第224期決勝時の投票状況です。4票を頂きました。
# | 題名 | 作者 | 得票数 |
---|---|---|---|
5 | あふ、あふれ、あふれて、 | テックスロー | 2 |
4 | 井の中の蛙 | kyoko | 1 |
7 | 春を吸う | Y.田中 崖 | 1 |
自分の欲しいものを与えよう。 同情して欲しい? 好きになって欲しい?
小説を書きたい? のは、??? 参加して楽しいみたい? 誉められたい? (この票の参照用リンク)
#4
心の動きを丁寧に描写されている点は好印象。ただ、題材としては使い古されており、よくある話の流れで終わっているのが惜しい。ひねり、もしくは新しい組合せで読み手に印象づける工夫が必要だと思います。
#7
拙作。三人でうだうだしてるのを書くには字数が足りず。感想で「説明不足」と指摘いただいていますが、描写を削りすぎたのはよくなかったなと反省。「チューブ状の呼吸器〈鼻〉」に違和感。いかに説明せず描くかは永遠の課題ですね。
#5
アナウンスの掴みから、怒涛の脳内語りによるキャラづけ、脱線していく連想と、読ませ方がうまい。オチはよくあるやつ?なんですが、最後にボケをつけてくるのがニクい(にゃん、じゃねえよ)。最初と最後で語り手への印象がじわじわ変わっていくのが面白いと思います。(この票の参照用リンク)
改めて読むと、現実とどう向き合うかを語っている点に好感が持てるなと思う。
住み慣れた世界に居続けることと、新しい世界に踏み出すことの葛藤は、そのまま、現実とどう向き合うかということでもある。
また、どちらの道を選んでも、世界は現実として存在しながら、われわれに何かを問いかけてくるし、われわれは常にそれに答え続けなければならない。(この票の参照用リンク)
多面的に楽しむことができました。
他の作品は見せたいもの、感じさせたいものがひとつあって、それはうまく伝わってくる感じ。どれも好きです。
でもこの作品は、作り込まれているのかセンスなのか、世界観が立体的で、ひとつの見方をなぞって終わり、ではなく、読み込み要素があるように感じます。あとは好みの強弱です。(この票の参照用リンク)