第80期決勝時の投票状況です。9票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
21 | パソユタさま | えぬじぃ | 5 |
32 | 翼の夢 | 黒田皐月 | 2 |
22 | ばべぼぼぼべべ | qbc | 1 |
28 | 先生が生きている | 川島ケイ | 1 |
ちゃんと感想かけずにすいません!
しかしながら、やはりこの作品については「おもしろい」しかかけません!(この票の参照用リンク)
完成度の高さと明瞭さから。(この票の参照用リンク)
読みやすさで決めました。(この票の参照用リンク)
ありがちだけどよく纏まっていると思う。(この票の参照用リンク)
何であっても複数で競い合う場合は、組み合わせの運というものは避けられませんけれど、予選票で常連さんの作品にいまひとつのものが多いと書いた手前、問答無用でこちらに投票するしかありません。(この票の参照用リンク)
迷いに迷って決めました。10分後に投票するとしたら別の作品かもしれない、というくらいに僅差です。
前半は文章が危ういけど、最後はよかった。話者の迷いの無さが伝わってくるかのようだった。ちゃんと飛べていて感心した。(この票の参照用リンク)
優勝作品を選抜する、なんて気負わずに好みで。
死を書いたものだそうですが、餓死と解釈してみたり。(この票の参照用リンク)
予選で投票していないのに、『パソユタさま』とどちらにしようか迷いました。けっこう良い作品だと思ったのですが、最初から「落とす」だの「ググる」だのというわからない人にはわからない言葉を使ってしまっているところが難かと思い、投票をやめました次第です。
『ばべぼぼぼべべ』についての感想がないのは、言うことがないからです。改めて読んでも、ひとり短編のときの自分の感想にすら及ばなかったもので。(黒田皐月)(この票の参照用リンク)
面白かった順で。
・先生が生きている
読んでいて「え、万引き?」→「うわ、小説の話に戻しやがったこいつ」→「うわしかも万引きと小説で絡めた」→「うわなんかまとまった」って感じで、なんだかうまさを説明できないうまさだったから、読者としても作者としても敗北を感じた。
・ばべぼぼぼべべ
ポリ袋関連のアイデアもうまいし、さらに全編の言葉遣いが一々うまいと思える。一行目からのつかみがすごい。この言葉遣いにはどの辺まで理念があってどの辺まで狙っているのだろうかと考えさせられてしまう。ただ読者を選ぶ作品である感は否めない。なんだか全体がグレーがかっている感じ。
・翼の夢
書き方はうまいと思えたし、楽しめた。けどもう少しシーンを多くして“現”パートを増やしてもいいかなと思った。ただ1000字の壁があるから何とも言えない。
・パソユタさま
正直最初に読んだ時は別に面白いとは思えなくて、何で投票で絶賛されているのか理解に苦しんでいたんだけど、深読みすれば、現代の発達したテクノロジーの中において、テクノロジーを使いこなすことのできるものと使いこなすことのできない者の間の断絶における、出来ないもの側から出来るもの側を見たときあたかもそれが霊力や魔術のごとく神秘的なまでの神々しさを帯びてくるということを風刺した作品ともとれて、そういう主題があるのであればこれは面白い作品なのかなとも思ったんだけど、がんばって読みなおさなきゃそれが俺には思いつけなかったんだから、仮にそういう主題だったとしても表現が不足しているもしくは俺の読解力が足りないわけで、やっぱり面白いとは思えない。
・お前は計画性が無いよな
これもまた正直面白くないというかなんというかいや全く面白くないわけじゃないんだけど決勝に残るほど面白いとは思えない。文体の癖も狙ってやっているにしては弱いし、狙っていないのであれば変。(この票の参照用リンク)