第157期決勝時の投票状況です。5票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
16 | 存在 | euReka | 2 |
2 | 本の主 | しま | 1 |
15 | 出産後五十倍に伸びる | qbc | 1 |
- | なし | 1 |
ラジオドラマで聞いた作品と近い感じがして、予選の時はこの作品に1票投じるのをやめたんです。でも、やっぱり、この雰囲気は好きです!! ということで。(この票の参照用リンク)
既存の言葉で窓を拵えてそこから新しい風景を見せてくれる話が好きだ。そういう話は普遍を描いている。今期はどれも鮮烈さに欠きいい出会いがなかったが、この作品だけは別だった。色を色と、存在を存在と認識するとはどういうことなのかが、失われた色と境目の存在によってあぶり出されている。私たちはなぜそれがそれそのものであると認識できるのだろう?
蛇足かもしれないが、「青い土曜日事件」からカレンダーを連想した。調べてみたら、日曜日の赤は輸入ものだが土曜日の青は日本だけで特に理由はないらしい。しかし他の色にすると売れないんだとか。ここにも認識の妙があるなと思った。(この票の参照用リンク)
予選で入れませんでしたが、今回読んで見て良さに気付きました。(この票の参照用リンク)
読後感がいちばん悪かったので。人間の「悪」とされているものの源とはなんなのか、考えさせられました。
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#2 本の主
アイデアは悪くないと思うが、単にそのアイデアを紹介しただけで終わっているという感じがする。
#3 程好く甘くて酸っぱくて苦くて辛くてしょっぱくて
これは小説ではないでしょう。
#15 出産後五十倍に伸びる
なんとなく面白そうなネタをひろってきて書いてみただけという印象。文章や構成は上手いが、そこから先が小説なのにと思う。(この票の参照用リンク)