全投票一覧(日時順)
第171期予選時の投票状況です。7人より18票を頂きました。
2016年12月31日 20時28分23秒
- 推薦作品
- 待ち合わせ(三浦)
- 感想
- 言葉の迷路。こういう言葉の感覚、大好きですし、すごいと思いました。
大仰にやると失敗してしまいそう。
綺麗な言葉の繰り返し、ずらしが、軽やかに読めました。面白かったです。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 冷蔵庫(qbc)
- 感想
- 言葉の分かち書きが、童話っぽくも読め、また、集められたモノの断片にも読め、
ああ、この話はこの書き方でなくてはならなかったのだなと、
最後まで読んで腑に落ちた気がしました。
つぶすこととうめることとの違いについて、少し考えさせられたりなど。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- ドア(euReka)
- 感想
- 空間の移動と時間の移動との流れ方が面白い。ゆったりとしていて、かつ速い。
そういう重なり具合を楽しむ話なのかなと思いました。楽しみました。(この票の参照用リンク)
2016年12月30日 20時42分35秒
- 推薦作品
- 冷蔵庫(qbc)
- 感想
- 前半は、ある人たちの奇妙な行動、そして後半は、その結果残された品々を押し付けられた人たち、という構成。さらに前半と後半の物語をつないでいる存在が、タイトルにもなっている「冷蔵庫」。まるでその「冷蔵庫」だけが、何も言わず、冷静な視点から物語を眺めているかのように思えた。(この票の参照用リンク)
2016年12月27日 19時41分34秒
- 推薦作品
- 夜のむこう側へ(塩むすび)
- 感想
- ちゃんと行きて帰りし物語していて、それが音を軸にして進むところが尚好いと思いました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 冷蔵庫(qbc)
- 感想
- 語り手の義理の兄が、それでも少し尊重されているようなところが面白いと思いました。
フォークナーの「響きと怒り」が読みたくなりました。(この票の参照用リンク)
2016年12月23日 21時53分29秒
- 推薦作品
- 待ち合わせ(三浦)
- 感想
- 文章の迷路。ここまできれいに迷わせてもらえるとお手上げです、好きです。
タイトル、私はいいと思う。私のことを知らない君との待ち合わせなんてぞっとする。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 冷蔵庫(qbc)
- 感想
- 『ドア』と迷ったけどより気持ち悪い(誉めてる)ほうを選んだ。河中さんと衣笠さん、語り手の母親と姉も気持ち悪いんだけど語り手が一番こわい。登場人物の気持ち悪さはあくまでもストーリーであって、これが普通の文体で書かれていたら平気で傍観できる。でもこの文体は読者を引っ張る。ざらりとした何か得たいの知れないものを掴ませる。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 夜のむこう側へ(塩むすび)
- 感想
- これすごくいいな。様々な年代の母が収束、拡散する描写が秀逸。語りの切迫感をベースにぐねぐねとねじれるようなイメージも好みだ。
今まで読ませていただいた身としては、うわーやっぱりグロの後ろに隠し持ってたんじゃないですか、という感じ。(この票の参照用リンク)
2016年12月23日 2時10分57秒
- 推薦作品
- ではこれで(テックスロー)
- 感想
- 先輩と後輩、ごみ箱やろーと言うあだ名。ハイボールをあおる先輩。「じじい」が出て来てオチが開かされる。たねがあかされる。うつ病の社員の様子を見るために飲みに連れ出させた。先輩と後輩の話ではトムソーヤのエピソード、ペンキ塗りの所がメインの様な気がしましたね。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 冷蔵庫(qbc)
- 感想
- うみ亀の卵の産卵、はつこいの人のハンケチを盗む、など興味深い話を読めました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 12月の恋人たち(宇加谷 研一郎)
- 感想
- すれ違いなのですが、この夫婦、せっかく髪を売って時計の鎖を買ったのに、夫は時計を売って髪飾りを買った。その後Yとその恋人のすれ違いも出て来る。Yはすれ違い夫婦を何度も回想して、ワインをまた飲みながら明日も働こうと思うYなのであった。(この票の参照用リンク)
2016年12月22日 21時3分55秒
- 推薦作品
- 待ち合わせ(三浦)
- 感想
- 男・男だとの認識で読み進めていった。君・恋人だとわかった。良く練られている作品だと感心しました。一筋縄で理解させないあたりは「卓くんとの再会」などを彷彿とさせます。ただ、票を入れたいかと言うと迷うところ(最後の一押しみたいなものが欲しかった)なのです。良い作品なだけにタイトルがつまらないのは残念です。相対的にこの作品を選びました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 冷蔵庫(qbc)
- 感想
- 前作からの変容。で、どうなることかと思ったが、軌道は安定してきているようである。最初に思ったのは、読むよりも言葉に出した方が作品が生きるということ。wisの声で聞きたい。
軽やかな作品で、評価どうのこうのはナンセンスでもある。だから、難しい。一定の評価は付けるが、これが絶対という、確固たる評価は見出だせない。入れる。入れない。花ビラ占いで決める。相対的にこの作品を選びました。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 夜のむこう側へ(塩むすび)
- 感想
- 作品の質が問われるのはもちろんであるが、コンスタントに作品を発表していることは評価できる。破壊的な作品が一段落して作者の良さが、やっと、垣間みれた気がしている。これ、結構、いいのでは、と考えている。絶対的な評価になる。(この票の参照用リンク)
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