全投票一覧(日時順)
第199期予選時の投票状況です。5人より10票を頂きました。
2019年4月30日 20時41分45秒
- 推薦作品
- ゲイやん(テックスロー)
- 感想
- 会話のみの進行(関西弁の記述が巧み)で周辺を探らされつつ最後まで辿りつかされ、その筆力にやられました。
そう言えば、会話ってそもそも探り探り進むものですよね。
この流れで辿り着く先がそこなのかという驚きもありました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 2019年3月29日((あ))
- 感想
- とても面白かった。
Q 社の演習林の描写になってから物語のイメージががらりと変わり、妖精とのやり取りや、それが仕事に反映される形などがとにかく楽しい。
違和感があった「ぽこぽこ」や、この物語が文章で綴られた意味まで回収されて、すごいと思いました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 仮想狂気(世論以明日文句)
- 感想
- どこまで意識的になされているかはわからなかったのですが、
言葉や文字の選び方が、通常目にするのとは異なるものがかなり仕込んであるように思い、
一字一句辿りながら読み進めると、流し読んでしまったときよりも面白く感じました。(この票の参照用リンク)
2019年4月30日 16時54分36秒
- 推薦作品
- 2019年3月29日((あ))
- 感想
- 現実を匂わした書き出しから、霊性、妖精へと非現実な世界に流れていくところがきれいだった。
63桁というのは、詳しくないけれど何かコンピューターの計算機のことかなと考えた。なんでも知っているは、つまり検索マシンのことか、と。
妖精は、人間よりに捉えられるのか、コンピューター寄りに捉えられるのか。
「一方的に近況を知ってしまうのはフェアじゃない」という主人公の、とても人間寄りの言葉で締めくくられているのは、作中に反対のコンピュータ寄りの存在が暗に示されているという、よく効いた締めだと思った。クロクマ(この票の参照用リンク)
2019年4月30日 15時43分55秒
- 推薦作品
- 或る人形の物語(たなかなつみ)
- 感想
- 今の自分の気持ちにも似て、この言葉、
「物語を紡ぐために生み出された人形が、文字にする前に言葉が逃げていく病にかかってしまう」
に強くひかれてしまう。
すべての人が物語を紡ぐようにできているんだと思うけど、いっつもそれを形にすることができなくて、迷っているんだろうなと思う。
言葉にする技術がないか、そもそも言葉にするのだということを知らないのか。
それともただ忙しいだけなのか。
ただね言葉を使っていかないと、自分自身てものがどこかにも生まれないし、自分自身てものがどこにもだっていないのだということにも、気づけない。(この票の参照用リンク)
2019年4月29日 22時32分20秒
- 推薦作品
- 危ないことは分かってる(ハギワラシンジ)
- 感想
- 石のこともよくわからないし、人が倒れたのは何故かもわからない。
よくわからないけど、心情の動き。流れが読んでいて面白かった。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 仮想狂気(世論以明日文句)
- 感想
- 全体的によくわからない。ソファーが東にあったり、西にあったり。
抽象的な絵でも見せられている気分だった。でも、ぐちゃぐちゃした思考がいい。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- お母さんの指、きれい(qbc)
- 感想
- 落ちがきれい。最後、クスッと笑ってしまう。
なんで結婚できないのとか、だから結婚できないんだよとか。容易く子供は言えてしまうから残酷だ。(この票の参照用リンク)
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