第257期予選時の投票状況です。3人より5票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
1 | 大学辞めたい | 蘇泉 | 2 |
3 | もう二度と行きたくない街 | euReka | 2 |
2 | 出会いがしら | 柴野 弘志 | 1 |
これ好き。
うまく騙されたし、7年間の常連の連帯感のようなものが出てきて、ほんわかする。
もう3年生先生という語呂も良い。(この票の参照用リンク)
ラジオの悩み相談が今の時代にも存在するのかよく知らないが、こういう気楽な悩み相談って悪くないなと思う。
悩みそのものを解決できなくても、悩みを誰かに聞いてもらったり、誰かの悩みを聞いて共感することで気持ちがほぐれたり、救われたりすることもある。
今の時代は、自分一人で問題を抱え込む人が多いのかもなと、この作品を読んで何となく考えた。(この票の参照用リンク)
何だかわからないが、最後のセリフが生きている。
何故始まったのかもわからない、馬鹿らしいが、本格的に生活を破壊する。そんなことが起きているよね。という。(この票の参照用リンク)
旅行先で巻き込まれた災難、過去の因縁に囚われた対決の結果、灰燼となった街でカフェの主人にかけられた一言は…。落とされることを期待して読んだ結末が落とされなかったことで、特別な余韻が感じられました。現在の世界中の人が感じる慨嘆と言えるでしょう。
『出会いがしら』は逆に、この展開ではあまりにありがちな結末だったので、驚きが感じられませんでした。この内容であれば、空行と改行を少なめにした方が読みやすいと思います。
『大学辞めたい』は、落としどころは分かりますが、進級できなければ普通は8年で、三年生になってからは4年で放校になりますし、大学教員は最近は任期付きなので、業績がなければ普通に5年か、場合によっては3年で職を失います。大学の講義が肌に合わなくても、社会で立派に働くことができている人も多いですし、合わないことは三年以上は続けない方が良いでしょう。ちなみに”決まってすること”は routine なので、”ルーティング”の最後の”グ”は無い方が一般的でしょう。(この票の参照用リンク)
自分には死んだ自覚はないのに、実は死んでいたと。
そういう風に死ねるのは、ある意味で幸せかもしれない。
人間はどう生きるかと同時に、どう死ぬかも考えないといけない変な生き物だ。
この作品を読むと、どう死ぬかを少し考えさせられる。(この票の参照用リンク)