第69期決勝時の、#14愛と汚穢(qbc)への投票です(5票)。
我等普遍の子供
支持を得ている小説の面白さをまったく汲み取ることができないというその度に自分の素養のなさを思い知らされます。この作品を支持している人がどういったものを前提として評価しているのかが知りたいと思いました。
なんて憂鬱な日常!
J-POP的な詩情があるような気もしますし、「カツン、ズッ、カツン、ズッ、」のリズムも心地良いです。このかたちのまま愛でることも可能ですが、それはぬいぐるみを愛でるようなものでしょう。まぁ、小説は女子供のためにあるのだとしてしまえば、これはこれで小説の役目を果たしているということになるのでしょうが。
愛と汚穢
好き嫌いではなく優劣を決めるということですので(劣については曖昧なままですが)、自動的にこの作品ということになるのじゃないかと思います。前半の文章を「元恋人」のメールとして処理したところが最も評価されるべきところではないでしょうか。
参照用リンク: #date20080705-230736
三作品すべてに大変失礼な言い方ではあるが、この作品、題名が「憂鬱と普遍」であっても良さそうなくらいにそういうものも内包しているのだと思った。(黒田皐月)
参照用リンク: #date20080703-211618
投票としては消去法的な感もあるのですが、
色々と分析とかしてみたくなります良い意味で。
あとは子宮役の話が単純に面白かったです。
参照用リンク: #date20080702-194154
蓮實的「小説」の意味合いで刺激的だと思ったのは#1「我等普遍の子供」だったけど、テキストが楽しかったのは#14「愛と汚穢」だった。
参照用リンク: #date20080702-113037