第94期決勝時の投票状況です。7票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
17 | ボーイ・ミーツ・ガール | わら | 2 |
7 | スピード | リバー | 1 |
11 | さよならの言葉 | のい | 1 |
12 | グリール | 葛野健次 | 1 |
26 | それでも | くわず | 1 |
- | なし | 1 |
推薦した3作品のうち二つがファイナルに登場して、自分の書いたのが無視されているのもいささかも気にならないわけではないが。なんとなく嬉しい。
さよならの言葉は無理とむきあった作品で、
ボーイ・ミーツ・ガールは現実とむきあって動かそうとしているじゃないか。
やはり1000字では無理と取り組むには足りない。きらっとひかるのは、どこにもありそうな出会いのうごきなのだなぁ……と解釈した。宇宙ブームにのっているのも好感を増していると思う。
そのあたりの背景は楽しさからすると、近眼よくわからん。と、言ったレベルかもしれないが。ソレ、はずすとダメだと思った。
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河村隆一はこんなかんじだったよ 田村隆一? あのブーチャンのすごいドラム 天体観測でナクワイナ とにかく、略のポイントは見習いたい。
ずに 略 りゅ 略 めり 略 ぱご 略 ちゃ(この票の参照用リンク)
「なし」とするには余りにも惜しいのがこの作品でした。(この票の参照用リンク)
この軽さというか、力の抜き方が素晴らしい。無力な主人公を無力なまま表現している。無力の勝利。(この票の参照用リンク)
「劣化コピー」って言い方ひどいなぁ、と思いつつ、予選でも推したので。(この票の参照用リンク)
「それでも」に投票する。
読ませる文章と情感のある風景描写。リフレインは下手に使えば陳腐さが漂う手法だが、素晴らしい魅力を引き出せている。
髪を洗ったという象徴的な行為が、おそらくどの読者にもあまりぶれずに伝わっているのではないかと思う。
次点をあげるなら「さよならの言葉」
同性の子作りとして赤子の絵を書くというガジェットがたまらなくいい。ストーリーも悩みから始まりそれが好転して、ラストに諦観を出しているところがドラマのお手本のようによく出来てる。
しかし最初に読んだときはたしかに感動したが、何度も読み返すと文章の粗が目立つのが気になった。もうちょっとだけ丁寧に書いてくれればと、惜しい気持ちにさせられる。(この票の参照用リンク)
どれも悪くはないけれど、ピンと来るものはありませんでした。申し訳ないのだけど、今期はこれで。(この票の参照用リンク)