第131期予選時の投票状況です。5人より11票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
2 | 紙芝居 | アンタ | 2 |
12 | さる | qbc | 2 |
4 | 蜂蜜という名の事象 | 三浦 | 1 |
8 | 西瓜 | 岩敏 健治 | 1 |
14 | 知らぬが仏 | あかね | 1 |
9 | 海と少女と | あお | 2 |
13 | 残像 | Y.田中 崖 | 1 |
- | なし | 1 |
話芸もさることながら、ネコ型ロボを描いたりとなかなかに巧みな紙芝居おじさんだなと思いました。(この票の参照用リンク)
終わりに向かうにつれて見えてくるやさしさがしみました。
「全米が泣いた感動紙芝居」の薄っぺらさから、おじさんの背景をのぞかせるバランス感覚がいい。深みが強調されている。(この票の参照用リンク)
好きな芸能人、という時の好きという言葉の軽さに思いを巡らせたりしました。(この票の参照用リンク)
無駄がないように見えて、無駄ばかり、というなかなか複雑です。
挟み込まれる情報に嫌悪感を抱きつつ、ぐいぐい引き込まれていくので、
すこぶる上手です。
なによりもまず、さる、っていうのが不気味ですよね。(この票の参照用リンク)
犬が死んでハチミツが切れると這いつくばって歩き、戻ってきた声は「ただ音としての声」とまるで語り手が犬になったよう。犬のようになっても生きて歩いて書く。私には文学がどういうものかなんてわかりませんが、書き置きのやりとりが文学と呼ばれるものなのかもしれないと感じました。
声が失われると文字も奪われる、しかし言葉は失われていない。千字に無限の荒野を見る思いです。ありがとうございます。(この票の参照用リンク)
これは日記だと思いました。
「僕」は大学生で、頻繁にブログに記事をあげている。脳内設定。
つつましい風景を小話にしたてる人物像を想像していました。
ただ「やっぱりどうでもいいエピソードだよなあ」と思わないでもない。
投票者はこういう話が好きです。つまんねえと思うひとも大勢いるはずですけど。(この票の参照用リンク)
作者の描く象はいつもかわいいからずるい。絵本ですね。
知ってしまった今より知らない頃のほうが大切なものがたくさんあったかもしれない、そんなことをぼんやりと考えました。(この票の参照用リンク)
何を書くか? ないんですよねぇ、それでも書いていらっしゃる方々に、偉いなぁとかんじます。 、ですが、推薦作品は「なし」にしおきます(この票の参照用リンク)
久々に感想書きます。ブログにて。
すごく読みやすいですね、この改行。かなりの好感度。
すいません、わたしのは全く改行ありません。読みにくいですね。
盲目だったのかと意外性もあり、結末もしっくりくる。
ということで幸せな結末です。(この票の参照用リンク)
誰かに聴かせるでもなく歌っている男性が好きです。(この票の参照用リンク)
安定感がありますね。
あなたが誰なのか、って気になって読み進めていきます。
残像、というぐらいですから、それまでにあったことは、
語られずに、その後を語る。この1000文字の使い方が見事です。
それだけに結末に物足りなさが残りました。(この票の参照用リンク)