第120期 #1 糸
かなしいなと思った。
殺人て極端な出来事で描かれているけど、友人関係、親子関係、男女関係、私的な人間関係なんてみんなこんなもんなんじゃないのかな、って思った。愛について「妄信」て言葉が使われているけど、愛のみならず「友達ってこうだよね」「親子ってこうあるべきだよね」という常識を互いに信じているからこそ、関係がほどほどに上手くゆくのだろうなと。そんなことを思った。
でも信じるなんておぼろげなことだから、ふとした瞬間に壊れてどうでもよいものになってしまう。人間にはよくあることで、かなしいなと思った。
お作法のことについて考えると、あんまうまくないなと思った。感想を書くために丁寧に読んだから、上述したような内容も汲みとれたんだけど、ささっと流し読みしていたら、ああDVの話ねみたいに思って読んだそばから忘れてしまったんだろうなと思う。そういう意味でDVというありふれた題材をもちこんだことがすでに作成時の失敗だと思う(あくまで「かなしいな」ということがテーマだったらってことだけど)。ありふれた感情を描くとしても、カタチが新しければ、それはとても善いことだ。忘れてしまっていたことを、あらためて思い出させてくれるから。
それから、悩みどころだけど、設定の曖昧さ。彼氏彼女はいくつだとか、これは室内の話なのか? 室内ならばソファは? ソファがあったとしたら素材は? 色は? みたいな設定が少ない。こういう設定がないから感情だけがよく見えるのだからこのままで良い気がするけれども、あったらあったで二人の切迫感みたいなものがより良くでたかなと思う。
構成は、俯瞰、彼女、彼氏、行動、みたいな流れで良かったと思う。
これ、最後、おやつのヨーグルトの取りあいみたいなので別れてしまった、みたいなことにしてしまっても良かったのかもしれないなと思った。暴力が、あっけないことで壊れてしまうっていうのも、何か軽やかさがある。
だいたい、知らない人を殺すよりも知っている人を殺すことの方が、戦争以外では人間は多い訳で、関係が相手を殺すことで終わるっていうのは実際驚きが少ないんじゃないだろうか。とは言え、この作品が殺人を描きたかったのならばほんと的外れなアイディアだけど。
暴力ヨーグルトとか、この地上では起きえないことかもしれないけど、言葉の世界では成立させうることはできるわけで、そういった作品を読むことはこの地上での不自由さ、息苦しさから解放してくれるきっかけを与えてくれる。だから言葉はすばらしいし、小説は率先してありうるべき状況を提案しなくてはならないなと思う。
〉第120期 #1 糸
〉
〉かなしいなと思った。
〉
> 関係がほどほどに上手くゆくのだろうなと。そんなことを思った。
〉でも信じるなんておぼろげなことだから、ふとした瞬間に壊れてどうでもよいものになってしまう。人間にはよくあることで、かなしいなと思った。
〉
〉お作法のことについて考えると、あんまうまくないなと思った。
技術でいうと、書く理由が書かれていない。 のではないでしょうか?
この小説は型紙のような、テンプレートに組み合わせる、素材だと感じました。
感想を書くために丁寧に読んだから、上述したような内容も汲みとれたんだけど、ささっと流し読みしていたら、ああDVの話ねみたいに思って読んだそばから忘れてしまったんだろうなと思う。そういう意味でDVというありふれた題材をもちこんだことがすでに作成時の失敗だと思う(あくまで「かなしいな」ということがテーマだったらってことだけど)。ありふれた感情を描くとしても、カタチが新しければ、それはとても善いことだ。忘れてしまっていたことを、あらためて思い出させてくれるから。
〉それから、悩みどころだけど、設定の曖昧さ。彼氏彼女はいくつだとか、これは室内の話なのか? 室内ならばソファは? ソファがあったとしたら素材は? 色は? みたいな設定が少ない。こういう設定がないから感情だけがよく見えるのだからこのままで良い気がするけれども、あったらあったで二人の切迫感みたいなものがより良くでたかなと思う。
〉構成は、俯瞰、彼女、彼氏、行動、みたいな流れで良かったと思う。
〉
〉これ、最後、おやつのヨーグルトの取りあいみたいなので別れてしまった、みたいなことにしてしまっても良かったのかもしれないなと思った。暴力が、あっけないことで壊れてしまうっていうのも、何か軽やかさがある。
〉だいたい、知らない人を殺すよりも知っている人を殺すことの方が、戦争以外では人間は多い訳で、関係が相手を殺すことで終わるっていうのは実際驚きが少ないんじゃないだろうか。とは言え、この作品が殺人を描きたかったのならばほんと的外れなアイディアだけど。
〉
〉暴力ヨーグルトとか、この地上では起きえないことかもしれないけど、言葉の世界では成立させうることはできるわけで、そういった作品を読むことはこの地上での不自由さ、息苦しさから解放してくれるきっかけを与えてくれる。だから言葉はすばらしいし、小説は率先してありうるべき状況を提案しなくてはならないなと思う。
男が、暴力を使わなかった。というウソに虚構を感じ。小説になっていると思います。
……が、その心理の力学が、発動した理由が書いてないわけです。
ああ、この男は、女を殴り痛めつけているが。首を絞められたら抵抗しないのだ。
では、その理由は? 愛か? 自己嫌悪か? それとも、無垢な素直さか?
その、力関係の、心理の、理由は当然、今日現在の社会事情。の、反映なのです。
だから、いま、この虚構を書く理由が書いてないから、今ひとつなんではないでしょうか?
じつは、こんなことを推薦文に書こうと思っていたのです。推薦文に書くよりは、こちらのほうが面白そうなので、ヨコレスさせていただきます。
「いま、この虚構を書く理由」は特には必要ないと思います。
あったらあったで面白い場合もありますけど、この小説にはいらないと思いました。
それから「心理の、理由は当然、今日現在の社会事情。の、反映」とありますけれども、男性の暴力は現代社会特有の問題のようには思えないですね。むしろ社会事情とはまったく関係なくみゃくみゃくと続いてきたものじゃないかなあと。「現代の駆け込み寺」という言葉もありますし。
〉〉第120期 #1 糸
〉〉
〉〉かなしいなと思った。
〉〉
〉
〉> 関係がほどほどに上手くゆくのだろうなと。そんなことを思った。
〉〉でも信じるなんておぼろげなことだから、ふとした瞬間に壊れてどうでもよいものになってしまう。人間にはよくあることで、かなしいなと思った。
〉〉
〉〉お作法のことについて考えると、あんまうまくないなと思った。
〉
〉 技術でいうと、書く理由が書かれていない。 のではないでしょうか?
〉
〉 この小説は型紙のような、テンプレートに組み合わせる、素材だと感じました。
〉
〉
〉
〉
〉
〉感想を書くために丁寧に読んだから、上述したような内容も汲みとれたんだけど、ささっと流し読みしていたら、ああDVの話ねみたいに思って読んだそばから忘れてしまったんだろうなと思う。そういう意味でDVというありふれた題材をもちこんだことがすでに作成時の失敗だと思う(あくまで「かなしいな」ということがテーマだったらってことだけど)。ありふれた感情を描くとしても、カタチが新しければ、それはとても善いことだ。忘れてしまっていたことを、あらためて思い出させてくれるから。
〉〉それから、悩みどころだけど、設定の曖昧さ。彼氏彼女はいくつだとか、これは室内の話なのか? 室内ならばソファは? ソファがあったとしたら素材は? 色は? みたいな設定が少ない。こういう設定がないから感情だけがよく見えるのだからこのままで良い気がするけれども、あったらあったで二人の切迫感みたいなものがより良くでたかなと思う。
〉〉構成は、俯瞰、彼女、彼氏、行動、みたいな流れで良かったと思う。
〉〉
〉〉これ、最後、おやつのヨーグルトの取りあいみたいなので別れてしまった、みたいなことにしてしまっても良かったのかもしれないなと思った。暴力が、あっけないことで壊れてしまうっていうのも、何か軽やかさがある。
〉〉だいたい、知らない人を殺すよりも知っている人を殺すことの方が、戦争以外では人間は多い訳で、関係が相手を殺すことで終わるっていうのは実際驚きが少ないんじゃないだろうか。とは言え、この作品が殺人を描きたかったのならばほんと的外れなアイディアだけど。
〉〉
〉〉暴力ヨーグルトとか、この地上では起きえないことかもしれないけど、言葉の世界では成立させうることはできるわけで、そういった作品を読むことはこの地上での不自由さ、息苦しさから解放してくれるきっかけを与えてくれる。だから言葉はすばらしいし、小説は率先してありうるべき状況を提案しなくてはならないなと思う。
〉
〉
〉 男が、暴力を使わなかった。というウソに虚構を感じ。小説になっていると思います。
〉
〉 ……が、その心理の力学が、発動した理由が書いてないわけです。
〉
〉 ああ、この男は、女を殴り痛めつけているが。首を絞められたら抵抗しないのだ。
〉
〉 では、その理由は? 愛か? 自己嫌悪か? それとも、無垢な素直さか?
〉
〉 その、力関係の、心理の、理由は当然、今日現在の社会事情。の、反映なのです。
〉
〉 だから、いま、この虚構を書く理由が書いてないから、今ひとつなんではないでしょうか?
〉
〉 じつは、こんなことを推薦文に書こうと思っていたのです。推薦文に書くよりは、こちらのほうが面白そうなので、ヨコレスさせていただきます。
〉
〉
〉「いま、この虚構を書く理由」は特には必要ないと思います。
〉あったらあったで面白い場合もありますけど、この小説にはいらないと思いました。
そうですね。作者や作家の立場に立つと、書いてあることが問題なので、
過去から脈々と連続する男の力の行使と、やられる女の気持を読んで、
感想を聞かせて欲しい。……ですよね。
読者の一人として、最初なんか読む気にならなかったので、時代に絡む
ことを書いて欲しいと思ったわけです。
〉
〉それから「心理の、理由は当然、今日現在の社会事情。の、反映」とありますけれども、男性の暴力は現代社会特有の問題のようには思えないですね。むしろ社会事情とはまったく関係なくみゃくみゃくと続いてきたものじゃないかなあと。「現代の駆け込み寺」という言葉もありますし。
問題は私のほうにあって、なんか読む気にならなかった。その理由を考えたのです。
感想を書くために、よんだら、なるほど。と、感心したのですが、……。
〉
〉
〉
〉〉〉第120期 #1 糸
〉〉〉
〉〉〉かなしいなと思った。
〉〉〉
〉〉
〉〉> 関係がほどほどに上手くゆくのだろうなと。そんなことを思った。
〉〉〉でも信じるなんておぼろげなことだから、ふとした瞬間に壊れてどうでもよいものになってしまう。人間にはよくあることで、かなしいなと思った。
〉〉〉
〉〉〉お作法のことについて考えると、あんまうまくないなと思った。
〉〉
〉〉 技術でいうと、書く理由が書かれていない。 のではないでしょうか?
〉〉
〉〉 この小説は型紙のような、テンプレートに組み合わせる、素材だと感じました。
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉感想を書くために丁寧に読んだから、上述したような内容も汲みとれたんだけど、ささっと流し読みしていたら、ああDVの話ねみたいに思って読んだそばから忘れてしまったんだろうなと思う。そういう意味でDVというありふれた題材をもちこんだことがすでに作成時の失敗だと思う(あくまで「かなしいな」ということがテーマだったらってことだけど)。ありふれた感情を描くとしても、カタチが新しければ、それはとても善いことだ。忘れてしまっていたことを、あらためて思い出させてくれるから。
〉〉〉それから、悩みどころだけど、設定の曖昧さ。彼氏彼女はいくつだとか、これは室内の話なのか? 室内ならばソファは? ソファがあったとしたら素材は? 色は? みたいな設定が少ない。こういう設定がないから感情だけがよく見えるのだからこのままで良い気がするけれども、あったらあったで二人の切迫感みたいなものがより良くでたかなと思う。
〉〉〉構成は、俯瞰、彼女、彼氏、行動、みたいな流れで良かったと思う。
〉〉〉
〉〉〉これ、最後、おやつのヨーグルトの取りあいみたいなので別れてしまった、みたいなことにしてしまっても良かったのかもしれないなと思った。暴力が、あっけないことで壊れてしまうっていうのも、何か軽やかさがある。
〉〉〉だいたい、知らない人を殺すよりも知っている人を殺すことの方が、戦争以外では人間は多い訳で、関係が相手を殺すことで終わるっていうのは実際驚きが少ないんじゃないだろうか。とは言え、この作品が殺人を描きたかったのならばほんと的外れなアイディアだけど。
〉〉〉
〉〉〉暴力ヨーグルトとか、この地上では起きえないことかもしれないけど、言葉の世界では成立させうることはできるわけで、そういった作品を読むことはこの地上での不自由さ、息苦しさから解放してくれるきっかけを与えてくれる。だから言葉はすばらしいし、小説は率先してありうるべき状況を提案しなくてはならないなと思う。
〉〉
〉〉
〉〉 男が、暴力を使わなかった。というウソに虚構を感じ。小説になっていると思います。
〉〉
〉〉 ……が、その心理の力学が、発動した理由が書いてないわけです。
〉〉
〉〉 ああ、この男は、女を殴り痛めつけているが。首を絞められたら抵抗しないのだ。
〉〉
〉〉 では、その理由は? 愛か? 自己嫌悪か? それとも、無垢な素直さか?
〉〉
〉〉 その、力関係の、心理の、理由は当然、今日現在の社会事情。の、反映なのです。
〉〉
〉〉 だから、いま、この虚構を書く理由が書いてないから、今ひとつなんではないでしょうか?
〉〉
〉〉 じつは、こんなことを推薦文に書こうと思っていたのです。推薦文に書くよりは、こちらのほうが面白そうなので、ヨコレスさせていただきます。
〉〉
〉〉
〉〉「いま、この虚構を書く理由」は特には必要ないと思います。
〉〉あったらあったで面白い場合もありますけど、この小説にはいらないと思いました。
〉
〉 そうですね。作者や作家の立場に立つと、書いてあることが問題なので、
〉過去から脈々と連続する男の力の行使と、やられる女の気持を読んで、
〉感想を聞かせて欲しい。……ですよね。
〉
〉
〉 読者の一人として、最初なんか読む気にならなかったので、時代に絡む
〉ことを書いて欲しいと思ったわけです。
なるほど。導入部分での時代に絡む要素ということだったんですね。
入口としての時事は、10年後読んでも古びないものだったらいいなあと思います。
〉〉
〉〉それから「心理の、理由は当然、今日現在の社会事情。の、反映」とありますけれども、男性の暴力は現代社会特有の問題のようには思えないですね。むしろ社会事情とはまったく関係なくみゃくみゃくと続いてきたものじゃないかなあと。「現代の駆け込み寺」という言葉もありますし。
〉
〉 問題は私のほうにあって、なんか読む気にならなかった。その理由を考えたのです。
〉
〉 感想を書くために、よんだら、なるほど。と、感心したのですが、……。
他の人の感想を読むと、あーこういう視点もあったのか、みたいな発見があって良いですよね。
〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉〉〉第120期 #1 糸
〉〉〉〉
〉〉〉〉かなしいなと思った。
〉〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉> 関係がほどほどに上手くゆくのだろうなと。そんなことを思った。
〉〉〉〉でも信じるなんておぼろげなことだから、ふとした瞬間に壊れてどうでもよいものになってしまう。人間にはよくあることで、かなしいなと思った。
〉〉〉〉
〉〉〉〉お作法のことについて考えると、あんまうまくないなと思った。
〉〉〉
〉〉〉 技術でいうと、書く理由が書かれていない。 のではないでしょうか?
〉〉〉
〉〉〉 この小説は型紙のような、テンプレートに組み合わせる、素材だと感じました。
〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉感想を書くために丁寧に読んだから、上述したような内容も汲みとれたんだけど、ささっと流し読みしていたら、ああDVの話ねみたいに思って読んだそばから忘れてしまったんだろうなと思う。そういう意味でDVというありふれた題材をもちこんだことがすでに作成時の失敗だと思う(あくまで「かなしいな」ということがテーマだったらってことだけど)。ありふれた感情を描くとしても、カタチが新しければ、それはとても善いことだ。忘れてしまっていたことを、あらためて思い出させてくれるから。
〉〉〉〉それから、悩みどころだけど、設定の曖昧さ。彼氏彼女はいくつだとか、これは室内の話なのか? 室内ならばソファは? ソファがあったとしたら素材は? 色は? みたいな設定が少ない。こういう設定がないから感情だけがよく見えるのだからこのままで良い気がするけれども、あったらあったで二人の切迫感みたいなものがより良くでたかなと思う。
〉〉〉〉構成は、俯瞰、彼女、彼氏、行動、みたいな流れで良かったと思う。
〉〉〉〉
〉〉〉〉これ、最後、おやつのヨーグルトの取りあいみたいなので別れてしまった、みたいなことにしてしまっても良かったのかもしれないなと思った。暴力が、あっけないことで壊れてしまうっていうのも、何か軽やかさがある。
〉〉〉〉だいたい、知らない人を殺すよりも知っている人を殺すことの方が、戦争以外では人間は多い訳で、関係が相手を殺すことで終わるっていうのは実際驚きが少ないんじゃないだろうか。とは言え、この作品が殺人を描きたかったのならばほんと的外れなアイディアだけど。
〉〉〉〉
〉〉〉〉暴力ヨーグルトとか、この地上では起きえないことかもしれないけど、言葉の世界では成立させうることはできるわけで、そういった作品を読むことはこの地上での不自由さ、息苦しさから解放してくれるきっかけを与えてくれる。だから言葉はすばらしいし、小説は率先してありうるべき状況を提案しなくてはならないなと思う。
〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉 男が、暴力を使わなかった。というウソに虚構を感じ。小説になっていると思います。
〉〉〉
〉〉〉 ……が、その心理の力学が、発動した理由が書いてないわけです。
〉〉〉
〉〉〉 ああ、この男は、女を殴り痛めつけているが。首を絞められたら抵抗しないのだ。
〉〉〉
〉〉〉 では、その理由は? 愛か? 自己嫌悪か? それとも、無垢な素直さか?
〉〉〉
〉〉〉 その、力関係の、心理の、理由は当然、今日現在の社会事情。の、反映なのです。
〉〉〉
〉〉〉 だから、いま、この虚構を書く理由が書いてないから、今ひとつなんではないでしょうか?
〉〉〉
〉〉〉 じつは、こんなことを推薦文に書こうと思っていたのです。推薦文に書くよりは、こちらのほうが面白そうなので、ヨコレスさせていただきます。
〉〉〉
〉〉〉
〉第120期 #2 悪夢に挑んだ男
〉
〉意味が分からなかった。
夢なんじゃないですか?
エッセイに夢や希望を書きますね。
きっと胸のうちを書いたんでしょう。ウソ、虚構がないから、騙せない。
小説になる前の心象風景、日記あるいは作文なんでしょう。狙い・意味を考えるとわからない。
ないのでは? ないからわからない。 ……狙いがない。それじゃ、
意味がわかりません。……たしかに。
〉
〉抗おうとがんばっている。それを選んだのは自分だ。
〉でも、それを忘れていたという話?
あ、もちろん、……
もちろん日記でも小説になります。事実を重ねてもウソはつけますから。
夢は無意識だよね
落ちる悪夢が怖くて眠るのがこわかったのだが
それは遠い昔に自分が望んだことだった
つーはなしかな。
死にたいから死ぬのが怖いに変わったか?
死ぬのが怖いが死にたいだろう
まずいわ、この一年この3人しか掲示板書き込んでないよ。
この3人に絡まれると思うと嫌で書き込めないせいじゃないか?
〉夢は無意識だよね
〉
〉落ちる悪夢が怖くて眠るのがこわかったのだが
〉
〉
〉それは遠い昔に自分が望んだことだった
〉
〉つーはなしかな。
〉
〉
〉死にたいから死ぬのが怖いに変わったか?
〉
〉死ぬのが怖いが死にたいだろう
第120期 #3 彩りは窓辺に
あ、そういう話しなのか、と最後まで読んでそう思った。ここどこなんだろう、なんなんだこの話、と思いながら読んでいたので、なかなか話の内容が頭の中に入ってこなかった。
「何かを楽しめるかどうかは、それぞれの置かれた状況によるのだ。」というところが一番書きたかったのかなあと思った。別に書きたいところがどこか、なんていうのはあんまり必要のないことなんだと思うけど、#2の小説も私が違う気分の時に読んだらもうちょっと意味が分かったんだろうか、とか思ったので気になった。続けて感想を書いていたので。
ちょっと文章がまどろっこしいんだけど、それが味になっているからどうしようもないなとか思う。でも、足取りが一辺倒なので、もうちょっと強弱があってもいいんじゃないのかなって思った。
あと、「長く続く廊下」とか、「図書館」とか、そういう設定を例えば「何かを楽しめるかどうかは、それぞれの置かれた状況によるのだ。」に紐付けて表現したりもできるし、いろいろ手を加えたいところがあるなあと思った。
いろいろ手を加えた作品が最高だぜって訳でもないんだけど、手を加えて良くなることもあるし。好きじゃないけどカート・ヴォネガットの要点まとめが、
1、時間の無駄を感じさせないように、時間を使う。
2、登場人物のうち一人は、読者が応援したくなるような人物を入れておく。
3、登場人物には、たとえ水一杯でも、何かを求めさせる。
4、各センテンスは、登場人物を明かす、もしくは、アクションを前進させるの、いずれかにする。
5、可能な限り、最初と最後を近づける。
6、サディストになる。どんなにかわいらしく、無垢な登場人物であっても、何か恐ろしい出来事を起こすこと。
7、ただ一人に向けて書く。広く世界に向けてたら最後、ストーリーは「肺炎」になってしまう。
8、読者にできるだけ情報を与える。このストーリーの中で、何がどこで起こり、その理由は何なのか? 読者が完全に理解できるようにして、読者自身でストーリーを完結できるようにする。
というのだけれど、この8っていうのは結構大事だと思う。分かんない部分たくさんあってもいいけど、ここだけは分かった! みたいなものがないと、なんだかな、ってなっちゃう。なんだかな、ってことも大事だけど、問題は、書いている人が意図的に、分かりやすさと分かりにくさをコントロール出来ているかどうか、というところだと思う。
でもまあ、お作法もお作法で、単純に楽しくて面白い小説にそういうのが必ずしも必要か、とも思うんだけど。難しいですね面白さに理屈をつけるのって。
…だった。
…だった。
が多い文章はなんか面倒です。
疲れます。ひきこまれたくねえー
彼はそう感じたのだった。
しかしそうとも言えないのであった。
結果そうだった。
〉まずいわ、この一年この3人しか掲示板書き込んでないよ。
〉この3人に絡まれると思うと嫌で書き込めないせいじゃないか?
〉
??? 絡まれる ですか? 気にしすぎじゃない? 自意識過剰。
〉
〉
〉〉夢は無意識だよね
〉〉
〉〉落ちる悪夢が怖くて眠るのがこわかったのだが
〉〉
〉〉
〉〉それは遠い昔に自分が望んだことだった
〉〉
〉〉つーはなしかな。
〉〉
〉〉
〉〉死にたいから死ぬのが怖いに変わったか?
〉〉
〉〉死ぬのが怖いが死にたいだろう
〉第120期 #3 彩りは窓辺に
〉
〉あ、そういう話しなのか、と最後まで読んでそう思った。ここどこなんだろう、なんなんだこの話、と思いながら読んでいたので、なかなか話の内容が頭の中に入ってこなかった。
〉
感想書いているうちに、小説作法、技術議論になるのは、お決まりの方向だが、読めない小説に議論を吹っかけても小説作法にはならないでしょう?
まして、作者にも議論をする気がない人も当然いるわけだし。
作者にもよくわかると思う。ので、
読めませんでした。
〉「何かを楽しめるかどうかは、それぞれの置かれた状況によるのだ。」というところが一番書きたかったのかなあと思った。別に書きたいところがどこか、なんていうのはあんまり必要のないことなんだと思うけど、#2の小説も私が違う気分の時に読んだらもうちょっと意味が分かったんだろうか、とか思ったので気になった。続けて感想を書いていたので。
〉
〉ちょっと文章がまどろっこしいんだけど、それが味になっているからどうしようもないなとか思う。でも、足取りが一辺倒なので、もうちょっと強弱があってもいいんじゃないのかなって思った。
〉あと、「長く続く廊下」とか、「図書館」とか、そういう設定を例えば「何かを楽しめるかどうかは、それぞれの置かれた状況によるのだ。」に紐付けて表現したりもできるし、いろいろ手を加えたいところがあるなあと思った。
〉
〉いろいろ手を加えた作品が最高だぜって訳でもないんだけど、手を加えて良くなることもあるし。好きじゃないけどカート・ヴォネガットの要点まとめが、
〉
〉1、時間の無駄を感じさせないように、時間を使う。
〉2、登場人物のうち一人は、読者が応援したくなるような人物を入れておく。
〉3、登場人物には、たとえ水一杯でも、何かを求めさせる。
〉4、各センテンスは、登場人物を明かす、もしくは、アクションを前進させるの、いずれかにする。
〉5、可能な限り、最初と最後を近づける。
〉6、サディストになる。どんなにかわいらしく、無垢な登場人物であっても、何か恐ろしい出来事を起こすこと。
〉7、ただ一人に向けて書く。広く世界に向けてたら最後、ストーリーは「肺炎」になってしまう。
〉8、読者にできるだけ情報を与える。このストーリーの中で、何がどこで起こり、その理由は何なのか? 読者が完全に理解できるようにして、読者自身でストーリーを完結できるようにする。
〉
〉というのだけれど、この8っていうのは結構大事だと思う。分かんない部分たくさんあってもいいけど、ここだけは分かった! みたいなものがないと、なんだかな、ってなっちゃう。なんだかな、ってことも大事だけど、問題は、書いている人が意図的に、分かりやすさと分かりにくさをコントロール出来ているかどうか、というところだと思う。
〉
〉でもまあ、お作法もお作法で、単純に楽しくて面白い小説にそういうのが必ずしも必要か、とも思うんだけど。難しいですね面白さに理屈をつけるのって。
〉第120期 #1 糸
〉
〉かなしいなと思った。
〉
さみしいな。野球でもボクシングでも詩の朗読会でも、
同人誌批評でも。 見てる人は楽しんでいると思いますよ!
つづけましょうよ!!!
名探偵コナンてなんだろ、
アレだな。
サンデーには高山みなみみたいな。
ちがうな、、
らんまにぶんのいち
なんかさわやかなんよね。
猿でもかける漫画教室欲しいのよ。
相原コージ竹熊。
感想つーか、感想に向き合いたくない、
というスルーしてますが、
コの三人を好きになる要素がまーったく
おこらん
エモエモエモエモエモエモエモエモエモエモ
萌えさせろ!エモーション!
読めない作品に作者ほったらかしてあーだこーだとこねくり回すのもまた面白いと思うけどね。
発表しちゃったら作者なんかほっておいていいと思うけど。
この作品が恋愛小説だったとして、勝手に改変するの楽しそう。
最近は改変は流行ってないですか?
〉〉第120期 #3 彩りは窓辺に
〉〉
〉〉あ、そういう話しなのか、と最後まで読んでそう思った。ここどこなんだろう、なんなんだこの話、と思いながら読んでいたので、なかなか話の内容が頭の中に入ってこなかった。
〉〉
〉
〉 感想書いているうちに、小説作法、技術議論になるのは、お決まりの方向だが、読めない小説に議論を吹っかけても小説作法にはならないでしょう?
〉
〉 まして、作者にも議論をする気がない人も当然いるわけだし。
〉
〉
〉
〉 作者にもよくわかると思う。ので、
〉
〉 読めませんでした。
〉
〉
第120期 #4 コンプレックス・ブラザー
シンプルだなあ。
話しの膨らまし方について、テキストを検索しようと思ったのだけど、見つからなかったので自分で書きます。
変える。
これで良いと思いますもうアイディアなんか。とにかくもう、変えまくる。
この話だったら、弟の数を増やすとか。探偵以外にも、かっこいい弟、ごはんよく食べる弟、とにかく優れた弟だして、あーもう無理って主人公殺せば、人が死ぬと終わった感がでるのでそれでもういい。
また、弟と兄の立場を逆転させる。弟が刑事で、兄が会社辞めて急に探偵やりだして、それで見返される。でも、これだとあんまり話しが面白くなってない感じがする。いじっても面白さが変わらんということは、よーするにいじらなくてもいいところ。
じゃ、弟と兄の立場を逆転させた上で、兄が会社辞めて探偵やりだした理由を変えてみる。話しの筋を、足して変えてみるって感じですかね。うまい設定ができればそれだけで面白いんじゃないですかね。
あと弟の性別変えただけでも色気は出ますしね。
で、アイディア出しの時は、理屈とかもう抜きで、とにかく思いついたものに変えてみること。辞書ひっぱって、探偵の代わりに電話にするとかお茶碗にするとか、もうなんでもいい。人間なんてばかなんだから、考えないこと。自分になんか、一切頼らないこと。リスト持ってきてそれで変えてけばいい。そのうち、相性の多い代替物の目安が見えてくるから、それまで何度でも変えてみること。
〉第120期 #4 コンプレックス・ブラザー
〉
〉シンプルだなあ。
〉
〉話しの膨らまし方について、テキストを検索しようと思ったのだけど、見つからなかったので自分で書きます。
〉
〉変える。
〉
それはいいと思いますが、推敲したのかな? とくに、書いたあと構成から、推敲するのはたいせつ。
それが、変えるかもしれませんね。
〉これで良いと思いますもうアイディアなんか。とにかくもう、変えまくる。
〉
〉この話だったら、弟の数を増やすとか。探偵以外にも、かっこいい弟、ごはんよく食べる弟、とにかく優れた弟だして、あーもう無理って主人公殺せば、人が死ぬと終わった感がでるのでそれでもういい。
〉
〉また、弟と兄の立場を逆転させる。弟が刑事で、兄が会社辞めて急に探偵やりだして、それで見返される。でも、これだとあんまり話しが面白くなってない感じがする。いじっても面白さが変わらんということは、よーするにいじらなくてもいいところ。
〉
〉じゃ、弟と兄の立場を逆転させた上で、兄が会社辞めて探偵やりだした理由を変えてみる。話しの筋を、足して変えてみるって感じですかね。うまい設定ができればそれだけで面白いんじゃないですかね。
〉
〉あと弟の性別変えただけでも色気は出ますしね。
〉
〉
〉で、アイディア出しの時は、理屈とかもう抜きで、とにかく思いついたものに変えてみること。辞書ひっぱって、探偵の代わりに電話にするとかお茶碗にするとか、もうなんでもいい。人間なんてばかなんだから、考えないこと。自分になんか、一切頼らないこと。リスト持ってきてそれで変えてけばいい。そのうち、相性の多い代替物の目安が見えてくるから、それまで何度でも変えてみること。
アイデアを読んで見て欲しい気持から投稿したのかな?
そのきっかけがどのような? そっちのほう、気になります。
〉読めない作品に作者ほったらかしてあーだこーだとこねくり回すのもまた面白いと思うけどね。
〉発表しちゃったら作者なんかほっておいていいと思うけど。
〉
〉この作品が恋愛小説だったとして、勝手に改変するの楽しそう。
〉最近は改変は流行ってないですか?
〉
それは投稿してコンテストにかける。……あ、二次創作は禁止か、
アイデアは光っている。そんな場合はおしいけどねぇ。もったいないですよね。 ……。
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉
〉〉〉第120期 #3 彩りは窓辺に
〉〉〉
〉〉〉あ、そういう話しなのか、と最後まで読んでそう思った。ここどこなんだろう、なんなんだこの話、と思いながら読んでいたので、なかなか話の内容が頭の中に入ってこなかった。
〉〉〉
〉〉
〉〉 感想書いているうちに、小説作法、技術議論になるのは、お決まりの方向だが、読めない小説に議論を吹っかけても小説作法にはならないでしょう?
〉〉
〉〉 まして、作者にも議論をする気がない人も当然いるわけだし。
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉 作者にもよくわかると思う。ので、
〉〉
〉〉 読めませんでした。
〉〉
〉〉
〉〉読めない作品に作者ほったらかしてあーだこーだとこねくり回すのもまた面白いと思うけどね。
内田樹先生はえらい、より
〉〉誤読する自由
言葉はわざと誤解の幅を作ってある。
理解を望みながら理解に達することができない
宙づり状態をできるだけ延長したい、
君のことを理解したい・から恋がはじまり
あなたのことよーくわかったわ・で別れる。
コミュニケーションの目的はメッセージの正解
な授受ではなくて、メッセージをやりとりする
ことそれ自体ではないのでしょうか?p103
発表しちゃったら作者なんかほっておいていいと思うけど。
〉〉
〉〉この作品が恋愛小説だったとして、勝手に改変するの楽しそう。
〉〉最近は改変は流行ってないですか?
〉〉
〉
〉 それは投稿してコンテストにかける。……あ、二次創作は禁止か、
〉
〉 アイデアは光っている。そんな場合はおしいけどねぇ。もったいないですよね。 ……。
〉
〉
〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉
〉〉〉〉第120期 #3 彩りは窓辺に
〉〉〉〉
〉〉〉〉あ、そういう話しなのか、と最後まで読んでそう思った。ここどこなんだろう、なんなんだこの話、と思いながら読んでいたので、なかなか話の内容が頭の中に入ってこなかった。
〉〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉 感想書いているうちに、小説作法、技術議論になるのは、お決まりの方向だが、読めない小説に議論を吹っかけても小説作法にはならないでしょう?
〉〉〉
〉〉〉 まして、作者にも議論をする気がない人も当然いるわけだし。
〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉
〉〉〉 作者にもよくわかると思う。ので、
〉〉〉
〉〉〉 読めませんでした。
〉〉〉
〉〉〉
これならここを読んだ方が楽しい。
http://kokoro.squares.net/
ミもフタもないけど、書いてる人の中の笑いの沸点の高い低いが、技術云々以上に作品の品質を決めると思う。
一番面白い小説を読ませるには、子供を囲って、マンガやゲーム、テレビ、映画なんかも見せずに、夏への扉を与えることだろうなと思った。
〉これならここを読んだ方が楽しい。
この投稿はドキュメンタリーなんですよ。映画を見て感動したことを、
自分に映画のことが起きたように書いているのです。
まったくの想像ですが。間違っているでしょうか?
〉http://kokoro.squares.net/
〉
〉ミもフタもないけど、書いてる人の中の笑いの沸点の高い低いが、技術云々以上に作品の品質を決めると思う。
〉
これは、笑い上戸の人が言い小説を書ける。という学説ですか?
それとも、
逆に、笑えない人がよい小説を書けるのですか?
〉一番面白い小説を読ませるには、子供を囲って、マンガやゲーム、テレビ、映画なんかも見せずに、夏への扉を与えることだろうなと思った。
あれ、?? 小説を読んでも、その感動をドキュメンタリーにする人がいるのではないでしょうか?
映画のドキュメンタリーで小説を書けるなら、小説のドキュメンタリーで映画も作れるのではありませんか?
どきゅんといわれる人のメンタリティーではありません。……念のため。
蛇足。
早々 X拝
題名と枕と読みにくさでだいたいだめな
ので興味をもたされない、最後まで読め
ないのだけど、感想につ
られて読めました。
暗黒面に憧れる猟奇小学生のメンタリティ
がなんか短編にふえたんかなー、
自閉的だなーと考えますが、
最初の投稿が暗いテーマになりがちなのは
恥ずかしながら公然の秘密だよ。
カッコーは別の種の巣に生みおとされ
卵からかえると他種の卵を落としたり
子供を落とし殺しエサをたくさん義親
から食べる、、
との暗喩のテーマは笑えない。人間の
弱肉強食を現実論としてあげたがる
ことが、宙吊りにたえる為の知性や
胆力のなさを感じるので寒いのです。
人間は畜生、ケモノである。
だから
はやく人間になりたい、は文学なのだろう。
〉これな
らここを読んだ方が楽しい。
〉http://kokoro.squares.net/
〉
〉ミもフタもないけど、書いてる人の中の笑いの沸点の高い低いが、技術云々以上に作品の品質を決めると思う。
〉
〉一番面白い小説を読ませるには、子供を囲って、マンガやゲーム、テレビ、映画なんかも見せずに、夏への扉を与えることだろうなと思った。
第120期 #6 11/12(日)
よく広告に、使用前・使用後、と、いう写真が使ってある。
この小説にそれを感じた。
話せば長い事ながら、人の心に響く価値。決して値段の付ける価値じゃないことを知りました。涙ながらに語る人。嬉し涙に思わず知らずにもらい泣き。ああ人生。生きていてよかったなぁ……。
と、いうなが〜〜〜い。はなしを書き上げた作者が。投稿するために、あそこを削りここを切り、人の話をはじめは書いて、やがて思い余ってすべて消し。あった事実は長すぎて、あまった描写は意味を持てずに伝えることが定まらず。
結局、最後に自分と価値を書いてみた。しかし、自分の価値が読者の価値とどうにも同じ重さの価値とは思えず。最後の最後に、すべて投げ捨て、書けない理由の説明に知恵遅れをシーソーの向こうに置いて、自分が登場した。
そして、自分偏見を書くに当たって、偏見の前か後か。偏見の使用前か使用後か。 ハッキリさせるのは沽券にかかわると、偏見あるかないか、あいまいに偏見だけを書いた。
そんな、読後感です。
第百二十期 #七 涙のあと
中華包丁でざくざく切り刻んでいる感じが小気味良い。幼少時の回顧にしては文章の硬さが気になっていたのだけど、最後で腑に落ちた。そこでコミカルにならないのもかっちょいい。欲を言えば、一文目も現在形にしてもらえると、更に暴力的で格好良かったのだけど、多分、計算して書いているのだろうし、文句はないです。
ぬいぐるみとの会話でどんな作品にもなり得る可能性をはらんでいると思うし、硬さに終始せずやり取りを入れたのは、読む側として楽しく、書く側も息苦しくないんだろうな。ここをどう使うか割り切れていない感も多少受け取れるのだけど、そういうのって試行錯誤だもんね。
〉
2006年らしいよ。
知識おくれや知性おくれと言う言葉がなくてー
人とつながるのは知識か知性か知恵かー
愛するというのは技術であるーEフロム
というのは単純な提言でなく~
本を読むほど馬鹿になり~
幸せか不幸せかしかないのかも~?
勝ち負けもあるけどー
さて、未来完了形で語られることでは、
現実形と過去形もかたちや意味がかわるらしいっす。
6年前に聞いた言葉、
それを最近思い出した意味、
また6年後にふと思い出したときには
言葉はどんな意味や、過去になっているんだろうか。
第120期 #6 11/12(日)
〉
〉ほう、と思った。意外性がある。価値観がブレイク、スルー。
#8 おとなの
最後、大人のオモチャじゃなくて何かの食べものだったってこと?
本をよく読んでる人っていうか、文章を書く人っていうのはこうゆう妄想はいくらでも書けるんじゃないのかなって思う。文字を書くっていうこと自体が自分の考えを外部化することで、その外部化自体に対して、批判や注釈をくわえていってつくる突飛な妄想。
こういうのは飽きた。たしかに書き始め、読み始めは、言葉だからこそ作れた思考の様式に夢中になるけど、だんだん見飽きてきた。
もちょっと進めることができるんじゃないのかなって思った。どっち、って分からんけども。
〉#8 おとなの
〉
〉最後、大人のオモチャじゃなくて何かの食べものだったってこと?
〉
〉本をよく読んでる人っていうか、文章を書く人っていうのはこうゆう妄想はいくらでも書けるんじゃないのかなって思う。文字を書くっていうこと自体が自分の考えを外部化することで、その外部化自体に対して、批判や注釈をくわえていってつくる突飛な妄想。
〉
〉こういうのは飽きた。たしかに書き始め、読み始めは、言葉だからこそ作れた思考の様式に夢中になるけど、だんだん見飽きてきた。
〉
〉もちょっと進めることができるんじゃないのかなって思った。どっち、って分からんけども。
作者の立場で感じると。どっちに進むか聞かせて欲しいと、思うんじゃないでしょうか?
私は、同時・同期・同情が、方向として上げられると感じます。贈り物ならお歳暮お中元。人間関係ならセクハラや、お金持のおすそ分け。落語でも金持がケチで笑われる。その枕はいまの話題や季節の挨拶でしょう。その辺から書けばもっと、小説の入り口で読者をつかめるのではないでしょうか?
ぼくはなゆらちゃんを買いかぶりすぎてまして、
ブラックインディアンやピンクのてらてらを
おかずにわさびのせてオエオエフェラしながら
食べるのを想像したのね、
てか、そこまでハードコアな人じゃなかったね。
たんなるオタク少女がもらったみやげを
妄想楽しでっせーのレベルでがっくし。
なぜオカズとエロ本を呼ぶのか考えてほしかった。
エロビデオみながら白ご飯を貧乏青年が
食べる笑い話はおおかったからね。
女もそこまで来たか、と勘違いした。
〉〉#8 おとなの
〉〉
〉〉最後、大人のオモチャじゃなくて何かの食べものだったってこと?
〉〉
〉〉本をよく読んでる人っていうか、文章を書く人っていうのはこうゆう妄想はいくらでも書けるんじゃないのかなって思う。文字を書くっていうこと自体が自分の考えを外部化することで、その外部化自体に対して、批判や注釈をくわえていってつくる突飛な妄想。
〉〉
〉〉こういうのは飽きた。たしかに書き始め、読み始めは、言葉だからこそ作れた思考の様式に夢中になるけど、だんだん見飽きてきた。
〉〉
〉〉もちょっと進めることができるんじゃないのかなって思った。どっち、って分からんけども。
〉
〉 作者の立場で感じると。どっちに進むか聞かせて欲しいと、思うんじゃないでしょうか?
〉
〉 私は、同時・同期・同情が、方向として上げられると感じます。贈り物ならお歳暮お中元。人間関係ならセクハラや、お金持のおすそ分け。落語でも金持がケチで笑われる。その枕はいまの話題や季節の挨拶でしょう。その辺から書けばもっと、小説の入り口で読者をつかめるのではないでしょうか?
〉
愛するとは技術である。
愛するということ、エーリッヒフロムより
技術には定量と際限無しがある。
ここまで覚えればよい、と
道に終わりはない、と。
原題はアートおぶliving だったかな?
技術とは芸術の域まで
技術とは創造だと。
聴くということー最終セミナーの原題は
こらまたTheartof listeningだってさ
きく、には聞く、もあるが
聴くは傾聴のきくで心が書いてあるからね
#9 前進
もそもそひとりごちた感じの内容で、いやいやそんなことないでしょ、って思って読んでた。いろいろ言いたいことがあるなあと思ったからには、そこそこ楽しめたのかなと思う。
これって自分のことなの? 自分のこととか書かれても別に楽しくないんだけど、という一定の批判もあるけど、まあいいのかなあ。
第120期 #10
十五歳の魔法
もう5年も前に書いた話だった。なんだかすごくぎこちない文体なのはなんでなんだろうかなと思う。
頭をなでるとなんだか気持がいいねということを、もっと荘厳するための話だと思う。
最後の一文は、「新樹の言葉」の最後から盗んだものだというふうに覚えています。
#16
完知
ちょっと面白かった。これで、なんとなくストーリーらしきものがあってすっごく長い長編だったら読みたいなあなんて思った。ぜんぜん投票する気なかったけど、入れるんだったらこれだったかも。
歸りに車軸の様な雨に見舞われた。私は黒魔術を使ったのだと確信した。何故ならその瘢痕が未だに右の二の腕の裏にある。
なんてところはすごく想像力をかきたれたれた。何かがはじまりそうな一文があっても、読みとろうとする読者がいなければ成立しない。人物のない絵や写真、ボーカルのない音楽、それから、ストーリーのない文章。これらが読めない人はもう相手になんかしない。まさか、そんな、冗談ですよ。
#15
もしも娘が生まれたら
抜かしてた。
面白かったんだけど、なんだか喉につっかかる感じ。私が小説を読むのは、異質な新しさを感じたいためであって、こういう使いなれた安堵感が欲しい訳じゃない。
かといって「使いなれた安堵感」が嫌いな訳じゃなくて、こーやっていざ感想を書くとなると、コンテストで投票ってなると、自然に弾いてしまう部類。
こーいった、民話風の作品はいたるところで見かけるし、もちろん「異質な新しさ」もいたるところで、どっちもありふれたものではあるんだけど、なかなか、折衷した作品には出遭えないなと思う。
テクニカルなところだと、行をはさんで7年後って飛躍が妙に気持ち良かった。
こんなに時間が経たないと気付かないんだなーって。
こちらの面白さを立てればあちらの面白さが立たずで、バランスって難しいよなって思った。
#17
『誰がために潤う風』
この空気を崩さずに、もっと筋書きを分からせることはできないものかなと。
この彼はどの彼だとか。でも正直、じつは彼がどの彼を指し示しているかなどは、そんな重要じゃないんだな、って読んでて思った。
いやーでも、文章を読んでるだけで気持ちいいんだけど、二回目読み直して意味がはっきり分かった方が面白かったので、やっぱりもったいないな。
結末まで、じっと中心のことを避けて書いてるのが、忍耐力いりそうだな、と思った。
〉第120期 #10
〉十五歳の魔法
〉
〉もう5年も前に書いた話だった。なんだかすごくぎこちない文体なのはなんでなんだろうかなと思う。
なぜ、いま投稿したの? 時代性を感じました。なんかいま誉めるというか、
肯定する。そうだよ。いいんだよ。 と、いうサインが求められているような時代だと、
いっているような気がします。
〉頭をなでるとなんだか気持がいいねということを、もっと荘厳するための話だと思う。
〉最後の一文は、「新樹の言葉」の最後から盗んだものだというふうに覚えています。
頭をなでるのは子供をほめる。……ですが。ふしぎですね。なぜ、??
なぜることで、肯定・賞賛 の、価値が共有できるのでしょう?
追伸
カンボジアだったかと思いますが。子供の頭をなぜてはいけない。
侮辱するボディタッチなんだそうです。日本にはマイナスのタッチはないですよね。
世界はおなじだが、ちがいがありますねぇ……。
アイデアはいい。まず、こうかくと、次に何を書けばよいか?
では、率直に読後感に進もう。絞りカスを出されたようでとまどった。
どこかの総理大臣が話しにいったら、チーズしか出さなかった。と、不満たらたら、チーズなんだから酒は出したんだろう。おからとか、酒粕料理もある。
どちらもカスに違いがない。アイデアはいいが、カスを読まされた。そんな感じだ。読後感です。
さてさて、もちろん、作者のアイデアと読者のアイデアがおなじである。
そんなわけはない。どんなアイデアであったのか。想像するに、
ダチョウの遺骸の肋骨に、金時計の鎖が引っかかって揺れている。風も感じないのに揺れている。
そんな、はなしとか、
ブーフストロガナスが、ゆうくりと腸にくだっていく。とか、エッセンスを
吸い出してしまう。存在、生命、お手前、摂生のことを書くと、ひらめいたのだろう。
で、出てきた結果が。かすだった。わけだ。 いやけしてチーズが腐っていたとか。なんくせをつけるわけじゃありません。絡むつもりもありません。
面白かったんですよ。たた、カスだと感じた。 ……のです。
石川順一と伊吹羊迷がなんか近いけど
やっと面白くなってきた
和久和久もおもしろかったけどね。
〉完知
〉
〉ちょっと面白かった。これで、なんとなくストーリーらしきものがあってすっごく長い長編だったら読みたいなあなんて思った。ぜんぜん投票する気なかったけど、入れるんだったらこれだったかも。
〉
〉歸りに車軸の様な雨に見舞われた。私は黒魔術を使ったのだと確信した。何故ならその瘢痕が未だに右の二の腕の裏にある。
〉
〉なんてところはすごく想像力をかきたれたれた。何かがはじまりそうな一文があっても、読みとろうとする読者がいなければ成立しない。人物のない絵や写真、ボーカルのない音楽、それから、ストーリーのない文章。これらが読めない人はもう相手になんかしない。まさか、そんな、冗談ですよ。
〉〉第120期 #10
自分としては、最近の短編には物語成分が足りないなーって思って投稿しました。何か困難があって、それを解決してオッケーオッケーという非常にシンプルな骨格が最近の投稿にないので、かっちりしたフレームの今回の話を投稿しました。最近の面白いなと思えるのはテキスト自体が面白いか、実はこうでしたーみたいな意外性の面白さだけで、なんでこういうオーソドックスな解決がないのかなって思って。
〉〉十五歳の魔法
〉〉
〉〉もう5年も前に書いた話だった。なんだかすごくぎこちない文体なのはなんでなんだろうかなと思う。
〉
〉 なぜ、いま投稿したの? 時代性を感じました。なんかいま誉めるというか、
〉肯定する。そうだよ。いいんだよ。 と、いうサインが求められているような時代だと、
〉
〉 いっているような気がします。
世相として肯定的なムードが欲しいなーっていうのは、意識しなかったのですが、かっちりしたフレームの作品の中で、わざわざこれを投稿したのはそういう無意識があったからなのかも、と思わなくでもなかったです。
〉〉頭をなでるとなんだか気持がいいねということを、もっと荘厳するための話だと思う。
脳科学とかで説明できてるんじゃないでしょうかね。理由は知らないです。
〉〉最後の一文は、「新樹の言葉」の最後から盗んだものだというふうに覚えています。
〉
〉
〉 頭をなでるのは子供をほめる。……ですが。ふしぎですね。なぜ、??
〉
〉 なぜることで、肯定・賞賛 の、価値が共有できるのでしょう?
でも撫でると気持ちいいのは知っているので私の中の事実です。
〉 追伸
猫が別の猫の頭を肉球でぽんぽんしてるときも、ケンカの前兆ですね。
〉
〉 カンボジアだったかと思いますが。子供の頭をなぜてはいけない。
〉
〉 侮辱するボディタッチなんだそうです。日本にはマイナスのタッチはないですよね。
〉 世界はおなじだが、ちがいがありますねぇ……。
私も男同士では頭は撫でません。子供の頭も撫でないですね。てかまあ、この小説で誰でも成立してるみたいなこと書いてましたが、よく考えたら、私は頭撫でるのも苦手だし、撫でられるのもごくごく身近な人以外腹が立ってましたね。肩も背中もさわられたら嫌ですね、返って怒りを覚えていました。
書いてることと書いてる人もちがいがあるんですねぇ……。