第69期決勝時の投票状況です。15票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
1 | 我等普遍の子供 | くわず | 5 |
12 | なんて憂鬱な日常! | 水野 凪 | 5 |
14 | 愛と汚穢 | qbc | 5 |
面白かったのでこの作品を選びます。(この票の参照用リンク)
エンターテイメントとしての楽しさ。(この票の参照用リンク)
単純に面白い!って素敵だな。(この票の参照用リンク)
予選の時からとても好きな作品でしたが、決勝に来て他の二作品よりも優勝作品の欄に残ってほしいと強く思ったので。
こう書くと単純に作品を評価していないように見えますが、実際一番好きです。(この票の参照用リンク)
消去法で。(この票の参照用リンク)
よくわかんないけど何か面白かった。
予選でも言われていましたが、タイトルがもうちょっと魅力的だったらよかったのに。(この票の参照用リンク)
「愛と汚穢」と迷ったけれども、「なんて憂鬱な日常!」を推します。ちゃんとした推薦理由を書く時間がなくて申し訳ない。一言でいうと後者の方が「一見、誰が読んでもわかるように書いている」という点だろうか。一見、というところがポイントで、読めば読むほど奥深い世界観を感じる。この作品を10年前に読んでも「おもしろ」かっただろうし、10年後も「おもしろ」く読んでいると思うのだけど、たぶん、どこに面白さを感じるのかが変わっていくような不思議な力がある、と思った。この点で、とてつもない実力の作品だ。
ただ、「愛と汚穢」には表現方法の新しさを感じる。やはり、作品の好みではなく質で選んでも迷う決勝だった。(この票の参照用リンク)
女の子はいつでも、自分が一番可愛いんです。 (この票の参照用リンク)
3作品ともある程度似通った雰囲気を漂わせているせいか、
違いの目立つ技法の面が気になりました。
これまで短編でうまく用いられてこなかった傾向のある種類のテクニックを
効果的に使っていると思います。(この票の参照用リンク)
面白かったです。最後、猫に威嚇されたところに、いっそうの憂鬱を感じました。(この票の参照用リンク)
我等普遍の子供
支持を得ている小説の面白さをまったく汲み取ることができないというその度に自分の素養のなさを思い知らされます。この作品を支持している人がどういったものを前提として評価しているのかが知りたいと思いました。
なんて憂鬱な日常!
J-POP的な詩情があるような気もしますし、「カツン、ズッ、カツン、ズッ、」のリズムも心地良いです。このかたちのまま愛でることも可能ですが、それはぬいぐるみを愛でるようなものでしょう。まぁ、小説は女子供のためにあるのだとしてしまえば、これはこれで小説の役目を果たしているということになるのでしょうが。
愛と汚穢
好き嫌いではなく優劣を決めるということですので(劣については曖昧なままですが)、自動的にこの作品ということになるのじゃないかと思います。前半の文章を「元恋人」のメールとして処理したところが最も評価されるべきところではないでしょうか。(この票の参照用リンク)
三作品すべてに大変失礼な言い方ではあるが、この作品、題名が「憂鬱と普遍」であっても良さそうなくらいにそういうものも内包しているのだと思った。(黒田皐月)(この票の参照用リンク)
投票としては消去法的な感もあるのですが、
色々と分析とかしてみたくなります良い意味で。
あとは子宮役の話が単純に面白かったです。(この票の参照用リンク)
事故で足を失った女性の複雑な感情を短い短編で表されていた。ある意味勉強になる短編だと思う。(この票の参照用リンク)
蓮實的「小説」の意味合いで刺激的だと思ったのは#1「我等普遍の子供」だったけど、テキストが楽しかったのは#14「愛と汚穢」だった。(この票の参照用リンク)