第89期決勝時の投票状況です。10票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
14 | π | qbc | 6 |
9 | いらないものばかり | 高階あずり | 2 |
10 | 信号待ち | loiol | 2 |
具体的にどこが、とは言い難いのですが雰囲気が良かったので。(この票の参照用リンク)
いらないものばかり
現実と幻想が混じったような全体の雰囲気は好み。
だが文章がぎこちなく読みづらいのが難点。
信号待ち
情景と擬音語の使い方はいい。
だがなにを言わんとしている作品なのかがわかりにくい。
主題が見えないとそれ以外の部分が勝負となるが、そういう意味では弱い。
π
前二作より、小説を書きなれているのがきちんと伝わってくる。
情景のよさも魅力。
しかし、ところどころの文でひっかかるのが気になった。
最後の一行も、文章としてもっとすっきりさせられないのかと感じる。
かなり迷ったが、今回はこれに投票させていただく。
象をキャンデーで打て
こう言っては失礼だが、ひどく無難にまとめたなという感じがする。
これといった欠点も挙げにくいが、引き込まれる強烈な魅力もこない。
投票しようかさんざん迷ったが、今回は見送らせてもらう。(この票の参照用リンク)
決勝に残った作品ではこれだけが過不足なく仕上がっているから。
予選投票しそびれたせいで「窓と櫛」が残らなかったことがつくづく残念。(この票の参照用リンク)
ほかの作品が優勝してしまってもアレなので。(この票の参照用リンク)
ちょっと涼しい秋のファンタジーかなぁ……11月のイメージ、あるいは該当作品なし(この票の参照用リンク)
四作の中では「π」が1番分かりやすく、面白かった。(この票の参照用リンク)
四作の中で一番完成度が低くて、表現に、魅力と可能性を感じたから。(この票の参照用リンク)
まあ、ね
オタクなカニ光線
少年びぶらーと
(この票の参照用リンク)
「鳥が一匹静かに飛んでいた。このしけった海風の中を羽ばたけば濡れるだろう。それが乾けば結晶化された塩が羽根に残るだろう。ずっとここに立っているわたしの髪も濡れかけている。もしかしたら塩をふくかもしれない。ただ立っているだけなのに…」結晶化していくのは時間そのものではないのか。冷たく繊細なこの描写に、思わず立ちすくむ。(でんでん)(この票の参照用リンク)
読むうちにどんどん不安になってくる。
時間に取り残されてしまいそうで。(この票の参照用リンク)