第227期決勝時の投票状況です。5票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
1 | 妹にクッキーを、 | いぶき | 2 |
8 | 豚飼いの野望 | 瓶八 | 2 |
7 | くしゃみ代行株式会社 | Y.田中 崖 | 1 |
細かいところで気になる部分はあるけど、そういったものを無視できるくらい力がある作品。(この票の参照用リンク)
やはりこの作品が好きです。読んでいて、心がほっこりとさせられました。姉妹、仲がいいのが素敵ですね。
『豚飼いの野望』は、確実な税収が見込める峠道及び宿の整備を領主も大公も一切気にかけないのが、やはり腑に落ちませんでした。
『くしゃみ代行株式会社』はVガンダムの”エンジェル・ハイロゥ”を思い起こさせました。きっと”くしゃみ”という形でサイキック能力が吸い上げられているのでしょうね。(この票の参照用リンク)
再読して違和感がないのが本作だった。次々に現れては消えていく登場人物たちの人間くささと海外翻訳を思わせる文体、何より物語としての完成度が他作品より秀でていると感じた。ラストの絵も面白い。噛むほどにじわじわくる、スルメ的作品。(この票の参照用リンク)
予選でも書いたけど、豚飼いの、良く分からない情念だけで物語が進んでいく感じが面白いと思った。
現実というのは案外こんなもので、その人がどう考えて、どう行動したかに意味を与えることは、本来できないのかもしれない。
もちろん、物語に意味を与えるという方向での書き方もアリだし、表現として必要だったり面白くなったりする場合もあるのだけど。(この票の参照用リンク)
文章力が高く、全体的に安定感があると思いました。最後の独特な表現方法も、前半がしっかりしているので不気味さがしっかり際立っています。テーマ性というか、書きたいことがわかりやすいのも良いです。(この票の参照用リンク)