全投票一覧(日時順)
第139期予選時の投票状況です。4人より9票を頂きました。
2014年4月30日 17時35分29秒
- 推薦作品
- 少年ピラニア(吉川楡井)
- 感想
- 話の持って行き方が美味いのではないか、描写も。骨格だけ抜き出せば、アホかと言う話だが、そこを作者はアホと思わせ無い力量を見せた。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 鮪(白熊)
- 感想
- 全てに渡って、指の先まで震えて仕舞う様な気の使いようではないか、余計な批評を許さない緊張感に満ちて居たと思う。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 旅の終わりと始まり(皆本)
- 感想
- 鶏とか白骨遺体、旅の終わりと始まりか、輪廻転生を、うまく行ったものか、小説にするにあたり力量を示せたと言えるだろう。(この票の参照用リンク)
2014年4月14日 8時11分53秒
- 推薦作品
- 面接官雑談中(石編)(豆一目)
- 感想
- 人間のタイプを石の種類に例えていることが秀逸。石に例えることによって、逆にリアリティが増していると思う。
「うちは、庭石の募集かけたら、墓石向きの庵治石がきちゃって。墓石部に行くようにって、説得が大変でしたよ」という台詞に凄味を感じました。「うちは、経理の募集かけたら、営業向きのさわやか系がきちゃって。営業部にいくようにって、説得が大変でしたよ」というように、現実っぽい言葉を使うよりも、本質的なものが伝わってくる気がした。
あと、個人的には、煙草の葉、たんぽぽ、植物系などまで話を広げる必要はなかったのでは? と思いました。読みながら、『軽い石、光輝いている石、路傍の石、珍しい石』など、石にもいろいろなタイプが有るよなぁなど考えて、石の多様性と人間の多様性が重なっていたところに、植物系が登場して、私の頭に描いた小説の世界観が大混乱に陥りました。
素晴らしい作品ですので、一票。(この票の参照用リンク)
編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp