全投票一覧(日時順)
第165期予選時の投票状況です。3人より7票を頂きました。
2016年6月30日 17時59分59秒
- 推薦作品
- 迂遠に手を伸ばす(秋澤)
- 感想
- 書き出しの離れ際に手を伸ばす例のたたみかけで惹かれました。
僕と私の会話も、理が勝った話をしたい人物同士の微妙にすれ違う掛け合いで、
面白く読みました。離れるときには手を伸ばしたい/手を伸ばしてほしい、
という気持ちは、わかるように思います。
(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 六畳間(in)
- 感想
- 構成が凝っていて、何度か読み返しました。
ひとつひとつのエピソードが絡まって、僕を描き出す手法なのかと思っていたのですが、
ずっと発言者は、僕の罪悪なのですね。曖昧模糊とした感触がお気に入りです。
(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 整える石川芙美子(なゆら)
- 感想
- 疾走感がすごい。神をかねたところから句点がなくなってしまって、
話としてもいろいろとめちゃくちゃになっているのに、
全体的にきちんと順を追った文章になっているのが、
エンディングで順/列にこだわっているところにつながるように読めて、面白かったです。
(この票の参照用リンク)
2016年6月30日 0時26分0秒
- 推薦作品
- 忘却の街(たなかなつみ)
- 感想
- 面白い視点。
見えるものと、見えないもの、そして見えないけどそこにあるはずのもの。これらを並べてじっくり考えてみると、確かにもやもやしたものが残る。
見えないものは本当にないものとして忘れていいのだろうか……といったことなど。
ただし「地面にあいた穴」のくだりはよくわからなかった。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 女神(qbc)
- 感想
- 話の展開が面白い。
個性を認めて我慢→個性を許さない→緩和策としての食事の充実→女神に夢中で我を忘れる→新しい家族かもしれない
空疎な話ではあるけど、馬鹿げた明るさのようなものに救われる気がする。(この票の参照用リンク)
2016年6月25日 22時52分25秒
- 推薦作品
- 六畳間(in)
- 感想
- 君、父、弟、母、僕、彼。何を言っているのか分からなかった。畳一枚に一人だということに気付いてからも分かった訳ではない。分かるからいいというものでもない。僕から彼へ転換する場面ではっとする。(この票の参照用リンク)
- 推薦作品
- 蜜柑(aki)
- 感想
- その世界に引き込まれていて、最後から二行目の父親の言葉ではっとさせられる。前半部分にダルさはあるが、まぁ良しとしよう。(この票の参照用リンク)
編集:短編 / 管理者連絡先: webmaster@tanpen.jp