第154期予選時の投票状況です。8人より15票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
12 | 四畳半のヤギ | しま | 3 |
13 | 苺 | qbc | 3 |
17 | キリン条約 | euReka | 3 |
11 | おいしいコーヒーの淹れ方? | わがまま娘 | 2 |
7 | 不気味な四棒 | コルフーニャ | 1 |
10 | 欲望 | たなかなつみ | 1 |
14 | 君の名は | 三浦 | 1 |
15 | 灯台守 | キリハラ | 1 |
ヤギがどこから現れて、どこへ行くのか。最後の終わり方が、えっ? って感じだったので、1票。(この票の参照用リンク)
会話の内容とヤギという動物の描写が、上手く私の心を震えさせました。終わりを読者に想像させるという形も良いと思います。(この票の参照用リンク)
終わり方が妙に怖くて好きです。この先どうなるのか、投げっ放しでずるい。そこがまた怖く感じるとこなんだろうなと思いました。(この票の参照用リンク)
やっぱりというか、当然というか、そもそも同じ土俵じゃないんだけど、うまい!! って思いました。もう、単にそれだけ。(この票の参照用リンク)
変わった同棲生活を送っている二人でした。登場している職業も一風変わった、新種とも言える職ですね。
そんな同棲生活や職のこともあり、総じて作品全体から漠然とした将来の不安が感じられた作品でした。
ただ、タイトルでもある苺が今ひとつ存在感を発揮して無いような・・・
それでも淀みなく文章は読めたので、その筆力の達者さの点から一票を投じます。(この票の参照用リンク)
生命線を男一人に絞ることで自ら弱者となった女の危機意識の薄い閉じた思考と肉体に害を及ぼすものへの動物的恐怖を語る語り口がきちんと編み物になっていて心地いい。 (この票の参照用リンク)
映像化しても画面映えしそうな作品だと思います。
子供が生まれて、条約が続いていきそうなのもいいですね。(この票の参照用リンク)
なんというか、あぁ、って感じで、で、中にいる人たちは一体どうなるんでしょうか? ってことが気になって。なんていうか、そのなんだかわからないことだらけなのに、想像できちゃうところが良かったです。(この票の参照用リンク)
最初の一文のあっさり言い切る感じが、まず良かったです。
全面的に、よくこんなこと思いつくものだなあとあっけにとられながら読みました。面白かったです。(この票の参照用リンク)
こういう感性を持った人に憧れがあるので、嫉妬する気持ちが良く分かります。
続きがあるならば、是非、主人公には、吹っ切れて欲しいところです。(この票の参照用リンク)
何気ない日常からの微笑ましい作品でした。
現代のネット社会になる前は、誰しもが何かしら自分だけが知っている有益な(たまに意味不明な)情報を持っていたように思います。
作中の語り手が持ったいっちゃんに対する感情が、ネット社会へのアンチテーゼのように捉えられて面白かったです。
またタイトルにクエスチョンマークをつけてるのも良いと感じたので一票を投じます。(この票の参照用リンク)
意図的に変な文章で書いているのだろう。明らかに文章がおかしかったり、一人称と三人称が混ざったりしている。でもその歪んだ表現が、物語の内容と一体化して不思議な世界を作っている。
まるで核戦争後、数十年経った後の風景だと思った。(この票の参照用リンク)
#7と趣や内容が似ているが、こちらはもっと内省的。語り手の「私」は明らかに拷問を受けているのだけれど、その理不尽な状況に対して苦情を申し立てることは一切しないで、内省的な問題として考えたり、さらに拷問をする側の「あなた」との対話を試みている。
これはまるでカフカの世界であり、ナチスのホロコーストの世界だと思った。(この票の参照用リンク)
なんとなく良い。読んでいて気持ちいい。
意味とかどうでもよくて、とにかく間違ってないことが書き進められている感じがする。
ここに投票しやすい、語られやすい要素がぽんと一つあったらそれだけで勝てると思うんだけどな。(この票の参照用リンク)
廃れた土地の古いお堂に猫、と来たらそれだけで完全に好みだったので。こんな票の入れ方ですみません。(この票の参照用リンク)