海坂さん、こんにちは。
お忙しい中、長文に目を通していただいて、
しかも思いがけずお返事くださり、ありがとうございます。
〉 この時に「新人」の方の作品をわざわざピックアップして感想書いたの、私でしたね。
〉 いま読み返してみましたけど、我ながらなんともはや遠慮ないことを書いてますね。
〉 今さら遅いですけど、どうも精神的に負担を掛けてしまったみたいで、心苦しく思います。
いえ、とんでもないです。
このサイトに投稿するからには、覚悟してのことだったので、大丈夫です。それに、内容的にも、自分でわかっていた点のご指摘が多かったので、ああやはりそう感じるんだなあ、というふうに受け止めることができました。むしろ「こんな中途半端なものを投稿してしまってすみません」という気持ちでした。評をいただけたこと、嬉しかったです。しかも新人なんて呼ばれて。ホントに。狂喜乱舞です。(笑)
そのくせ……次の『リンゴ〜』は、いただいたアドバイスを見る前に書いたんだから関係ないぜ、という、実はこちらこそ非常に失礼な態度を取っていたことを、懺悔しておかなければと思います。本当にすみません。最近、やっと感想を参考にしようという気持ちが持てるようになってきたように思います。(以前は、次を投稿してから感想を読ませていただいたりしていました)
〉その時々の全力を尽くして書いているつもりなんですけども、後で読むと、なんでこんなキンキンに力む必要があったのかと思うことも少なくないです。
ある意味、力んでいただけるなんて、ありがたいことです。ありがたすぎます。(笑)
せめて力むなり、できれば酔うなり、していただくに値する作品を出したい、と思うと、己の稚拙さに滅入って、投稿できなくなります。毎回投稿する、と課しているのは、臆する気持ちをねじ伏せるためでもあります。
それと、私はむしろ、批判的な感想(批評?)が書けなくて、申し訳ないです。私の感想を読んでも、何も参考にならないだろうと思いつつ、なるべく作者の思いに沿った読みを心がけて全感想を書いています。(もちろん、あくまでも、自分が想像した「こういうことを書きたかったんだろうな」というものでしかありませんが)
投票も、サイトを盛り上げたいと思うのに、なかなかできません。選ぶのが難しいからです。でも今回、全感想を書いて、ちょっと投票したかったな、という気になりました。とにかく、投稿するにも、感想を書くにも批評するにも、投票するにも、感想や投票結果を受け止めるのも、このサイトは難しい(厳しい)です。でも、だからこそ、サイト『短編』だ、という思いが私にはあるので、お忙しい中読んでいただいて、的確な批評をいただけるのは、本当にありがたいです。
タンソさんと同じく、わかってもらいたい、という気持ちは、ものすごくあるけれど、長月さんと同じように、感想に返事をしない、と決めています。(ときどき書いてしまいますが…。)いただいた感想や批評に対して、お返事したり弁解したりしたい…! と思ってしまうけれど、それは作品で応えていこう、と思って投稿させていただいています。うまく反映できているかどうかはわかりませんし、まったく違う方向を考えたりもします。でも、そうやって続けているうちに、「あれ、うまく伝わらなかった。なんでだろう?」と思う余裕が出てきたように思うから、やはり投稿する、書き続けることって、大切だなあと感じています。その意味で、ぜひタンソさんに書いてください、と、私も思います。
でも、ホントに臆病な人って臆病なので…。それがまた美しかったり。宣伝みたいで申し訳ないですが、私もみなさんからの投稿を取りまとめる活動をしています。どんなレベルの方でも、ご自分の未熟さというのはご本人が一番感じるようで、「こんなの出していいんでしょうか…」という方が多くて、びっくりします。「5枚描いて一番良い1枚だけ選んで投稿した」なんて聞くと、本当にもう、嬉しいけれど申し訳なくて。そして、そんな思いが、綺麗だなあ、と思うから、投稿してくれたものに対して、「ありがとう」という言葉になります。プロの世界、あるいは、このサイトの批評の的確さとは、まったく反対の場だと思っています。ベタベタしてます。今これを書いていても、ここに書く違和感を感じています。(ご不快に思われる方、申し訳ありません)
〉高みの見物、というつもりは勿論ないのですけど、結果としてそうなっていたら同じことだし。頑張ってまた千字書きたいと思います。
新作が拝見できるなんて…!
嬉しいです。ぜひ。楽しみにしています!
〉 なるほど……長月さんは明らかに肯定的な評価として書かれたんだろうと私は思っていました。タンソさんの書き込みは、それだけの言葉の力を持っていたから。
はい。長月さんの視点から考えれば、私も、そのお気持ちはわかるんです。
タンソさんの言葉の力、というのも、よくわかります。
迷いましたが、ここはあえて、そうでない視点から言い切ってみました。たぶん、このサイトの常連の方達は、長月さんのコメントを海坂さんのように受け取ってらっしゃる方が多いだろうと思ったからです。(一応、「その意味で」という言葉で、ある視点からとらえると、というニュアンスを出したつもりでしたが、長月さんが気分を害されていたら、申し訳ないです)
それにしても…海坂さんに
〉 大変心のこもった言葉に感動しつつ読ませて頂きました。
と書いていただいておいて、なんとも心苦しいのですが…。私の146の書き込みこそ、まるで小説のようです。もちろん、書いているときは、言いたいこと伝えたいことを書こうとしているし、嘘を書いているつもりはないのですが、違う視点も違う考えもあって、そのいくつもの考えの中から、限られた部分しか文章化できないので、まるで偽善者かと思うほどの文章になっている気がします。
そもそも、今回の一連の議論を拝見して、「ああ、その意見もわかるし、でもこっちの反論もわかる」と思って、参加しないまま収束するのも惜しいと思いつつも、自分が今更何かを言う必要もないな、と思っていました。けれども、137,140,142の、タンソさんと長月さんのやりとりを拝見して、もしかしたらタンソさんはこう思ってらして、それが他の皆さんには伝わっていないんじゃないか、と思ったので、書かせていただきました。代わって反論するような気持ちで書いたために、一方からの見方が強い文章になっていると思います。
プロであれば、読者の感想や批判に、いちいち反論している機会はあまりないと思いますし、それが許されない部分もあると思います。作品は作品だと割り切ることも必要でしょうし、それができなければ作家自身がつらいと思います。でも、今ここでせっかく会話なり議論なりをしようとタンソさんが決心して書き込んで、皆さんもお返事をしているのに…。「やっぱり、考えが違うんだね」という結論は、それはそれでひとつだと思うのですが、そうではないように思えたので、書かせていただきました。
〉 もし私も次期に寄稿できたとすれば、タンソさんの作品と並ぶことになるんでしょうか……楽しみです。もちろんなべさんの作品も。そしてタンソさんもまた掲示板にも帰って来てほしいものですね。
ありがとうございます。
とても嬉しいです。
タンソさんにも、届いていることを願います。