第69期決勝時の、#12なんて憂鬱な日常!(水野 凪)への投票です(5票)。
よくわかんないけど何か面白かった。
予選でも言われていましたが、タイトルがもうちょっと魅力的だったらよかったのに。
参照用リンク: #date20080708-210934
「愛と汚穢」と迷ったけれども、「なんて憂鬱な日常!」を推します。ちゃんとした推薦理由を書く時間がなくて申し訳ない。一言でいうと後者の方が「一見、誰が読んでもわかるように書いている」という点だろうか。一見、というところがポイントで、読めば読むほど奥深い世界観を感じる。この作品を10年前に読んでも「おもしろ」かっただろうし、10年後も「おもしろ」く読んでいると思うのだけど、たぶん、どこに面白さを感じるのかが変わっていくような不思議な力がある、と思った。この点で、とてつもない実力の作品だ。
ただ、「愛と汚穢」には表現方法の新しさを感じる。やはり、作品の好みではなく質で選んでも迷う決勝だった。
参照用リンク: #date20080708-144552
3作品ともある程度似通った雰囲気を漂わせているせいか、
違いの目立つ技法の面が気になりました。
これまで短編でうまく用いられてこなかった傾向のある種類のテクニックを
効果的に使っていると思います。
参照用リンク: #date20080706-003659