第272期予選時の投票状況です。3人より5票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
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1 | 回遊する魚達 | OS | 2 |
2 | セーブポイント | 蘇泉 | 2 |
5 | アイドルオーディション | euReka | 1 |
文章数1000文字というのは、よくピッタリに出来ているなと感じました。最初は平凡な話かと思いきや、喉に刺さった骨が成長するという意外な展開に驚かされました。ラストは主人公が逝ってしまうのかなと思っていましたが、主人公が助かったことで安心しました。最後に、展開の入れ替わりが凄いなと思ったので、選ばせていただきました。
「セーブポイント」は、いわゆる転生ものですが、心境好きな私には難しかったです。
「キス」は、恋愛系でしたが「甘い」と「苦い」が両立していて、どっちがどっちか分からなくなってしまいました。ラストはもう少し分かりやすくしてほしかったです。
「青春の物語」は、小説のルールを守っているのか、空白を開けるなどの工夫がしてありましたが、ラストに恋愛系に持っていくのか、ホラー系に持っていくのか気になりました。途中までの内容はめちゃくちゃよかったです。
「アイドルオーディション」は、展開が少し早いと思いました。内容が良かった分、展開を重視していければいいと思いました。(この票の参照用リンク)
喉に刺さった小骨が魚となって泳ぎ出す、それは小さな違和感を最後には現実として受け止める隠喩だったのでしょう。用意された料理はおいしそうでしたね。
『青春の物語』は、恐ろしいですね。このようにして世の女性達は狼の餌食となっていくのでしょう。「別にいいけど……」のあとの転落の様こそ読んでみたかったです。
(この票の参照用リンク)
スターバックスで特定の注文をすることが、人生というゲームのセーブポイントに戻れる方法で、そのためにスターバックスが存在しているという設定がとても面白い。
長編小説のアイデアとしても使えそう。(この票の参照用リンク)
スタバはそういう理由で世界展開していたのですね。ということは「ゲームは人生だ!」いえ、「人生はゲームだ!」なのですね。…最近スタバの店舗が減っているそうで、それは恐ろしいことですね。(この票の参照用リンク)
自分の”心が醜い”と思い込まされてしまった少女がその呪縛に苛まれながらも最後は…。良い話かどうか自信が持てないながらも、どうも良い話っぽい、というのが、読み手にいろいろ考えさせる仕組みとして面白いと思いました。(この票の参照用リンク)