| # | 題名 | 作者 | 得票数 |
|---|---|---|---|
| 1 | あっち向いてホイ | キノ | 2 |
| 2 | 口コミ | 蘇泉 | 2 |
| 3 | 泥棒 | 阿多見 | 1 |
| 4 | 地下鉄とファーストフードと少女 | euReka | 1 |
この怪談話自体は面白かった(怖かった)が、最後のオチがそのまますぎるかなと思う。
もう少しひねりのあるオチだともっと良かった。
例えば、「その子」は翌日も元気に学校へやってきたけど、なぜか右利きが左利きになっていたとか……翌日になると、「私」以外はみんな「その子」の存在を忘れていた(はじめから居ないことになっていた)とか……。(この票の参照用リンク)
見事なホラーでした。ホラーはある程度ネタが枯れてきている分野に感じていましたが、まだまだ新しい物が作れるのですね。(この票の参照用リンク)
もし実際に、食べログやグーグルマップで毎日悪口の投稿があれば、さすがに名誉棄損などで訴えられるだろうけど、物語的には面白い設定。
飲食店などに対するネットの「口コミ」を、店側や客側も、ただの戯言として無視(または、そういう人もたまにいるでしょうという消極的な許容が)できるような風潮になれば、トラブルも減るだろうし、精神的な負担も少なくなるのかなとこの作品を読みながら思った。
悪質な口コミをする側も、それを受け取る側も、どちらにも心の余裕がなく、ただギスギスしているのが今の日本社会かなと。(この票の参照用リンク)
分かりやすい進行から納得できる落としどころまで、読みやすい作品でした。現代を感じさせますね。(この票の参照用リンク)
人間はよく嘘をつくし、政治家などは嘘をつくのが仕事と言ってもいいぐらいの連中で、そのことに対する嘆きはよく理解できる。
しかし「そのように他者を批判する自分自身は本当に誠実な人間と言えるのか」という視点を入れて書くと、一方的な批判だけではない、現実の中で葛藤する人間の物語になるのではないか。(この票の参照用リンク)
これもいかにも現代的。リゲインのCMソングの歌詞、”二十四時間戦えますか?”は全力で働き、全力で遊び、全力で休んで、全力で寝る、ということでしたが、本当の二十四時間労働は過労死をしても当然ですね。ですが、いや客が来ないなら労働はないわけで、食事はあるわけで、少女が年を取らないのであれば、放置しても逃げ出しても構わないわけで…。このシュールさが魅力の作品ですね。
『泥棒』も推薦に迷う作品ではありましたが、今期は他が強力すぎました。結末はどちらが嘘つきだったか、考えさせる点も秀逸でした。真面目すぎて体を壊し、療養せざるを得なくなる人が多いこの現代、バランスこそが重要ですが、それもまた難しいものですね。
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