秀逸。石に例えることによって、逆にリアリティが増していると思う。

「うちは、庭石の募集かけたら、墓石向きの庵治石がきちゃって。墓石部に行くようにって、説得が大変でしたよ」という台詞に凄味を感じました。「うちは、経理の募集かけたら、営業向きのさわやか系がきちゃって。営業部にいくようにって、説得が大変でしたよ」というように、現実っぽい言葉を使うよりも、本質的なものが伝わってくる気がした。

あと、個人的には、煙草の葉、たんぽぽ、植物系などまで話を広げる必要はなかったのでは? と思いました。読みながら、『軽い石、光輝いている石、路傍の石、珍しい石』など、石にもいろいろなタイプが有るよなぁなど考えて、石の多様性と人間の多様性が重なっていたところに、植物系が登場して、私の頭に描いた小説の世界観が大混乱に陥りました。

素晴らしい作品ですので、一票。

参照用リンク: #date20140414-081153


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