#16
完知
ちょっと面白かった。これで、なんとなくストーリーらしきものがあってすっごく長い長編だったら読みたいなあなんて思った。ぜんぜん投票する気なかったけど、入れるんだったらこれだったかも。
歸りに車軸の様な雨に見舞われた。私は黒魔術を使ったのだと確信した。何故ならその瘢痕が未だに右の二の腕の裏にある。
なんてところはすごく想像力をかきたれたれた。何かがはじまりそうな一文があっても、読みとろうとする読者がいなければ成立しない。人物のない絵や写真、ボーカルのない音楽、それから、ストーリーのない文章。これらが読めない人はもう相手になんかしない。まさか、そんな、冗談ですよ。