第280期予選時の投票状況です。3人より8票を頂きました。
| # | 題名 | 作者 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 1 | 苗字 | 蘇泉 | 1 |
| 2 | ずっと、このままで | 初夢なすび | 1 |
| 3 | 十二支の島 | 三浦 | 1 |
| 4 | 世界を救うというのは | euReka | 1 |
| 5 | エニシ | 佐山 | 1 |
| 未公開票 | 3 |
確かに、珍しい苗字の人には「悪いことをして有名になるのは絶対に避けたい」という心理的なブレーキが心の底にあるのかもしれない。
珍しい苗字は、ある特定の地域や、昔の、ある階級にしか存在しないケースも多いので、必然的に親戚や遠い親戚だったりすることも多いという事情があると思うし、苗字のアイデンティティを守ろうとする意識は、平凡な苗字の人より強いかもしれない。
平凡な苗字の人と、珍しい苗字の人とでは、人生に対する心構えが結構違ってくるかもしれないなと考えさせられたたし、面白い視点だと思う。(この票の参照用リンク)
TikTokなどのショート動画で、ダンス動画を投稿する高校生か中学生の話という設定か。
短い文で次々に改行されていく文章が、ショート動画的な雰囲気と合っている気がするし、その工夫は面白いなと思う。
ただ言葉の表現が、なんとなく作られた言葉という印象があり、今の十代の人たちの言葉のようには感じられない(自分も今の若い人たちの感覚はわからないけれど)。
でもアイデアは面白いと思う。(この票の参照用リンク)
鼠に兎、鶏すら渡れた川をどうして猫は渡れなかったのか、煌びやかな出立ちの男に順序を付けられることがそれらの動物にどのような利益をもたらすのか、いろいろと謎は深いのですが、お正月だし、このような作品も悪くないと思いました。
『苗字』は、”営業先で一発で苗字を覚えてもらえる”は営業職として充分な利益だと思います。また、過剰に話題となると厄介ごとにも巻き込まれやすくなります。著名人とは赤の他人のふりをしておいた方が無難でしょうね。
『エニシ』は、子供に優しい存在はありがたいものだとは思いますが、その出現過程が子供にとってのかなりの重大な過失によるのはちょっと可哀想でした。子供の絵が現実化する話は『ウルトラマン』の”恐怖の宇宙線”のガヴァドンがよく知られていますが、小泉八雲の『影』所蔵の”衝立の乙女”や落語の”抜け雀”なども現実と絵の行き来が味わいをもたらす名作ですね。ですので、字数にも余裕があることでしたし、絵と現実の関わり合いについてもうちょっと書き込みがあれば、本作も味わいが変わってきたと思います。
『ずっと、このままで』は今どきの若者の、過剰に人目を気にする様、”いいね”は嬉しいけど知り合いに知られるのは怖い、という様子が描かれているのは分かりましたが、それでどうなのか、というのは分かりませんでした。また、スマホで読みやすい幅で過剰な改行があるのは、さすがに読みにくく感じました。無理に改行を入れなくても、今どきのスマホなら自動改行してくれると思います。
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魔法少女も、魔法少女と関わった人も、世界を救う為には難儀に巻き込まれるものですね。空間移動の際には、出入り口のなる人の日常生活に、あまり影響がないように工夫してもらえたらと思います。
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夏目友人帳のような、妖怪との、はかなくもどこか温かい関係のような、そういう世界を表現したかったのかなと。
荷物を運ぶ労働を強いられている「こども」がなぜそのような状況や人生になってしまったのか、という部分をもう少しちゃんと描くことができれば、物語が動き出して、広がっていくのではないか。
アイデアはとてもいいのになと思う。(この票の参照用リンク)