全投票一覧(日時順)

第125期決勝時の投票状況です。4票を頂きました。

#題名作者得票数
10手乗り象の夢あかね2
2小石mohu1
-なし1

2013年3月6日 3時12分28秒

推薦作品
手乗り象の夢(あかね)
感想
『小石』
箇条書きにしてリズムを生み出すのは確かに効果的かもしれないし軽めの文章ともマッチしているのかもしれないけれど、残念ながらあまり面白いと思えませんでした。軽い話を軽く書くのではなく、例えばこのテンポや軽さでもって重いテーマを描かれていたらまた違っていたかもしれません。(軽いって言葉に他意はないです念のため。)

『手乗り象の夢』
非日常が日常化している夢特有の感覚や、「愛情を持って接してやりながら、どうすれば、驚かしたり、さみしがらせたりできるのか? よくわからなかった。」という文章のやや冷めた人間くささみたいなものが静かに響いてきて好みでした。
ただ、体裁や文章がやや粗いようにも感じました。ほか二作品が体裁や構成を工夫されているので余計に目立ってしまったのかもしれません。単に文章のテンポというか呼吸みたいなものが私とは合わないだけなのかもしれませんが。

『内地のイメージ』
その土地に対する偏ったイメージを逆手に取っていて、とても面白かったです。三作品の中ではもっとも文章が練られていて読みやすく、注を使った構成も巧いと思いました。
ただ、話全体としてはちょっと物足りなく感じました。このオチだと「こういうこと言われたんですよ」って遠回しに書いた日記みたいな印象があります。いっそのこと熊を出すとか、もっとはちゃめちゃにしてもよかったのでは。

というわけで『内地のイメージ』と悩んだのですが『手乗り象の夢』に一票。(この票の参照用リンク

2013年3月5日 10時1分49秒

推薦作品
なし
感想
 どれもいい作品で、決められない。どういう雑誌を作るか?

 そう考えると、どれも落とせない使える作品だと、……すでに1票は入っているので、読者の気持にお任せ。

 ところで、リスニングルームは、名前の大事なことを改めて感じた。
 ルームには空間から転じて、余裕とか、逃げ場の意味もあるらしい。そう使ったのだろうと感じたが、そうは働かなかった。私の場合であるが、推薦されていると思って読み返すとそれなりの迫力と存在感があったが。部屋の空間まで、逃げ込む異次元のイメージは疑問で、……ネーム度ミスだと感じた。 つまり、めいめいの失敗。 だろう。 彼女の口紅の色が見えたらまた違ったかも……(この票の参照用リンク

2013年3月2日 23時27分29秒

推薦作品
手乗り象の夢(あかね)
感想
 どれも魅力的で迷ったが、こちらを選んだ。
 他の二作はどちらも形式がユーモアで読み応えがあり面白い。特に「内地のイメージ」は私自身道民であることもありかなり好きな作品である。二行目から違和感に眉をひそめ、まもなく事態を理解して笑いがしばらく止まらなかった。
 しかし「手乗り象の夢」は他作品と比べてより「すごいな」と思える空想だった。ありがちな発想なのかどうかは分からないが、文章の雰囲気が内容と馴染んでいるからか、作者自身の世界観として確立されているような気がした。夢で見たことを整えながら書き起こしたのかな、という印象。(この票の参照用リンク

2013年3月1日 12時6分37秒

推薦作品
小石(mohu)
感想
予選でも投票させていただきました。
箇条書きによってリズム感が生まれること、1000文字小説とは思えないほどストーリーが展開されているところが好きです。(この票の参照用リンク

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