# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
3 | 木曜日にやってくる猫 | 蘇泉 | 1 |
4 | 貝がいる島 | 三浦 | 1 |
5 | 宇宙人のいる風景 | euReka | 1 |
自然にほのぼのとさせてもらえる良い作品でした。猫さんとの何か素敵な関係ですね。(この票の参照用リンク)
前期の『巨人の住む島』と最初の四行がそっくり、いえ、二行目から四行目までは完全に一緒でしたが、「むかしむかしあるところにおじいさんとおばあさんがいました」と同様で、語りの導入はそういうものかもしれません。むしろ話に入り込みやすかったですね。で、何をやらかしてくれるかと期待していたら、おおっとその展開は想定外でした。お見事で、やられましたね。(この票の参照用リンク)
こんなふうに宇宙人と気軽に過ごせる世の中は素晴らしいですね。その宇宙人たちが地球人たちと共生できるようになるまで、いえ、共生しているこの時点でも、偏見や差別、争いも生まれているのでしょうけど、でも、その物語の中ではそれに触れずにすんでいるのには救われました。
『柔らかい力』は性同一性や親子関係、実質は家庭内パワハラなどの重いテーマに短い字数で挑んでいるのは素晴らしいと思うのですが、なにぶん字数が少なすぎて、前半と後半がうまく結びついてなく感じられたのが残念でした。
『とはいえただのみかんです。』は応援しているのか腐しているのか、それをしている自分を笑っているのか、結局相手を笑っているのか、分からないことからあまり好感を覚えられませんでした。
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